AirPods(第2世代)で、なぜか片方のAirPodsだけバッテリーが減り続けるという不具合が発生しました…
この記事では今回は、AirPodsのバッテリーが異常消費するときや、片側だけ消費する・充電されないときの改善方法をまとめてみました!
結果からいうと僕の場合は故障でしたが、これから紹介する方法で直ったという人も多いので、ぜひ参考にしてみてください。
- AirPodsがうまく充電されないときの対処方法
- 試して直らない場合は修理と買い替えどちらがおすすめ?
片方のAirPodsだけバッテリーが異常に減り続ける・充電されない不具合が発生
AirPodsで音楽を聴こうと思い耳に装着したのですが、右側のAirPodsから「ピココン…」とバッテリー切れアラームが鳴り、左側からしか音楽が流れませんでした。
確認してみると、右側のAirPodsのバッテリーだけが充電されず、ほとんど空の状態…
充電ケースの中にAirPodsを入れておいた状態で、なぜか右側のAirPodsのバッテリーが減り続けます。

もしかしてAirPodsの故障…!?
片方のAirPods/AirPods Proだけバッテリーが異常に減る・充電されないときの対処方法
【対処方法1】AirPodsの銀色の充電端子を清掃する


左右それぞれのAirPodsの一番下の部分に、銀色のテカテカしている部分がありますが、AirPodsの充電端子。
この銀色の部分が汚れていると、充電ケースの端子とうまく接続できず充電がうまくされないことがあります。
清掃方法ですが、左右のAirPods本体の充電端子を、メガネクロスなどの繊維が残らない柔らかい布で優しく拭いてあげましょう!



通常は充電端子の部分は艶がありますが、充電できなくなってから確認してみると、皮脂などで曇ったような状態になっていました。クロスで艶が出るまで磨いてみたら見事に充電できるようになりました!
【対処方法2】AirPodsをリセットする
AirPodsの清掃で直らない場合、次に試してもらいたいのが、ペアリング(同期)のリセットです。
これで改善した方も多いようなので、調子が悪くなったら真っ先に試しましょう。
①AirPodsのペアリングを解除する
まずiPhoneなどのAirPodsをペアリングさせている機器から、ペアリングを解除させます。
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」を選択
- 「AirPods」を選択
- 「このデバイスの登録を解除」を選択
iPhoneだけでなくiPadやMacでも同じAirPods使っていましたが、iPhoneからペアリングを解除しただけで、同じAppleアカウントでログインしていた端末全てペアリングが自動で解除されていました。
②充電ケースのセットアップボタンを15秒以上押して初期化する
ペアリングを解除したら、AirPodsを充電ケースに入れた状態で蓋を開けた状態にします。
蓋を開けた状態でケース背面にあるセットアップボタンを15秒以上押し続けて、ステータスランプがオレンジ色から白色に点滅したのを確認できたら離します。
これでリセットされるはずです。
③AirPodsを再ペアリングする
これでペアリングと、AirPodsが初期化されたはずなので、再ペアリングさせます。
iPhoneなどのAirPodsを利用したい機器の近くで、AirPodsケースの蓋を開くと、画面に接続メッセージが表示されるので「接続」を押します。
作業はこれで終了になるので、バッテリー不具合の症状が改善されたかどうか確認してみましょう。



これで改善できた人の多いみたいです!
【対処方法3】AirPodsのファームウェアのバージョンを確認&最新バージョンに更新
ファームウェアのバージョンが古くて誤作動している可能性もあるので、まずバージョンを確認して、古いバージョンだったらアップデートをして最新版に更新しましょう。
①AirPodsのファームウェアのバージョンを確認する方法


- AirPodsを充電ケースに収納した状態で、ケースの蓋を開けた状態にする
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択する
- 「情報」を選択する
- 「AirPods」の「ファームウェアのバージョン」の右側に書かれた番号が現在のAirPodsのバージョン
最新バージョンは、2023年10月調査時点で以下の通りです。
- AirPods Pro (第 2 世代) MagSafe 充電ケース (USB-C) 付き:6A300
- AirPods Pro (第 2 世代) MagSafe 充電ケース (Lightning) 付き:6A301
- AirPods Pro (第 1 世代):6A300
- AirPods (第 2 および第 3 世代):6A300
- AirPods Max:6A300
- AirPods (第 1 世代):6.8.8
自分のAirPodsが最新じゃなかったら更新が必要です。
②AirPodsのファームウェアを最新バージョンに更新する方法
AirPodsのファームウェアの更新は、iPhoneやiPad、Macとはやり方が違います。
手動で更新することはできず、条件が整ったときに自動で更新されるんです。
- iPhone(iPad)とペアリングされていてAirPodsの近くにある
- AirPodsがケースに収納されていて電源に接続されている
上記の条件が整ったときに自動的にアップデートされます。



iPhoneが近くにある状態で、充電させたまま放置しておけば勝手にアップデートされます。
アップデートが無事にできたら、症状が改善されたか確認しましょう。
もっと詳しく知りたい方は、AirPodsのアップデート方法をまとめた記事からチェックしてみてください。
AirPodsの片方のバッテリー消費が改善しない・充電されない場合は修理に出す


上記の方法で改善した方も多いみたいですが、残念ながら改善しない場合は、修理も検討してみましょう。
保証が残っている場合は、AirPodsの修理の仕方をまとめた記事から修理手順をチェックしてみてください。
保証期間が過ぎている場合は、修理よりも「買い替え」のほうがおすすめの理由


AirPodsの保証期間が過ぎている場合は、買い替えのほうがいいかもしれません。その理由は修理費用が結構高いからです…!
バッテリーでの修理費用を確認してみると、
- AirPods(片方):5,940円
- 充電ケース:5,940円
※全て税込価格
バッテリーだけでも、片方で5,940円もかかってしまいます…
AirPods
- AirPods(片方):9,040円
- 充電ケース:7,480円
- ワイヤレス充電ケース:10,140円
AirPods Pro
- AirPods Pro(片方):11,340円
- ワイヤレス充電ケース:12,480円
※全て税込価格
さらに物理的に破損していた場合は、片方だけで10,000円前後もかかるんです。



個人的には、保証が切れてしまって修理費用を払うくらいなら、買い替えたほうが損しないと思っています。
理由は、片方だけ修理に出して直ったとしても、反対側も同じように劣化しかけている可能性が高いからです。そうなるとまた修理費用がかかってしまいますし、新品を買ったほうが安くなるなんてことも十分にありえます。
またAirPods 第1世代・第2世代を使っている場合に、AirPods(第3世代)に買い替えると、空間オーディオに対応したり音質も向上するメリットもあります。
- 修理費用が高い
- 片側だけ直しても、反対側も同じように劣化してきている可能性が高い
- 買い替えれば、左右のAirPods、バッテリーケース全てのバッテリーが新品になる
- 修理店に持ち込まないといけない・修理に何日もかかる場合がある
- 新しいモデルは、空間オーディオに対応していたり音質が上がっている


まとめ
- AirPodsのリセット&再ペアリングしてみる
- ファームウェアのバージョンの確認&更新する
- 改善しない場合は、故障・バッテリー寿命の可能性がある
- 保証期間が過ぎている場合は、買い替えのほうがおすすめ
AirPodsのバッテリー異常消費、片側だけ消耗するときはAirPodsのリセットで直る場合が多いみたいです。
僕の場合は残念ながら不良品だったので改善できませんでしたが、同じような症状で悩んでいる方は、初期化とファームウェアのアップデートを試してみてください。



保証期間が過ぎてる場合は、高い修理費用がかかってしまう可能性もあるので、買い替えるのもおすすめです…!







