【レビュー】「AirPods Pro(第2世代)」買い替える必要あるのか

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「AirPods Pro (第2世代)」を購入し、使い始めてそろそろ4ヶ月ほど経つので、長期間使用した本音のレビューを書きました。

AirPodsを初代から全てのモデルを購入している筆者が、前モデル「AirPods Pro (第1世代)」との比較を交えながらレビューしていきます!

目次

「AirPods Pro(第2世代)」のAirPods Pro(第1世代)からの違いを比較

AirPods Pro
(第2世代)
AirPods Pro
(第1世代)
アクティブノイズキャンセリング
(性能が最大2倍)
外部音取り込みモード適応型外部音取り込み外部音取り込みモード
空間オーディオ
ダイナミックヘッドトラッキング
チップH2チップ
U1チップ(充電ケース)
H1チップ
Bluetooth5.35.0
検出センサー肌検出センサー
(ポケットの中などで誤反応しにくい)
デュアル光学センサー
センサータッチコントロール
(AirPods本体で音量操作可能)
感圧センサー
耐汗耐水性能本体:IPX4
ケース:IPX4
本体:IPX4
ケース:なし
イヤーチップL/M/S/XSL/M/S
バッテリー1回の充電:最大6時間
充電ケースと併用:最大30時間
1回の充電で最大5時間
充電ケースと併用:最大24時間
ストラップループ
発売2022年09月2019年10月

まずは見た目もほとんど変わっていない新型「AirPods Pro(第2世代)」ですが、旧型「AirPods Pro(第1世代)」からの違いをざっくりとまとめてみました。

比較して、変わった箇所・進化した箇所を赤文字にしています。

見た目ではあまり違いがわかりにくいですが、音質やアクティブノイズキャンセリング性能が上がっていたり、「タッチコントロール」でAirPods本体から直接音量が変更できるようになったりと、見えない部分で正当な進化を遂げています。

4ヶ月使用した、新型「AirPods Pro(第2世代)」の本音レビュー

①やはりApple製品での使いやすいさが抜群にいい(全AirPods共通)

AirPods Pro 第2世代 レビュー

他メーカーのワイヤレスイヤホンと比べ、AirPodsが抜群に優れていると思うのが、Apple製品での使いやすさです。

一般的なBluetoothワイヤレスイヤホンの場合は、使いたい機器ごとにペアリングする必要がありますが、AirPodsの場合は、使っているApple製品1台でペアリングすると、同じApple IDでログインした他の端末からでも自動的に使えるようになります。

例えば、「iPhone」でAirPodsをペアリングしたとすると、同じApple IDでログインしている「iPad」や「Mac」「Apple TV 4K」などでも使えるように。

ペアリングをし直したりする必要もありませんし、使用する機器に自動でシームレスに繋がる仕組みなので、Apple製品を複数台使っている方はAirPodsがかなりおすすめです。

ケン編集長

Apple製品好きな筆者には、AirPods以外のワイヤレスイヤホンが使えなくなるくらい便利…

②音質は劇的な進化はしてないが、空間オーディオの広がりはアップしたように感じる

まずは音質。筆者は音質にはそこまでの拘りがないのであまり詳しいことは言えませんが、「劇的な進化をしている訳ではないけど、少し上がった」と感じます。

前モデルと変わらず、低音はやや控えめで、中音域を主とした、聞き疲れしにくい音質ですが、クリア感が増したように感じました。

音質だけで言えば劇的に上がった訳ではありませんが、「空間オーディオ」の広がりは明らかに強くなったと思います。

ケン編集長

たしかに音質は上がったと思いますが、音質の向上目的で買い替えるほどではないかな…

③ノイズキャンセリング性能もたしかに上がった

ノイズキャンセリング性能は、前モデルの最大2倍上がったようです。

実際に、道路の騒音、電車乗車時の騒音で、それぞれ聴き比べてみましたが、たしかに新型のAirPods 第2世代のほうが、騒音を強くかき消してくれていると感じました!

正直、2倍のノイズキャンセリング性能はちょっと言い過ぎなような気がしますが、僕の体感としては2、3割増したかな?という感じです。

④外部音取り込みより自然になり、さらに余計な音を軽減

音質、ノイズキャンセリング性能の向上よりも、明らかに変わったと思ったのは「外部音取り込み」による、周りの音の聴き取り性能。

今回、「外部音取り込み」から「適応型外部音取り込み」に進化し、大きな雑音だけを軽減しながら外部の音を取り込めるようになっています。

僕は自宅の中で使用するときは、家族の呼びかけや、インターホンに気付けるように、常に「外部音取り込み」で利用するのですが、明らかに外部音が前よりもより自然な音になっていると感じました。

前モデルも十分に会話やテレビの音を聞くことはできましたが、新型では外部音がくっきり鮮明感が増し、より自然な音が伝わってきます。

あと「適応型外部音取り込み」については、僕の環境では正直そこまでわかりませんでしたが、工事現場付近などで試したらわかるかもしれませんね。

ケン編集長

音楽をかけていないと、AirPods Proを装着してることを忘れそうになるほど自然(笑)

⑤タッチコントロールで音量変更できるのが本当に便利

AirPods Pro 第2世代 レビュー

個人的に買い替えて最もよかったことは「タッチコントロール」でAirPods本体から直接音量を変更できるようになったこと!

これまでは軸の部分で、再生を一時停止したり、曲のスキップをすることはできましたが、音量変更だけはできませんでした。

ケン編集長

ポケットに入れたiPhoneのボタンや、Apple Watchを使って、音量変更をしていましたが、やはり不便…

新型モデルでは「タッチコントロール」を採用し、軸の部分を上下にスワイプ操作すると、音量の上げ下げができるよううになり、ようやくこのストレスから解放されました。

軸の部分に指を当て、音量を上げたい場合は「上方向に指をスワイプ」、下げたい場合は「下方向に指をスワイプ」

感度もよく、操作に慣れれば反応しないこともほとんどありませんし、いつでも好きなときにAirPodsから音量変更できるのは本当にありがたいです。

とくにiPadで動画を観るときに、これまではiPadの音量ボタンまで手を伸ばさないといけなかったのが、そのままの姿勢でAirPodsから変更できるのは超快適。

ケン編集長

これまで自宅では、装着感の楽な「AirPods (第3世代)」を使っていましたが、「タッチコントロール」が快適すぎて、自宅でもAirPods Proになってしまいました…!

⑥イヤーチップのXSサイズが絶妙に筆者の耳にフィット

AirPods Pro 第2世代 レビュー

これまではL/M/Sの3サイズのイヤーチップでしたが、「AirPods Pro(第2世代)」では新たに「XS」を加えた4サイズが付属。

耳鼻科でも言われた耳の穴の小さい僕はSサイズを愛用していましたが、さらに小さな「XS」のイヤーチップのほうが、より着け心地良く感じました。

⑦バッテリー持続時間が伸びた

AirPods Pro
(第2世代)
AirPods Pro
(第1世代)
一回の充電最大6時間最大5時間
充電ケースと併用最大30時間最大24時間

地味に嬉しいのが、バッテリーの持続時間が上がったこと。

アクティブノイズキャンセリング機能や、ヘッドトラッキング機能、使用状況により、持続時間は減りますが、一度の充電で最大「6時時間」持続するようになり、充電ケースとの併用では「最大30時間」持続するようになりました。

とくに初代AirPods Pro(第1世代)を発売当初から使用している場合、3年ほども経過しているので、バッテリー持続時間が著しく短くなっている場合もあります。(※僕も最初の頃よりもバッテリーが減りが早くなりました)

ケン編集長

初代のバッテリー持続時間が短くなったように感じる方は、新型に買い替えると、かなりバッテリーが持つようになったと感じるはず。

⑧MagSafe対応でワイヤレス充電がずれにくくなる。ケースから確認音が出るのもGOOD

AirPods Pro 第2世代 レビュー

AirPods (第1世代)も途中からMagSafe対応ケースに変更されていますが、新型でもMagSafe対応ケースです。

充電ケースがMagSafe対応したことで、MagSafe充電器の上に乗せて充電する際に、最適な位置にピタッと磁力で固定され、ワイヤレス充電の失敗がなくなりました。

またケースにスピーカーが搭載されたことで、MagSafe充電器の上に乗せたときに「ピコン!」と確認音が鳴るようになり、この音がちょっと心地いい。

⑨AirTagと同じように探せるのが、いざという時に安心

AirPods Pro 第2世代 レビュー

Appleの忘れ物防止グッズ「AirTag」と同じ「U1」チップがAirPods Proの充電ケースに搭載されたため、iPhoneの「探す」アプリで、近くにいるときに限り、おおよその位置を掴めるようになりました。

ケン編集長

自宅内でよく行方不明になるのですが、探すアプリで見つけられるのは、安心!

AirPods Pro(第2世代)レビューまとめ

メリット
デメリット
  • Apple製品での使い勝手が最高
  • 音質、ノイズキャンセリング性能が少し上がった
  • 外部音取り込みモードがより自然になり、付けたままでも生活できそう
  • タッチコントロールで音量変更できるのが超便利
  • イヤーチップのXSサイズが、耳の穴の小さな人に使いやすい
  • バッテリー持続時間が増えた
  • MagSafe対応でワイヤレス充電がずれにくくなる。ケースから確認音が出るのもGOOD
  • AirTagと同じように探せるのが、いざという時に安心
  • 音質とノイズキャンセリングの性能は少し上がってるけど、音質目的で買い替えるほどではない
  • デザインの新鮮味がない
  • 価格が高め(円安の影響もあり)

AirPods Pro (第2世代)の長期使用レビューをかんたんに書きまとめてみました!

円安の影響もあり、4万円弱と気軽には手が出しにくい価格になってしまいましたが、個人的には「外部音取り込みモード」の進化と、タッチコントロールでAirPodsから直接音量変更ができるようになったことで、非常に満足しています。

ケン編集長

最初は買い替えようか迷いましたが、今では買い替えてよかったと思っています!

音質やノイズキャンセリングの性能については、個人的には「少し上がったかな」という程度なので、音質目的で買い替えるのはあまりおすすめしませんが、使い勝手の向上目当てや、初代AirPods Proのバッテリーが劣化している方は、買い替えて後悔することはないと思います。

またAirPods Proは定価で購入すると高いですが、公式ショップよりもかなり安く販売しているショップもあります。
安く購入したい方は、こちらのAirPods Proの最安値調査した記事を、ぜひチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。スマホはiPhone派。
家電やガジェットの比較やレビュー情報を主に発信しています!

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