Panasonicのスチームオーブンレンジ ビストロに新型モデルの「NE-BS9C」が登場しました。
この記事では、旧モデル「NE-BS9A」から何が変わったのか、違いをまとめてみました!
- 「NE-BS9C」と「NE-BS9A」の違い
- 「NE-BS9C」と「NE-BS9A」どちらがおすすめか
Panasonic「NE-BS9C」と「NE-BS9A」の違いを比較
NE-BS9C | NE-BS9A | |
---|---|---|
外観 | ||
庫内形状 | ワイド&フラット | ワイド&フラット |
総庫内容量※1 | 30L | 30L |
庫内寸法 (幅x奥行x高さ) | 394x309x235mm | 394x309x235mm |
レンジ | ||
自動出力(インバーター) | 1000W:最大約5分(700W) | 1000W:最大約5分(700W) |
手動(相当)出力 | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム |
センサー | 高精細・64眼スピードセンサー | 高精細・64眼スピードセンサー |
あたため | 2品同時あたため(AIエコナビ) お急ぎあたため「スピードモード」 | 2品同時あたため(AIエコナビ) |
解凍 | 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍) | 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍) |
サイクロンウェーブ | ⚪︎ | ⚪︎ |
グリル | ||
加熱方式 | 大火力極め焼きヒーター(平面) 両面グリル | 大火力極め焼きヒーター(平面) 両面グリル |
少量時短加熱 | スピードエリア加熱 (ヒーター出力 最高900W) | スピードエリア加熱 (ヒーター出力 最高900W) |
スチーム | ||
発生方式 | タンク式(650mL) 過熱水蒸気(スチームコントロール機能) | タンク式(650mL) 過熱水蒸気(スチームコントロール機能) |
時短スチーム/温度 | スピードスチーム機構 100℃・95~60℃(低温スチーム) | スピードスチーム機構 100℃・95~60℃(低温スチーム) |
スチームあたため | ⚪︎ | ⚪︎ |
オーブン | ||
温度 | 70~300℃ | 70~300℃ |
発酵 | スチーム有無選択不可 スチームあり(30~45℃) スチームなし(50~65℃) | スチーム有無選択不可 スチームあり(30~45℃) スチームなし(50~65℃) |
加熱方式 | 2段調理 コンベクションオーブン | 2段調理 コンベクションオーブン |
スチームプラス | ⚪︎ | ⚪︎ |
取説掲載レシピ数 (自動メニュー数) | 215 (126) | 294 (187) |
自動メニュー | ||
時短調理 | 10分メニュー 凍ったままグリル[5メニュー] おまかせグリル(本体からの設定のみ) | 10分メニュー 凍ったままグリル[7メニュー] |
便利機能 | 合わせ技セット | 合わせ技セット |
ワンボウルメニュー | パスタ・シチュー・中華・フレンチ・エスニック・煮物・やみつき野菜・凍ったままワンボウル・凍ったままパスタ | パスタ・シチュー・中華・フレンチ・エスニック・煮物・やみつき野菜 |
トースト(自動)/パン | ヒートグリル皿使用/1枚両面 約4分15秒/パンのあたため/スチームトースト/冷凍トースト | ヒートグリル皿使用/1枚両面 約4分5秒/パンのあたため/スチームトースト |
使いやすさ | ||
スマホ連携 | – | – |
便利機能 | ロック機能 | ロック機能 |
庫内 | LED庫内灯(2か所) 「庫内を冷ます」コース | LED庫内灯(2か所) 「庫内を冷ます」コース |
お手入れ | ||
自動お手入れ | 庫内/天井(オートクリーン加工)・ 脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄/スチームお手入れ | 庫内/天井(オートクリーン加工)・ 脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄/スチームお手入れ |
スチーム | ⚪︎ | ⚪︎ |
外形寸法 (幅x奥行x高さ) | 494x435x370mm * ハンドルなどを入れた最大奥行寸法:486mm | 494x435x370mm * ハンドルなどを入れた最大奥行寸法:486mm |
質量 | 約19.9kg | 約19.8kg |
本体カラー | ブラック (NE-BS9C-K) オフホワイト (NE-BS9C-W) | ブラック (NE-BS9A-K) ホワイト (NE-BS9A-W) |
付属品 | ヒートグリル皿x1枚 角皿x2枚 取説レシピ集 | ヒートグリル皿x1枚 角皿x2枚 取説レシピ集 |
発売 | 2024年6月 | 2022年6月 |
リンク | Amazon | Amazon |
「NE-BS9C」と「NE-BS9A」の違いを表にまとめました。
比較して変わった箇所を赤文字にしています。
【違い1】手持ちの食材を簡単に調理できる「おまかせグリル」が追加
「おまかせグリル」機能の登場により、キッチンでの料理の幅が大きく広がりました。
この機能は、手持ちの食材を専用の「ヒートグリル皿」に置くだけで、簡単に加熱調理を可能にします。皿には、好みに応じた量の食材を自由に配置し、機器の本体で設定するだけで、美味しい料理があっという間に完成します。
さらに冷蔵された食材だけではなく、冷凍食材にも対応しており、様々な食材を美味しく調理することが可能です。
【違い2】ワンボウル機能に「凍ったままワンボウル」が追加
耐熱ガラス製ボウルを使った「ワンボウル機能」に、新しい「凍ったままワンボウル」オプションの追加により、更なる進化を遂げました。
下ごしらえを施した材料をボウルに入れるだけで、自動で調理をしてくれるこの便利な機能により、冷凍食材を事前に解凍する必要なく、そのまま直接調理することが可能になりました。さらに、冷凍食材と冷蔵食材と組み合わせて使用することもできるようになり、調理の幅が格段に広がりました。
耐熱ガラス製ボウルを使用する自動調理機能は、忙しい日々の中でも、キッチンライフをより快適に、そして便利にしてくれます!
【違い3】加熱時間を最大約38%短縮!お急ぎあたため「スピードモード」が追加
新しく追加された「スピードモード」は、お弁当やお惣菜の加熱時間を劇的に短縮します。
このモードにより、従来に比べて最大約38%もの時間削減が可能となり、忙しい毎日を送る人々にとって非常に重宝される機能です。
忙しい朝や、時間がないときに重宝する機能ですね!
【違い4】本体色「ホワイト」が「オフホワイト」に変更
両モデルがブラックとホワイト系で展開されている中、新型モデルにおいてホワイトの色名が「オフホワイト」へと更新されました。
メーカーサイトでの両色の比較してみると、かすかにクリーム色が混ざったような色合いへと変更されたように感じます。
その他の違い
- 取説掲載レシピ数(自動メニュー数)が減った
- トースト・パンモードに「冷凍トースト」が追加
- デザイン・サイズは変わらないが、重量が0.1kgほど増加
他に筆者が気づいた「NE-BS9C」と「NE-BS9A」の違いは上記の通りです。
まず取説掲載レシピ数、自動メニューの数が減っている点です。この変化については、「おまかせグリル」といった新たに追加された自動調理機能のおかげで、以前に比べて少ないレシピ数でも充分に対応可能になったためと考えられます。
加えて、トースト・パンモードには「冷凍トースト」機能が新しく加わりました。これにより、冷凍した食パンを解凍することなく直接焼き上げることができるようになり、朝食の準備が一層便利になりそうです。
外観に関してはデザインやサイズに顕著な変更は見られませんが、重量にはわずかながら増加が見られるとのこと。(誤差の範囲です)
まとめ
- 手持ちの食材を簡単に調理できる「おまかせグリル」が追加
- ワンボウル機能に「凍ったままワンボウル」が追加
- 加熱時間を最大約38%短縮!お急ぎあたため「スピードモード」が追加
- 取説掲載レシピ数(自動メニュー数)、凍ったままグリル数が減った
- トースト・パンモードに「冷凍トースト」が追加
新型「NE-BS9C」と旧型「NE-BS9A」の比較してみると、外見上の違いはほぼないものの、機能面では顕著な進化を遂げています。
特に注目すべき新機能として、「おまかせグリル」機能の導入、冷凍食材にも対応した「ワンボウル」機能、そして食品の加熱時間を大幅に短縮する「スピードモード」の追加が挙げられます。これらの革新により、日々の料理がさらに手軽になり、限られた時間の中でも多彩な料理を簡単に楽しむことが可能になりました。
時間を有効に活用し、料理の効率を上げたい方には、新型モデル「NE-BS9C」がおすすめだと思います!一方で、新機能に特に魅力を感じない方や、コストを重視する方は、在庫処分品などで安く購入できる可能性がある旧型モデル「NE-BS9A」がおすすめではないでしょうか。