Panasonicのブルーレイレコーダー「ディーガ」から、4K非対応の6TBモデルに新型「DMR-2X603」が登場しました。
外観は旧型モデル「DMR-2X602」と大きな違いはないように見えますが、機能面では大幅な進化を遂げています
今回は、新型「DMR-2X603」と旧型「DMR-2X602」の違いについて、詳しく比較して解説していきます。
- 新型「DMR-2X603」と旧型「DMR-2X602」の違い
- 新型「DMR-2X603」と旧型「DMR-2X602」どっちがおすすめか
DIGA「DMR-2X603」と「DMR-2X602」の違いを比較!
【違い1】刷新された新しいホーム画面
新型「DMR-2X603」では、新たにデザインされたホーム画面が採用されており、使いやすさが向上しています。番組のサムネイルと説明が大きく表示されるため、ネット動画のように簡単に目的の番組を見つけやすくなりました。
また、よく視聴する番組やジャンルが自動的に整理され、一覧で表示される新機能が追加されています。さらに、表示項目をカスタマイズすることで、見たい番組へのアクセスがよりスムーズになりました。
【違い2】最大6人分のプロフィール登録機能に対応
複数人で1台のレコーダーを使用していると、誰がどの番組をどこまで視聴したか混乱することがよくあります。特に家族で同じ録画番組を視聴する場合、視聴履歴が交錯し、何話まで見たか把握しにくくなる問題も。
この問題を解消するのが、最大6人分のプロフィールを登録できる新機能です。各プロフィールに個別の再生履歴、検索履歴、ホーム画面の設定が保存されるため、個人ごとに管理がしやすくなりました。また、他の人が見ていた途中の番組をうっかり再生してしまい、ネタバレを防ぐこともできます。
【違い3】見やすくなった編集機能
新型では、編集中の画面が大きく表示されるようになり、ニュース番組などで画面に表示される時刻や見出しが確認しやすくなりました。
この変更により、編集作業がより快適に行えるようになっています。
【違い4】リモコン操作がネット動画アプリに近い仕様に
UIの刷新やプロフィール管理に加え、リモコンの操作性も大幅に改善されました。
Fire TVのように直感的な操作ができるようになり、十字キーの左右を押すことで10秒戻しや10秒送りが可能です。これにより、よりスムーズな操作が実現しました。
【違い5】外付けUSB-HDDの最大容量が8TBまで拡張
新型「DMR-2X603」では、外付けUSB-HDDの対応容量が大幅に拡大し、最大8TBまで対応可能になりました。従来モデルが4TBまでだったのに対し、この進化により、大容量の録画を楽しみたいユーザーにとって非常に魅力的なポイントです。
【違い6】ネット動画再生機能の廃止
旧型モデルではNetflixなどのネット動画再生が可能でしたが、新型ではこの機能がなくなっています。ただし、最近のテレビやFire TVなどでネット動画を視聴できる環境が整っているため、個人的にはレコーダーでの動画再生機能がなくても不便は感じません。
もしレコーダーでネット動画を視聴したい場合は、旧型モデルの利用を検討することをおすすめします。
デザインに大きな変更なし
デザイン面では旧型モデルから特に大きな変化はありません。他メーカーでもデザインを大幅に変えずにモデルチェンジすることが一般的なので、この点は特に驚くことではないでしょう。ただし、新型「DMR-2X603」は数百グラムほど軽量化されています。
まとめ
- UIを刷新した新しいホーム画面
- 最大6人分のプロフィールの登録に対応
- 編集機能が見やすく編集しやすくなった
- リモコンの動作もネット動画アプリに近い仕様に変更
- 外付けUSB-HDDの最大容量が増えて、最大8TBまで対応に
- 形状・デザインには変更なし
Panasonicのブルーレイレコーダー「ディーガ」の新型「DMR-2X603」と旧型「DMR-2X602」を比較しました
デザインに大きな変化は見られないものの、機能面での改善が多くあります。特に、複数人で使用する場合や、ネット動画アプリに慣れている人には、使い勝手が向上していると感じるでしょう。
また、新型「DMR-2X603」では外付けUSB-HDDの対応容量が8TBまで拡大されており、録画をたっぷり楽しみたい方にとって魅力的な選択肢となっています。
一方で、新型ではVOD機能が廃止されているため、この機能が必要な場合は、旧型「DMR-2X602」を選ぶのが良いかもしれません。