パナソニックのビストロ、NE-BS8DとNE-BS8Cの違いを調べました!
30Lのワイド&フラット庫内も両面グリルも共通で、本体の大きさは1mmも変わりません。
分かれるのはワンボウルの自動メニューと、スチームまわり。1年新しいほうが全部上、とはいきません。
編集長公式の仕様表と取扱説明書を突き合わせて分かったことを、順に見ていきましょう!
パナソニック(Panasonic)
9月10日 6:23時点の価格です(変動します)
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NE-BS8DとNE-BS8Cのスペック比較
| 項目 | NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|---|
| 販売状況(メーカー公式) | 現行モデル(商品一覧に掲載) | 生産終了(製品ページに表示) |
| ワンボウルの自動メニュー | 6つ(凍ったままワンボウル・パスタ・やみつき野菜・スープ・煮物〈葉果菜〉・煮物〈根菜〉) | 3つ(凍ったままワンボウル・ワンボウル煮物〈葉果菜〉・ワンボウル煮物〈根菜〉) |
| スチーム機構 | スチームあり | スピードスチーム機構/100℃・95〜60℃(低温スチーム) |
| 手動スチームの目安時間(レトルトカレー200g) | 約14〜16分 | 約13〜15分 |
| グリルの少量時短(エリア加熱) | 公式の比較表・取扱説明書ともに記載なし | 対応メニューあり(1〜2人分はグリル皿の中央を集中加熱) |
| レンジの手動出力 | 1000・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム | 800・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム |
| 自動1000Wが切り換わったあとの出力 | 600W(最高出力の継続は約5分) | 700W(最高出力の継続は約5分) |
| 自動お手入れコース | 庫内(しっかり・約20分)/庫内(スピード・約3分)/脱臭(約20分)/本体水抜き/クエン酸洗浄 | 庫内(約20分)/天井・脱臭(約40分)/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄 |
| 凍ったままグリルのメニュー数 | 4メニュー | 5メニュー |
| 取扱説明書に載るレシピ数 | 153 | 181 |
| 質量 | 約19.0kg | 約19.6kg |
| 年間消費電力量 | 72.0kWh/年(省エネ基準達成率102%) | 70.2kWh/年(省エネ基準達成率104%) |
| 発売日 | 2025年6月 | 2024年6月 |
| 総庫内容量・庫内形状 | 30L・ワイド&フラット | 30L・ワイド&フラット |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 494×445×370mm(ハンドル込みの最大奥行481mm) | 494×445×370mm(ハンドル込みの最大奥行481mm) |
| 庫内寸法(幅×奥行×高さ) | 394×309×235mm | 394×309×235mm |
| センサー | スイングサーチ赤外線センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
| グリル | 大火力平面ヒーター・両面グリル(ヒーター出力1330W) | 大火力平面ヒーター・両面グリル(ヒーター出力1330W) |
| オーブン | 2段調理コンベクション・70〜300℃(ヒーター出力1380W) | 2段調理コンベクション・70〜300℃(ヒーター出力1380W) |
| 発酵温度 | 30〜65℃(5℃刻み) | 30〜65℃(5℃刻み) |
| スチームの発生方式 | タンク式650mL・過熱水蒸気・スチームプラス対応 | タンク式650mL・過熱水蒸気・スチームプラス対応 |
| 操作部 | 大型ホワイトバックライト液晶 | 大型ホワイトバックライト液晶 |
| 付属品 | ヒートグリル皿1枚・角皿2枚・取説レシピ集 | ヒートグリル皿1枚・角皿2枚・取説レシピ集 |
色が付いた13項目が違い。残る10項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは5つ|同じ30Lのビストロで、どこが入れ替わったのか
違い 1ワンボウルメニュー|自動が3つから6つへ増えた
| NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|
| 自動メニュー6つ | 自動メニュー3つ |
耐熱ガラスのボウルに材料を入れて、あとはおまかせにできます。このワンボウル調理の自動メニューが、はっきり増えました。
NE-BS8Dはパスタ・やみつき野菜・スープが加わって6つ。NE-BS8Cは凍ったままワンボウルと煮物(葉果菜・根菜)の3つです。
乾麺と具材、水を入れてスタートすれば、ゆで汁を捨てる手間なくパスタが仕上がります。鍋を出さずに済むのは、平日の夜にありがたい点です。
どちらにも「凍ったままワンボウル」は入っていて、冷凍した食材をそのまま調理できます。買い置きを回していく使い方なら、旧型でも困りません。
増えたぶん、コンロの口をひとつ空けたまま一品足せます!



鍋を洗う回数が減るのは、毎日のことだけに効いてくるはずです!
違い 2スチーム|スピードスチーム機構が載るのはNE-BS8C
| NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|
| スチームあり | スピードスチーム機構 |
ここは新型が譲ったところです。公式の仕様表を並べると、スチームの欄は書き方そのものが別物でした。
NE-BS8Cはスピードスチーム機構を積み、100℃と95〜60℃の低温スチームに対応します。NE-BS8Dは「スチームあり」とだけ記されています。
差は取扱説明書の目安時間にも出ていて、カレーのレトルトパウチ200gをスチームであたためる時間はNE-BS8Dが約14〜16分、NE-BS8Cは約13〜15分でした。
ブロッコリーを蒸す目安も、100〜200gで約12〜14分と約10〜12分。蒸し物を作る回数が多い家ほど、この数分が積み重なります!
補足NE-BS8Dのレシピ集には低温スチームの項目が無く、鶏ハムのような低温で仕上げるレシピも見当たりません。タンク式650mLで過熱水蒸気を出せる点は共通です。
違い 3グリル|1〜2人分を集中加熱するエリア加熱
| NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|
| 記載なし | 対応メニューあり |
少ない分量を焼くときに、グリル皿の中央だけを集中して加熱するしくみがあります。
NE-BS8Cの取扱説明書にはエリア加熱の対応メニューが印で示され、こんがり10分やグラタン、グリルのメニューが対象です。
NE-BS8Dの取扱説明書とレシピ集には、この言葉が1か所も出てきません。公式の比較表でも、少量時短加熱の欄は「-」となっています。
とはいえ、両面グリルの土台は同じでヒートグリル皿も付きます。ひとり分やふたり分を焼く回数が多い家では、旧型の小回りが効いてくるでしょう!
補足エリア加熱は、グリル皿の中央(枠線の内側)に食材を寄せて並べたときに働きます。全面に広げて焼くときは通常の加熱になります。
違い 4レンジの出力|手動で1000Wが選べるのはNE-BS8D
| NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|
| 手動1000W/切り換わり600W | 手動800W/切り換わり700W |
あたための自動出力は、どちらも1000Wから始まります。違うのは手動のとき。NE-BS8Dは1000Wまで自分で選べますが、NE-BS8Cの上限は800Wです。
反対に、自動の1000Wが約5分で切り換わったあとは、NE-BS8Cの700Wに対してNE-BS8Dが600Wまで下がります。
作り置きをまとめてあたためるような、長めの加熱では後半の出力が効いてきます。ほんの少しの差ですが、量が多いほど時間に表れるでしょう。
手早く沸かしたいなら新型、たっぷりあたためたいなら旧型。ここは好みの分かれるところです!



ふだんのごはんのあたためで気になるほどの差ではないので、あまり構えなくて大丈夫ですよ!
違い 5お手入れ|3分の庫内コースと、天井の自動お手入れ
| NE-BS8D | NE-BS8C |
|---|---|
| 庫内スピード約3分/本体水抜き | 天井・脱臭約40分/洗浄・水抜き |
自動お手入れの中身も入れ替わりました。クエン酸洗浄まで用意されている点は、どちらも変わりません。
NE-BS8Dには約3分の「庫内(スピード)」が加わり、約20分の「庫内(しっかり)」と使い分けられます。NE-BS8Cは約20分の1コースだけです。
水の抜き方も変わりました。NE-BS8Dは給水経路に残った水を加熱して飛ばす本体水抜きで、受け皿の水を捨てる作業が要りません。
NE-BS8Cは洗浄・水抜きで、経路を洗いながらクリーントレーへ水を出します。約30秒と短いかわりに、たまった水を毎回捨てることになります。
反対に、天井の汚れを高温で分解する「天井・脱臭」があるのは旧型のほう。新型の自動コースは「脱臭」で、天井は自分でふき取る前提です!
補足脱臭の目安時間はNE-BS8Dが約20分、NE-BS8Cの天井・脱臭が約40分です。時間をかけて天井まで面倒を見るか、短く済ませるかの違いになります。
同じところ|30Lの本体とグリル・オーブンは変わらない
- 容量30L・ワイド&フラット・たて開き
- 本体幅494×奥行445×高さ370mm
- 庫内幅394×奥行309×高さ235mm
- 感知スイングサーチ赤外線センサー
- グリル大火力平面ヒーターの両面グリル(1330W)
- オーブン2段調理コンベクション・70〜300℃
- スチームタンク式650mL・過熱水蒸気・スチームプラス
- 発酵30〜65℃(5℃刻み)
- 液晶大型ホワイトバックライト液晶
- 付属ヒートグリル皿1枚・角皿2枚
30Lのワイド&フラット庫内、たて開きのドア、スイングサーチ赤外線センサー。土台になる部分は世代をまたいで共通です。
大火力平面ヒーターの両面グリルも、2段のコンベクションオーブンも同じ数字です。70〜300℃という温度の幅や、650mLのタンクから出す過熱水蒸気も変わりません。
本体の大きさと庫内の広さは1mmも変わらないので、置き場所を測り直す必要はありません。本体の自動メニューも1番から43番までで、操作の感覚はそのまま引き継げます。



置き場所も使い勝手も変わらないのは、買い替えのときに安心できるところですね!
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よくある質問
- Q自動メニューは増えたのですか?
- A本体の自動メニューは、どちらも1番から43番までで数そのものは変わっていません。取扱説明書に載るレシピ数はNE-BS8Cの181からNE-BS8Dの153へ減っています。増えたのはワンボウルの自動メニューのほうで、3つが6つになった形です。
- QNE-BS8Cはいまでも買えますか?
- Aメーカーの公式ページには「生産終了」と表示されています。これから買うなら、流通に残っている分を探すことになるでしょう。無くなればそこまでです。
- Q同じ30Lで、もっと上のモデルはありますか?
- ANE-BS9Eが2026年6月に登場しています。高精細・64眼スピードセンサーを積んでいて、2品同時あたためやおまかせグリルにも対応する上位モデルです。
まとめ
1年違いの新旧ですが、新しいほうが全部上とは限らない組み合わせです。
ワンボウルの自動メニューが3つから6つへ増え、手動で1000Wを選べるようになったのがNE-BS8D。いま新品で選べるのもこちらになります。
スピードスチーム機構と低温スチーム、エリア加熱、天井の自動お手入れが残っているのはNE-BS8Cのほうです。ただし公式には生産終了と表示され、在庫限りとなります。
蒸し物や少人数のグリルを重く見るなら、旧型を探す価値があります。長く使うつもりで新品から選ぶなら、現行のNE-BS8Dがおすすめです!



蒸し物をどれくらい作るかで見ると、選びやすくなります!
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