テレビ番組を録りためるための外付けHDD、エレコムのELD-HTV020UBKとELD-FTV020UBK。どちらも2TBで、並べても見分けはほとんどつきません。
ただし世代が違います。ELD-HTV020UBKは2022年12月、ELD-FTV020UBKは2020年7月の発売で、いま公式ラインアップに残っているのは新しいほうだけ。
では2年半のあいだに何が動いたのか。公式の仕様表とニュースリリースを突き合わせて整理しました!
編集長2TBのモデルは選べる顔ぶれが減ってきているので、何が残っているかを先に押さえておくと動きやすいですよ!
エレコム(ELECOM)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)
ELD-HTV020UBKとELD-FTV020UBKのスペック比較
| 項目 | ELD-HTV020UBK | ELD-FTV020UBK |
|---|---|---|
| 公式ラインアップでの扱い | 発売中 | 販売終了 |
| 発売時期 | 2022年12月 | 2020年7月 |
| 24時間連続録画の記載 | 公式に記載あり | 記載なし |
| 対応OS(Windows) | Windows 11/10/8.1 | Windows 11/10 |
| 対応OS(macOS) | macOS Monterey 12/Big Sur 11/10.15/10.14 | macOS Tahoe 26/macOS Sequoia 15 |
| インターフェース | USB3.2(Gen1)/USB3.1(Gen1)/USB3.0/USB2.0(5Gbps・理論値) | USB 5Gbps(USB3.2(Gen1)/USB3.1(Gen1)/USB3.0) |
| コネクター形状 | USB3.2 Micro-B×1 | USB 5Gbps Micro-B×1 |
| 容量 | 2TB | 2TB |
| 録画時間の目安(地上デジタル放送) | 約240時間 | 約240時間 |
| 録画時間の目安(BS・110度CS放送) | 約180時間 | 約180時間 |
| 録画時間の目安(新4K放送) | 約130時間 | 約130時間 |
| 外形寸法 | 幅約183mm×奥行約120mm×高さ約35mm | 幅約183mm×奥行約120mm×高さ約35mm |
| ドライブ数 | 1 | 1 |
| 回転数 | 非固定 | 非固定 |
| 冷却ファン | 無し | 無し |
| 出荷時フォーマット | NTFS | NTFS |
| パソコン電源連動 | ○ | ○ |
| 1Clickボタン | 無し | 無し |
| セキュリティスロット | ○ | ○ |
| アクセスLED | ○ | ○ |
| タテ置き・ヨコ置き | 両対応 | 両対応 |
| カラー | ブラック | ブラック |
| 保証期間 | 1年間 | 1年間 |
色が付いた7項目が違い。残る16項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
買い方に効く違いは4つ|世代が変わって、どこが動いたのか
違い 1いま新品で買えるのはELD-HTV020UBKだけ
| ELD-HTV020UBK | 発売中 |
| ELD-FTV020UBK | 販売終了 |
はじめに押さえておきたいのが、この2台が同じ土俵に並んでいないこと。エレコム公式のラインアップ表は、ELD-HTV020UBKを「発売中」、ELD-FTV020UBKを「販売終了」としています。
公式ページで販売終了とされているのは、あくまで公式の案内上の扱い。いま手に入るかどうかは、店頭やネットに残った在庫しだいです。
ELD-HTVシリーズのほうは2TBから8TBまで4機種が発売中。同じ棚に並んでいるので、あとから容量を足したくなったときも動きやすいはずです!
補足2TBにこだわらないなら、同じシリーズには4TB・6TB・8TBもそろっています。録りためる量が読みきれないときは、ひとつ上の容量から見ておくと後悔が減るでしょう。
違い 224時間連続録画をうたっているのは新しいほう
| ELD-HTV020UBK | 公式に記載あり |
| ELD-FTV020UBK | 記載なし |
ELD-HTVシリーズの発表資料には、4K解像度の番組録画に対応し、24時間連続録画ができると書かれています。長い番組を続けて残したい人へ向けた案内ですね。
いっぽうELD-FTV020UBKは、製品ページにも2020年の発表資料にも24時間連続録画という言葉が出てきません。書かれていない=できない、とまでは言えないものの、確かめようがないのが正直なところ。
スポーツ中継や長丁場の音楽番組を流しっぱなしで録る使い方なら、明記のあるELD-HTV020UBKのほうが気は楽でしょう!



番組表から1本ずつ予約を入れる使い方なら、この差が顔を出す場面はそうそう来ませんよ!
違い 3発売は2年5か月ちがい。それでも作りは据え置き
| ELD-HTV020UBK | 2022年12月 |
| ELD-FTV020UBK | 2020年7月 |
ELD-HTV020UBKは2022年12月、ELD-FTV020UBKは2020年7月の発売です。世代がひとつ動いた関係になります。
とはいえ転送まわりは据え置きで、どちらも5Gbps(理論値)。仕様表の書き方が「USB3.2(Gen1)」と「USB 5Gbps」で違うだけなので、速さに差はありません。
外形寸法もファンレス設計も出荷時フォーマットも共通。新しいほうが速い、という関係ではない点は覚えておきたいところです!
補足旧型のページも特長欄では「USB3.2(Gen1)/USB3.1(Gen1)/USB3.0対応で5Gbps(理論値)」と書いていて、仕様表で呼び名を変えているだけだと分かります。付属ケーブルも長さは約0.9mで共通ですが、表記はELD-HTV020UBK側が「USB3.2(Gen1)ケーブル」、ELD-FTV020UBK側が「USB 5Gbpsケーブル」と分かれています。
違い 4公式の対応OS欄は、じつは旧型のほうが新しい
| ELD-HTV020UBK | Windows 11/10/8.1・macOS Monterey 12まで |
| ELD-FTV020UBK | Windows 11/10・macOS Tahoe 26/Sequoia 15 |
意外なのが対応OSの欄。ELD-HTV020UBKはWindows 11/10/8.1とmacOS Monterey 12までの記載で、ELD-FTV020UBKはWindows 11/10とmacOS Tahoe 26/Sequoia 15になっています。
新しいほうが古いWindowsまで面倒を見て、旧型が最近のmacOSまで載っている、という逆さまの並びです。どうしてそうなっているのかまでは公式に書かれていません。
テレビにつなぐだけなら、ここは気にしなくて大丈夫。パソコンと兼用するつもりなら、手元のOSが載っているかだけ先に見ておきましょう!
2TBを選ぶなら、どちらに手を伸ばすか
これから2TBを買うなら、行き先ははっきりしています。公式ラインアップに残っていて、24時間連続録画の明記もあるELD-HTV020UBKです。
ELD-FTV020UBKが候補に上がるとしたら、流通に残った在庫を見つけたときでしょう。録画時間の目安も本体の大きさも同じですから、そこだけを見れば見劣りはしません。
ただ、公式が販売終了としている以上、在庫がはければそこまで。何年も置いて使う機器ですから、ラインアップに残っているほうが安心ですね!
いま買える状態かどうかは、この記事の商品ボックスで確かめられます。
同じところ|録れる時間も、置いたときの姿もそのまま
公式の仕様表を上から突き合わせると、容量まわりはぴたりと重なりました!
地上デジタル放送なら約240時間、BS・110度CS放送なら約180時間、新4K放送なら約130時間。エレコムが公開している目安は、どちらも同じ数字です。
外形寸法は幅約183mm×奥行約120mm×高さ約35mmで共通。冷却ファンを持たない設計、出荷時フォーマットのNTFS、パソコン電源連動、セキュリティスロット、アクセスLED、1年間の保証まで横並びでした。
タテ置きとヨコ置きの両対応、2番組同時録画に使える点も共通です。つなげるテレビとして公式が挙げるのはシャープ/アクオス、ソニー/ブラビア、レグザ、パナソニック/ビエラ、ハイセンス、LGなどで、旧型のページはここに三菱電機/REALやFUNAI、日立なども加えて並べていました。
どちらもテレビ側がUSB-HDD録画に対応していることが条件。手元の機種で使えるかどうかは、エレコムが用意している対応表から型番で引けます。
エレコム(ELECOM)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)
よくある質問
- QELD-FTV020UBKはもう買えないのですか?
- Aエレコム公式の製品ページでは販売終了と案内されています。店頭やネットに在庫が残っていれば手に入りますが、公式の案内上は販売を終えた扱いです。買える状態かどうかは、この記事の商品ボックスでご確認ください。
- Q24時間連続録画に対応しているのはどちらですか?
- A公式に24時間連続録画をうたっているのはELD-HTV020UBKです。ELD-FTV020UBKは、製品ページにも発表資料にもその記載が見当たりませんでした。記載が無いだけで使えないと決まったわけではないものの、長時間の連続録画を前提にするなら、明記のあるほうが安心できます。
- Q録画できる時間に差はありますか?
- Aどちらも2TBで、公式が示す目安は地上デジタル放送で約240時間、BS・110度CS放送で約180時間、新4K放送で約130時間と同じです。2020年11月現在のデータという注記があり、実際の時間は機器や番組によって変わるとされています。
- Q手持ちのテレビにつながるか調べる方法はありますか?
- Aエレコムが録画機器の対応表を公開していて、テレビの型番から使えるかどうかを引けます。どちらのモデルも、テレビ側がUSB-HDD録画に対応していることが前提です。
- Qもっと大きい容量も選べますか?
- AELD-HTVシリーズは2TB・4TB・6TB・8TBの4機種が発売中です。地上デジタル放送の録画時間の目安は、4TBで約480時間、6TBで約720時間、8TBで約960時間になります。
まとめ
ELD-HTV020UBKとELD-FTV020UBKで買い方に効く違いは、公式ラインアップでの扱い・24時間連続録画の記載・発売時期・対応OS欄の4点です。
仕様表ではインターフェースやコネクター形状の呼び名も分かれていますが、速度はどちらも5Gbps(理論値)。中身の差ではなく表記の違いですね。
2TBという容量も、録画時間の目安も、本体の大きさもファンレス設計も共通です。世代が変わって中身が刷新された、という関係ではありません。
それでも、これから買うならELD-HTV020UBKへ。長時間の連続録画を考えている方にも、あとから容量を足したい方にも、いま作られているシリーズのほうが動きやすいですよ!



テレビの裏に置いたら、次に触るのは調子が悪くなったときくらい。だからこそ、まだ作られているモデルを選んでおきたいですね!
エレコム(ELECOM)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)
8月21日 10:15時点の価格です(変動します)











