【違い】RM-G276NとRM-G245Nを比較!27型WQHDに上げると何が変わる?

【違い】RM-G276NとRM-G245Nを比較!27型WQHDに上げると何が変わる?

テレビで知られるレグザが手がけたゲーミングモニター、RM-G276NRM-G245N。2024年末に前後して登場した兄弟モデルで、パネルの素性やゲーム向けの機能はきれいに共通しています。

分かれるのは画面の大きさから先の部分です! 27V型WQHDの上位を選ぶと何が上乗せされるのか、仕様表を1項目ずつ突き合わせて整理していきます。

編集長

同じシリーズなので、悩みどころは「上位に手を伸ばすかどうか」の一点なんですよね。判断材料をひとつずつ並べていきましょう!

結論
ゲームも作業も1台でこなすなら
RM-G276N 27V型でWQHD。画面が広く、情報を並べて置けます
スピーカーを別に買いたくないなら
RM-G276N 2W+2Wを内蔵。RM-G245Nは音を出す手段を別に用意することになります
机の幅に余裕がないなら
RM-G245N 幅54.2cm・約3.5kgと小柄で、置き場所に困りにくいはずです
フルHDのゲームが中心なら
RM-G245N 180Hzと1msはそのまま。費用を抑えて速さだけ確保できますよ
目次

RM-G276NとRM-G245Nのスペック比較

項目RM-G276NRM-G245N
画面サイズ27V型23.8V型
画素数2560×1440(WQHD)1920×1080(フルHD)
最大リフレッシュレート240Hz180Hz
表示色約10億7300万色約1677万色
HDRVESA DisplayHDR 400/HDR10HDR10
スピーカー2W+2W(内蔵)非搭載
輝度(標準)340cd/m²280cd/m²
最大消費電力47.0W33.0W
質量(スタンド含む)約5.0kg約3.5kg
パネルタイプFast IPSFast IPS
表面処理非光沢非光沢
応答速度1ms(GTG)1ms(GTG)
コントラスト比1000:11000:1
色域DCI-P3カバー率90%超/sRGBカバー率99%DCI-P3カバー率90%超/sRGBカバー率99%
視野角左右178°/上下178°左右178°/上下178°
Adaptive-Sync対応対応
画質モード7種類(FPS/RTS・RPG/MOBA/レーシング/標準/映画/スポーツ)7種類(FPS/RTS・RPG/MOBA/レーシング/標準/映画/スポーツ)
照準表示3種類3種類
フリッカーフリー対応対応
ブルーライト低減モード対応対応
映像入力端子HDMI×2/DisplayPort×1HDMI×2/DisplayPort×1
ヘッドホン端子1系統(3.5mm3極ステレオミニジャック)1系統(3.5mm3極ステレオミニジャック)
チルト角度-5°〜15°-5°〜15°
VESAマウント75×75mm75×75mm

色が付いた9項目が違い。残る15項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは8つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1画面は27V型と23.8V型|机の上での存在感が変わる

RM-G276N27V型(幅61.4cm)
RM-G245N23.8V型(幅54.2cm)

まず見ておきたいのが本体の大きさです。RM-G276Nは27V型で幅61.4cm、RM-G245Nは23.8V型で幅54.2cm。横幅にすると7cmほどの開きがあります。

この7cmは、キーボードとマウスを並べた机だと意外と効いてくる数字です! 奥行きはどちらも21.5cmで揃っているので、置けるかどうかを左右するのは主に横幅のほうですね。

画面が大きいぶん視線の移動は増えますが、そのぶん映像に囲まれる感覚は強くなります。逆に23.8V型は視界の中に画面全体が収まりやすく、視線をあまり動かさずに済むサイズ感です。

補足設置前に、モニターを置く場所の横幅をメジャーで測っておくと安心ですよ。スピーカーやアンプを横に並べる予定があるなら、なおさら先に測っておきたいところです。

違い 2解像度はWQHDとフルHD|表示できる情報量の差

RM-G276N2560×1440(WQHD)
RM-G245N1920×1080(フルHD)

上位のRM-G276NはWQHD(2560×1440)、RM-G245NはフルHD(1920×1080)です。縦横それぞれ約1.33倍なので、画面に置ける情報の量はおよそ1.8倍になります。

ゲームの合間にブラウザを2枚並べたい、配信画面とチャット欄を同時に出しておきたい。そんな使い方をするなら、WQHDの余白がそのまま作業のしやすさにつながるでしょう。

一方で、解像度が上がればグラフィックボードの仕事も増えます! 同じフレームレートを狙うならWQHDのほうが負荷は重くなるので、手持ちのPCの実力と相談したいところです。

補足家庭用ゲーム機をつなぐつもりなら、フルHDまでの出力に留まる機種もあります。持っている機種が何で出力できるかを確認してから決めると、無駄がありません。

違い 3最大リフレッシュレートは240Hzと180Hz

RM-G276N240Hz
RM-G245N180Hz

1秒間に何コマ表示できるかの上限が、RM-G276Nは240Hz、RM-G245Nは180Hzです。差は60Hzぶん。

この差が生きるのは、フレームレートを高く保てる軽めのタイトルを遊ぶときでしょう。重量級のタイトルで実際に120fps前後しか出ていないなら、上限の違いは表に出てきません。

なお応答速度はどちらも1ms(GTG)で共通です。残像の少なさという土台の部分は、下位モデルでも手を抜かれていません!

編集長

180Hzでも、60Hzのモニターから乗り換えれば十分すぎるほどなめらかに感じられますよ! 競技志向でなければ、ここは決め手にしなくて大丈夫です。

違い 4表示色は約10億7300万色と約1677万色

RM-G276N約10億7300万色
RM-G245N約1677万色

色の刻みの細かさは、ここではっきり分かれます! RM-G276Nは約10億7300万色、RM-G245Nは約1677万色という表記です。

数字だけ見ると桁違いに思えますが、効いてくるのは夕暮れの空やもやのような、ゆるやかに色が変わる場面。段差が出にくくなるかどうかの話ですね。

色域はDCI-P3カバー率90%超・sRGBカバー率99%でどちらも同じ値でした。色の濃さそのものではなく、階調のなめらかさで差がつく構図といえます。

違い 5HDRはDisplayHDR 400の認証があるかどうか

RM-G276NVESA DisplayHDR 400/HDR10
RM-G245NHDR10

どちらもHDR10の信号を受けられますが、VESAのDisplayHDR 400を名乗れるのはRM-G276Nだけです。

DisplayHDR 400は輝度やコントラストなどの基準を満たした製品に与えられる認証で、明るい部分の粘りに関わってきます。実際、標準輝度も340cd/m²と280cd/m²で開きがありました。

HDR対応のゲームを明るい部屋で楽しみたいなら、上位を選ぶ理由のひとつになるはずです! ただし認証の有無だけで見え方が決まるわけではないので、過度な期待は禁物ですね。

補足DisplayHDR 400はHDRの入り口にあたる等級です。本格的なHDR表示を求めるなら、上の等級を名乗るモデルまで視野に入れて選ぶことをおすすめします。

違い 6スピーカーはRM-G276Nのみ内蔵

RM-G276N2W+2W(内蔵)
RM-G245N非搭載

見落としやすいのがここ! RM-G276Nは2W+2Wのスピーカーを内蔵していますが、RM-G245Nには入っていません。

つまりRM-G245Nを選ぶ場合、音を出す手段は別に用意することになります。ヘッドホン端子はどちらにも付いているので、ヘッドセットで遊ぶ方なら困る場面は少ないでしょう。

とはいえ、動画を流し見するときや家族に画面を見せるときに、モニターだけで音が出せるのは気楽なもの。スピーカーを机に増やしたくない方には効いてくる差です。

違い 7最大消費電力は47.0Wと33.0W

RM-G276N47.0W
RM-G245N33.0W

最大消費電力はRM-G276Nが47.0W、RM-G245Nが33.0Wです。画面が大きく明るいぶん、上位のほうが電力を使う形になります。

差は14.0W。長時間つけっぱなしにする使い方なら、電気代や机まわりの熱として少しずつ効いてくる数字ですね。

とはいえモニター単体で見れば、どちらも消費電力の大きな機器ではありません! 省エネを最優先にして画面を小さくする、というほどの差ではないでしょう。

違い 8質量は約5.0kgと約3.5kg|モニターアームを使うなら確認を

RM-G276N約5.0kg
RM-G245N約3.5kg

スタンドを含めた質量は、RM-G276Nが約5.0kg、RM-G245Nが約3.5kgです。1.5kgの違いは、持ち上げて設置するときにはっきり体感が変わるくらいの重さでしょう。

気にしたいのはモニターアームを使う場合です。アームには対応質量の下限と上限があるので、手持ちの製品の範囲に収まるかを先に見ておきたいところ。

VESAマウントはどちらも75×75mmなので、穴位置そのものは共通です! あとは耐荷重さえ足りていれば、選べるアームの幅は変わりません。

補足スタンドを外した状態の質量はレグザ公式に記載がありません。アーム選びでは、スタンド込みの数字を基準に余裕をみておくと安全です。

同じところ|パネルの素性とゲーム機能は共通です

上位と下位という関係でありながら、土台の部分はきっちり揃えられているのがこの2機種の面白いところ!

パネルはどちらもFast IPSで表面は非光沢。応答速度1ms(GTG)、コントラスト比1000:1、視野角は上下左右178°、色域はDCI-P3カバー率90%超とsRGBカバー率99%まで同じ値です。

ゲーム向けの機能も共通で、Adaptive-Sync対応、7種類の画質モード、3種類の照準表示、フリッカーフリー、ブルーライト低減モードが両方に入っています。端子もHDMI×2とDisplayPort×1、ヘッドホン端子1系統、チルトは-5°〜15°、VESAマウントは75×75mmで揃っていました。

「安いほうはゲーム機能を削られている」という心配はいらない構成といえるでしょう。

よくある質問

Q端子の構成に違いはありますか?
AHDMI入力2系統、DisplayPort入力1系統、3.5mm3極ステレオミニジャックのヘッドホン端子1系統で、どちらも同じ構成です。なお端子の版数(HDMI 2.0/2.1など)はレグザ公式にも価格.comにも記載がないため、この記事では書いていません。付属ケーブルはRM-G276NがDisplayPortケーブル、RM-G245NがHDMIケーブルと分かれています。
Qモニターアームは使えますか?
AどちらもVESA75(75×75mm)に対応しています。質量はスタンドを含めて約5.0kgと約3.5kgなので、アーム側の対応質量に収まるかを確認してください。スタンドを外した状態の質量はレグザ公式に記載がないため、余裕をみて選ぶと安心です。
Q画質モードやゲーム向けの機能に差はありますか?
A差はありません。レグザ公式の仕様表では、FPS・RTS/RPG・MOBA・レーシング・標準・映画・スポーツの7種類の画質モード、3種類の照準表示、Adaptive-Sync、フリッカーフリー、ブルーライト低減モードがどちらにも記載されています。
Q23.8V型でもっと速いモデルはありますか?
A同じ23.8V型フルHDで240Hzに対応したRM-G245Rが、レグザ公式のモニター一覧に加わっています。RM-G245Nの180Hzでは物足りないと感じるなら、そちらも候補に入れてみてください。

まとめ

違いが出たのは画面サイズ・解像度・リフレッシュレート・表示色・HDR・スピーカー・消費電力と質量でした。パネルの素性とゲーム機能は共通なので、迷いどころは「どこまで広く、どこまで速く」に絞られます。

ゲームの合間に資料やチャットを並べたい方、モニター単体で音も出したい方はRM-G276N。27V型のWQHDと2W+2Wのスピーカーが、そのまま使い勝手の差になって返ってきます!

机の幅が限られている方や、フルHDのゲームを180Hzで遊べれば十分という方にはRM-G245Nがちょうどいい選択です。応答速度1msも画質モードもそのまま受け継いでいるので、削られている感じはしにくいでしょう。

編集長

広さと音を取るならRM-G276N、置きやすさと手軽さを取るならRM-G245N。この2つの軸で考えると、答えは案外すんなり出てきますよ!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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