【違い】DMR-2X303とDMR-2X603を比較!全録10chの上位ほど通常録画の枠は狭くなります

【違い】DMR-2X303とDMR-2X603を比較!全録10chの上位ほど通常録画の枠は狭くなります

この記事では、パナソニックの全自動ディーガDMR-2X303DMR-2X603の違いをまとめました!

容量が倍なら何もかも倍、と思いきや、そう単純ではありませんでした。1本ずつ予約する通常録画に使える時間は、むしろ3TBのDMR-2X303のほうが長いんですよ!

編集長

全録の広さを取るか、残しておく場所を取るか。そこで答えが変わってきますよ!

結論
見たい番組を広く網羅したいなら
DMR-2X603 全自動録画は最大10チャンネル×約28日間。11基のチューナーで受け止めます
全録は6チャンネルで足りるなら
DMR-2X303 通常録画の目安は約4050時間。気に入った番組を残していく枠はこちらが広めです
迷ったら
DMR-2X303 早見再生もSeeQVaultもどこでもディーガも、使い勝手は2機種で共通です
目次

DMR-2X303とDMR-2X603のスペック比較

項目DMR-2X303DMR-2X603
全自動録画(最大)6チャンネル×約24日間10チャンネル×約28日間
通常録画を3番組にしたときの全自動録画4チャンネル×約36日間8チャンネル×約28日間
HDD容量3TB6TB
通常録画の録画目安時間約4050時間(15倍録モード)/約381時間(DRモード)約2700時間(15倍録モード)/約254時間(DRモード)
チューナー数7基(地デジ/BS/CS対応×6・地デジ専用×1)11基(地デジ/BS/CS対応×6・地デジ専用×5)
チューナーの割り当て全自動専用4・全自動/通常兼用2・通常専用1全自動専用8・全自動/通常兼用2・通常専用1
消費電力(約)33W43W
本体寸法(幅×高さ×奥行)幅430×高さ60×奥行199mm幅430×高さ60×奥行239mm
質量(約)2.5kg3.8kg
年間消費電力量27.5kWh/年37.9kWh/年
待機時消費電力(クイックスタート「入」・時刻表示点灯)約8.0W約13.0W
USB端子2系統(USB3.0×1・USB2.0×1/前面1・後面1)3系統(USB3.0×2・USB2.0×1/前面1・後面2)
USBハードディスクの最大登録台数7台(通常登録用・同時接続は1台)8台(通常登録用・同時接続は1台)
全自動録画に選べるBS・110度CS(全自動録画を優先する設定時)最大5チャンネル最大5チャンネル
通常録画の同時録画番組数最大3番組最大3番組
音声付き早見再生2.0倍・1.6倍・1.3倍2.0倍・1.6倍・1.3倍
USBハードディスク録画SeeQVault対応SeeQVault対応
無線LAN内蔵内蔵
お部屋ジャンプリンク対応(2か所同時配信)対応(2か所同時配信)
HDMI出力端子1系統(4Kアップコンバート出力は4K/30p・24p)1系統(4Kアップコンバート出力は4K/30p・24p)
予約プログラム数128番組(予約可能期間1年)128番組(予約可能期間1年)
4K放送番組の録画非対応非対応
Ultra HD Blu-ray再生非対応非対応
発売日2024年10月18日2024年10月18日

色が付いた13項目が違い。残る11項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは5つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1全自動録画は6チャンネルか、10チャンネルか

DMR-2X3036チャンネル×約24日間
DMR-2X60310チャンネル×約28日間

いちばん大きな差はここ。DMR-2X303は最大6チャンネル、DMR-2X603は最大10チャンネルをまとめて録り続けられます。

さかのぼれる期間は約24日間と約28日間で、開きは4日ほど。日数よりも、押さえられる局の数のほうが選び分けに効いてきますね。

地上波の主要局にBSを何局か足すくらいなら、6チャンネルで収まるところ。10チャンネルが生きるのは、独立局や専門チャンネルまで網を広げたいときでしょう!

補足日数はどちらも15倍録モードでの目安です。画質を上げて録るほど短くなるので、カタログの値がそのまま続くわけではない点は頭の隅に置いておくとよさそうです。

違い 2チューナーは4基差でも、BSを受けられる数は同じ

DMR-2X3037基(地デジ/BS/CS対応×6)
DMR-2X60311基(地デジ/BS/CS対応×6)

チューナーはDMR-2X303が7基、DMR-2X603が11基。数字だけ見ると大差ですが、内訳をたどると印象が変わります。

BS・110度CSまで受けられるチューナーは、どちらも6基で同数でした!増えている4基はすべて地上デジタル専用です。

そのため全自動録画に選べるBS・110度CSの上限も、公式の注記では2機種そろって最大5チャンネル。BS中心の見方をする方にとって、ここは差になりません。

違いが出るのは地上波の側。DMR-2X603は地デジ専用が5基あるので、地上波を厚く押さえる方向に振った作りですね。

違い 3通常録画に回せる時間は、3TBのほうが長い

DMR-2X303約4050時間(15倍録モード)
DMR-2X603約2700時間(15倍録モード)

意外なのがこの項目。HDDは3TBと6TBで倍の開きがあるのに、公式の比較表にある通常録画の録画目安時間は約4050時間と約2700時間でした。

1本ずつ予約して長く手元に置く使い方だと、枠が広いのは3TBのDMR-2X303のほうなんです!

理由は録画領域の持ち方の違いにあります。公式の脚注を読むと、DMR-2X603は「全自動録画用HDD」という別立ての書き方、DMR-2X303は1台を「全自動録画用領域」と「通常録画用領域」に分ける書き方でした。

全自動録画で録ったぶんは、期間が過ぎると古いものから自動で上書きされていきます。ディスクに焼きたい番組やシリーズで残したい番組が多いなら、通常録画側の広さは見ておきたいところ。

編集長

録りっぱなしにして見て消すのか、気に入ったものを手元に残していくのか。そこで向き不向きが分かれますよ!

違い 4振り分けを変えたときの伸びしろが違う

DMR-2X3034チャンネルなら約36日間まで
DMR-2X6038チャンネルで約28日間

全自動録画のチャンネル数は、あとから設定で変えられます。公式が載せている設定例を見ると、その振り分け方が2機種で違っていました。

DMR-2X303は通常録画を3番組に振ると全自動が4チャンネルになり、代わりに保存できる期間が約36日間まで伸びる形。同じ領域を分け合っているので、減らした側が返ってきます。

いっぽうDMR-2X603は、どちらに振っても全自動は約28日間。専用のHDDに8チャンネルぶんが確保されていて、兼用チューナーの2チャンネルを足すと最大10チャンネルになるという作りです。

長く振り返れるようにしたいならDMR-2X303、広く網を張りたいならDMR-2X603。同じ全自動録画でも、伸ばせる方向が違うわけですね!

違い 5置き場所と電気の使い方

DMR-2X303奥行199mm/2.5kg/約33W
DMR-2X603奥行239mm/3.8kg/約43W

HDDとチューナーが増えたぶん、DMR-2X603は本体も大きめ。奥行は199mmと239mm、質量は2.5kgと3.8kgでした。

幅430mm・高さ60mmは共通なので、ラックの間口まで測り直す必要はありません!

消費電力は約33Wと約43W。全自動録画は動かし続けて使う機能ですから、年間消費電力量も27.5kWhと37.9kWhという差になってきます。

クイックスタートを「入」にしたときの待機電力も、約8.0Wと約13.0W。つけっぱなしの時間が長い機種だけに、地味に効いてくるところ。

同じところ|録画の使い勝手とネットワークまわりは共通

録りためた番組をどう扱うかという部分は、2機種でそろっています

通常録画の同時録画は最大3番組まで。音声付き早見再生の2.0倍・1.6倍・1.3倍も、全自動録画に選べるBS・110度CSが最大5チャンネルという上限も共通でした。

USBハードディスク録画はどちらもSeeQVault対応で、無線LANは内蔵。外出先から見られるどこでもディーガや、お部屋ジャンプリンクの2か所同時配信もそろっています。

なお4K放送の録画とUltra HD Blu-rayの再生は、2機種とも非対応。4K放送を残すつもりなら、4Kチューナーを内蔵したシリーズを見ることになるでしょう。

よくある質問

Q全自動録画をしながら、ふつうの予約録画もできますか?
Aできます。全自動録画と通常録画の両方に使える兼用チューナーが2基あり、それを含めて通常録画は最大3番組までというのは2機種で共通です。全自動録画しているチャンネルとは別の番組を同時に録れると、公式でも説明されています。
QBS・110度CSの番組も全自動録画に入れられますか?
A入れられます。全自動録画を優先する設定にしたとき、BS・110度CSに割り当てられるのはどちらも最大5チャンネルまでです。BS・110度CSを受けられるチューナーが2機種とも6基あるためで、ここは上位でも下位でも変わりません。
QHDDが倍のDMR-2X603のほうが、たくさん残せるのではないですか?
A全自動録画で振り返れる量はたしかにDMR-2X603が上です。ただし1本ずつ予約する通常録画の録画目安時間は、公式の比較表でDMR-2X303が約4050時間、DMR-2X603が約2700時間となっています。残す使い方が中心ならDMR-2X303のほうに余裕がありますよ。
Q2TBのDMR-2X203とはどう違いますか?
A全自動録画が最大6チャンネルという点はDMR-2X303と同じですが、さかのぼれるのは約16日間までです。全自動録画に選べるBS・110度CSも最大2チャンネルにとどまるので、BSを多めに録りたいならDMR-2X303からになります。

まとめ

並べてみて差が出たのは、全自動録画のチャンネル数と日数・チューナーの構成・通常録画に使える時間・振り分けの伸びしろ・設置と消費電力の5か所でした。

録画の作法やネットワーク機能は共通なので、下位を選んだからといって操作が変わるわけではありません。

幅広く網を張って見て消すスタイルならDMR-2X603、気に入った番組を残していくスタイルならDMR-2X303がイチオシですよ!

編集長

全録に何チャンネル充てるかを先に決めておくと、選ぶ機種は自然と絞れてきますね!

SHARE
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元家電量販店店員の男性。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

目次