冬の乾燥シーズン、広いリビングもしっかり潤してくれる頼もしい存在といえば、ダイニチのハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」ですよね。
パワフルな加湿力とデザイン性の高さで人気のシリーズですが、2025年モデルの「HD-LX1025」と、2024年モデルの「HD-LX1024」を見比べて、「見た目はそっくりだけど、どこが変わったの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実はHD-LX1025が最新モデル、HD-LX1024が一つ前の旧型モデルという関係なのですが、今回は単なる型番変更ではありません。
毎日の「ある手間」を劇的に減らしてくれる新機能が搭載されているんです。
編集長この記事では、カタログを見ただけではわかりにくいHD-LX1025とHD-LX1024の違いと、実際に使う場面でどう便利さが変わるのかをわかりやすく解説していきます!
HD-LX1025とHD-LX1024の違いを比較
まずは、主な仕様と違いを表で整理してみましょう!
| 項目 | HD-LX1025 (新型2025) | HD-LX1024 (旧型2024) |
| 発売時期 | 2025年モデル | 2024年モデル |
|---|---|---|
| 加湿量 (最大) | 1,100mL/h (ターボ時) | 1,100mL/h (ターボ時) |
| タンク容量 | 7.0L | 7.0L |
| 適用床面積 | 木造16畳 / プレハブ27畳 | 木造16畳 / プレハブ27畳 |
| 背面掃除機能 | かんたんフィルタークリーナー搭載 | なし (掃除機で吸引) |
| 奥行きサイズ | 289mm (幅・高さは同じ) | 245mm (幅・高さは同じ) |
| 質量 | 約6.5kg | 約6.4kg |
| カラー | ホワイト / モスグレー / ブラック | ホワイト / モスグレー / ブラック |
表を見るとわかるように、加湿パワーやタンクの大きさは全く同じです。
一番の注目ポイントは、新型にだけ搭載された「背面掃除機能」と、それに伴う「奥行きサイズ」の違いになります!
【主な違い1】背面の掃除が劇的に楽になる「かんたんフィルタークリーナー」


| 項目 | HD-LX1025 (新型) | HD-LX1024 (旧型) |
| 背面フィルター掃除 | ツマミをスライドするだけ | 掃除機を出して吸い取る |
|---|---|---|
| 手間 | 1週間に1回サッと動かす | 気づいた時に掃除機をかける |
| ホコリの処理 | 1ヶ月に1回まとめて捨てる | 都度吸い取る |
今回、新型HD-LX1025を選ぶ最大の理由となるのが、この新機能「かんたんフィルタークリーナー」です。
加湿器を使っていると、背面の吸気フィルターにどうしてもホコリが溜まってしまいますよね。
これまでは、わざわざ掃除機を持ってきてフィルターのホコリを吸い取る必要があり、ついつい「週末にやろう」と後回しにしてしまいがちでした。


ところが新型モデルでは、背面に付いているレバーを左右に2〜3回スライドさせるだけで、フィルターのホコリを掻き落とせるようになったんです。
溜まったホコリはダストボックスに落ちるので、それを月に1回程度捨てるだけ。エアコンの自動掃除機能の手動版のようなイメージですね。
加湿器のそばを通ったついでにサッとスライドするだけでお手入れが完了するので、常にフィルターをきれいに保てます。



フィルターが詰まると電気代の無駄にもつながるので、こまめに掃除できるこの機能は、家事の時短にも節電にも効果大ですよ!
【主な違い2】本体の「奥行き」サイズ
| 項目 | HD-LX1025 (新型) | HD-LX1024 (旧型) |
| 奥行き寸法 | 289mm | 245mm |
|---|---|---|
| 差分 | +44mm (少し厚みが増した) | – |
便利なクリーナー機能がついた一方で、注意しなければならないのが本体のサイズです。
新型HD-LX1025は、背面にクリーナーユニットを搭載した分、奥行きが約4.4cmほど厚くなっています。
正面からの見た目(高さと幅)は全く同じなので、リビングに置いた時の威圧感は変わりませんが、壁際に設置する際や、通路の邪魔にならないか心配な場合は、事前に設置スペースを確認しておくと安心です。



とはいえ、増えたのは4cmちょっとなので、多くのご家庭ではそこまで気にならないレベルの違いでしょう!
共通の仕様・変わらない機能


- 業界トップクラスの静音設計
- パワフルな加湿能力(最大1,100mL/h)
- 手間が省ける「カンタン取替えトレイカバー」対応
- 7.0Lの大容量タンクで給水回数が少ない
新機能以外の基本的な加湿性能については、新旧どちらも非常に優秀で変わりはありません。
ダイニチの特徴である「静音性」は健在で、おやすみ快適モードを使えば寝室でも気にならない静かさです。また、タンクも7.0Lと大容量なので、寒い日に何度も給水に行かなくて済むのは助かりますよね。
さらに、LXシリーズの代名詞とも言える「カンタン取替えトレイカバー」も両モデル対応です。汚れたらポイっと捨てて交換できるトレイカバーのおかげで、ヌメリ掃除の手間からはどちらのモデルを選んでも解放されます!



どちらを選んでも、快適な加湿性能は変わりません!
【まとめ】「HD-LX1025」と「HD-LX1024」どっちを選ぶべき?
最後に、それぞれのモデルがどんな人におすすめかまとめました!
- 掃除機を出してフィルター掃除をするのが面倒な方
- ついフィルター掃除をサボってしまいがちな方
- こまめにお手入れをして、無駄な電気代を抑えたい方
- 定期的に掃除機をかけるので、そのついでに吸えば苦にならない方
- 設置スペースの奥行きを少しでも抑えたい方
- 新機能よりも価格の安さを重視したい方 (安く販売されている場合)
今回の選び方のポイントは、「背面のホコリ掃除をどうしたいか」に尽きます。
もし「フィルター掃除のために掃除機を持ってくるのが億劫……」と感じたことがあるなら、間違いなく新型の【HD-LX1025】がおすすめです。通りがかりにスライドするだけで掃除が終わる快適さは、一度味わうと戻れません。
一方で、「掃除機は毎日かけるし、ついでに吸うから平気だよ」という方や、「少しでも初期費用を安く済ませたい」という方には、旧型の【HD-LX1024】が狙い目です。加湿するパワー自体は変わらないので、型落ちでお得になっているならコスパは最強と言えます。



ご自身のライフスタイルや掃除の頻度に合わせて、ぴったりの一台を選んでみてくださいね!











