【違い】65Z870Mと65Z870Nを比較!144Hzゲームモードと明るさが分かれ目

【違い】65Z870Mと65Z870Nを比較!144Hzゲームモードと明るさが分かれ目

レグザの4K Mini LED液晶テレビ、65Z870M65Z870N。1年ちがいの新旧モデルで、画面サイズもスピーカーの数も同じですから、店頭に並んでいても見分けはつきません。

ところが中身をのぞくと、ゲームの144Hz対応とパネルの明るさでこの2台ははっきり分かれます! 逆にいえば、映像処理エンジンもタイムシフトマシンも共通なんですね。

結論
ゲーミングPCや高フレームレートのゲームを繋ぐなら
65Z870N ゲームモードで144Hz VRRに対応し、HDMIの4K入力も144pまで受けられます
明るいリビングで見るなら
65Z870N Mini LEDバックライトの輝度が従来比約1.3倍に上がっています
全録テレビを安く手に入れたいなら
65Z870M タイムシフトマシンも7スピーカー60Wも同じ内容。ただし生産終了で在庫は限られます

8月15日 7:36時点の価格です(変動します)

目次

65Z870Mと65Z870Nのスペック比較

項目65Z870M65Z870N
HDMI 4K入力(最大)4K120p4K144p
年間消費電力量165kWh140kWh
消費電力249W292W
待機時消費電力0.5W0.4W
重量(スタンド含む)32.5kg31.5kg
画素数3840×21603840×2160
バックライトMini LEDバックライトMini LEDバックライト
HDR方式HDR10/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョンIQ/HLGHDR10/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョンIQ/HLG
地上デジタルチューナー数99
タイムシフトマシン対応対応
HDMI端子数4端子4端子
VRR・ALLM対応対応
Dolby Atmos対応対応
スピーカー数7個7個
実用最大出力60W60W
1452mm1452mm

色が付いた5項目が違い。残る11項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは5つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1ゲームモードの144Hz対応は65Z870Nだけ

65Z870M120Hz
65Z870N144Hz(VRR対応)

いちばん大きな差がここです!

65Z870Nはゲームモードで144Hz VRRに対応していて、HDMIの4K入力も3840×2160の144pまで受けられます。65Z870Mの4K入力は120pまでで、HDMI 2.1の対応機能にも4K144pは含まれていません。

ゲーミングPCや高フレームレートに対応したゲーム機を繋ぐつもりなら、ここが決め手になりますね。

とはいえ地上波や配信サービスが中心の使い方なら、120Hzでも物足りなさを感じる場面は少ないでしょう。

メーカーの発表資料によると、144Hz VRRゲームモードに対応するのはZ870Nシリーズのうち65V型と75V型で、55Z870Nは対象外です。同じシリーズでもサイズで違うので、65V型以外を検討するときは仕様表を見ておくと安心ですよ。

違い 2パネルの明るさが従来比約1.3倍になった

どちらも仕様表の表記は「新開発 Mini LED 液晶パネルモジュール」で同じなのですが、中身は世代が進んでいます。

メーカーの発表資料では、65Z870Nの輝度は2023年モデルの65Z870Mと比べて約1.3倍とされています! バックライトのLEDをより高密度に並べ直したことによるものですね。

効いてくるのは、日中のリビングのような明るい部屋。カーテンを開けたまま見ても、HDR映像のハイライトが白っぽく沈みにくくなります。

反対に、照明を落とした部屋で映画をじっくり楽しむ使い方なら、差は感じにくいかもしれません。

違い 3省エネ性能は65Z870Nのほうが上

65Z870M165kWh/年
65Z870N140kWh/年

年間消費電力量は65Z870Mが165kWh/年、65Z870Nが140kWh/年です。待機時消費電力も0.5Wから0.4Wへ下がりました。

画面が明るくなったのに年間の消費電力量は減っている、というのが面白いところ! バックライトの制御が効率化されたのでしょう。

なお定格の消費電力は249Wから292Wへ上がっています。こちらは最大値の話で、いつもこの電力を使い続けるわけではありません。

テレビは毎日長く点けるものですから、年間で25kWhの差は地味に効いてきます。

違い 4本体は65Z870Mのほうが薄く、65Z870Nのほうが軽い

65Z870M奥行28.2cm/32.5kg
65Z870N奥行30.0cm/31.5kg

スタンドを含めた外形寸法は、65Z870Mが幅145.2×高さ88.1×奥行28.2cm、65Z870Nが幅145.2×高さ89.5×奥行30.0cmです。

幅はぴったり同じですが、65Z870Nのほうが高さで1.4cm、奥行で1.8cm大きくなっています。テレビ台の奥行がぎりぎりという方は、先に測っておくと安心ですね。

重さは逆で、スタンド込みだと65Z870Mが32.5kg、65Z870Nが31.5kg。1kgとはいえ、二人がかりで持ち上げるときの差は小さくありません!

違い 5いま新品で買いやすいのは65Z870Nのほう

65Z870M生産終了
65Z870N在庫限り

メーカー公式の製品ページでは、65Z870Mは生産終了、65Z870Nは在庫限りと案内されています(2026年8月時点)。

つまり65Z870Mを狙うなら、流通在庫を持っている販売店から探すことになります。台数が少ないぶん、割高な値付けになっていることもあるので気をつけたいところ。

65Z870Nのほうも在庫限りの表示が出ていますから、こちらも安心はできません! 候補に入っているなら、早めに動いておくのがよさそうです。

65V型でこの後の世代にあたるのは、2025年の65Z875R、そして2026年の65Z890Sです。最新のゲーム機能や映像エンジンまで求めるなら、そちらも見比べてみてください。

価格の差はどれくらい?

どちらもオープン価格で、メーカーは希望小売価格を定めていません。

65Z870Mは2023年4月、65Z870Nは2024年5月の発売。世代が1つちがううえ、65Z870Mは生産終了で流通在庫のみという事情もあり、実売の値段は販売店や時期によって大きく動きます

いまいくらなのかは、記事上部の商品ボックスでご確認ください。

同じところ|全録も音も映像エンジンも共通

見落とされがちですが、この2台は土台になる部分がほとんど同じなんです!

映像処理エンジンはどちらも「レグザエンジンZR」。HDRはHDR10+ ADAPTIVE、Dolby Vision IQ、HDR10、HLGの4方式に対応していて、画素数も3840×2160で並びます。

地上デジタルチューナーはどちらも9つ。タイムシフトマシンで地上デジタルを最大6チャンネル録りためられるところも共通ですね。

音まわりもフルレンジ2/ツィーター2/トップツィーター2/ウーファー1の合計7個で、実用最大出力60W、Dolby Atmos対応まで同じ。HDMIは4端子(eARC/ARC対応)で、VRRとALLMにはどちらも対応しています。

よくある質問

Q映像処理エンジンに差はありますか?
Aメーカー公式の仕様表では、どちらも「レグザエンジンZR」という同じ表記です。世代で処理の中身が変わっている可能性はありますが、公式の仕様表の上でエンジンを分ける記載は見当たりませんでした。
Q65Z870Mでも144Hzのゲームはできますか?
Aできません。65Z870MのHDMI 4K入力は120pまでで、HDMI 2.1の対応機能にも4K144pは含まれていません。144Hzを使いたいなら65Z870Nを選ぶことになります。
Qタイムシフトマシンの性能は違いますか?
Aどちらも地上デジタル最大6チャンネルの全録に対応しています。地上デジタルチューナーの数も9つで同じですよ。なお録画には別売のUSBハードディスクが必要です。
Q音質に差はありますか?
Aスピーカーは両方とも合計7個、実用最大出力60Wの同時駆動で、Dolby Atmosにも対応しています。仕様表の上では音まわりに差はありません。

まとめ

違いは144Hzゲームモード・パネルの明るさ・省エネ性能・本体サイズ・販売状況の5点でした。

映像処理エンジンもタイムシフトマシンもスピーカーも共通ですから、全録テレビとしての基本的な使い勝手はどちらを選んでも変わりません。

ゲーミングPCを繋ぎたい方や明るいリビングで見る方は65Z870N、全録の機能をなるべく安く手に入れたい方は65Z870Mがイチオシです!

ただし65Z870Mは生産終了で、流通在庫を探すことになります。見つけたときが決めどきと考えておくとよいでしょう。

8月15日 7:36時点の価格です(変動します)

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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