この記事では、レグザの4K Mini LED液晶55Z890Sと55Z875Rの違いを解説します!
どちらもタイムシフトマシンを積んだMini LEDで、パネルも音も同じ土台。並べただけでは見分けがつきません。
では、1年ぶんの進化はどこに出ているのか。公式の仕様表を1行ずつ突き合わせました。
編集長見た目はそっくりでも、つなぐ機器が多い家ほど差がはっきり出てきます!
9月10日 6:23時点の価格です(変動します)
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55Z890Sと55Z875Rのスペック比較
| 項目 | 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|---|
| HDMI端子の伝送帯域 | 4系統すべて48Gbps(最大4K144p) | 4系統すべて18Gbps(最大4K60p) |
| 4K144p・4K120p・VRRが使える端子 | HDMI入力1〜4 | HDMI入力1・2のみ |
| PCゲームの入力 | 1080p 144Hz/2560×1440 120Hz | 1080p 144Hz/2560×1440 60Hz |
| 2画面表示 | 新ダブルウインドウ(放送・HDMI・録画番組・ネット動画・YouTube・AirPlay) | ダブルウインドウ(放送・HDMI・YouTube・AirPlay・スクリーンミラーリング) |
| ゲームセレクト | AIオート/スタンダード/ロールプレイング/シューティング/レトロ | スタンダード/ロールプレイング/シューティング/レトロ |
| カラーイメージコントロール | 64色軸リッチカラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール |
| AIシーン高画質PROのシーン | ライブ/夜景/花火・星空/リング競技/アニメ | 夜景/花火・星空 |
| マルチバンドイコライザー | 20バンド/5バンド | 仕様表・特長ページに記載なし |
| シンクロドライブ(別売サウンドシステムと同時再生) | 対応(RA-B500/RA-B200/RA-B100) | 仕様表・特長ページに記載なし |
| Bluetooth | 対応・LE Audio対応(バージョンは公式に記載なし) | 対応(LE Audioの記載なし/バージョンも公式に記載なし) |
| 広視野角 | ワイドアングル液晶パネル | 広視野角ワイドアングルシート |
| 年間消費電力量 | 110kWh/年 | 130kWh/年 |
| 消費電力(待機時) | 246W(0.4W) | 250W(0.5W) |
| 省エネ基準達成率(2026年度基準) | 111% | 94% |
| 質量(スタンド含む/本体のみ) | 22.5kg/18.9kg | 23.5kg/19.1kg |
| 外形寸法(スタンド付き・幅×高さ×奥行) | 幅122.9×高さ76.9×奥行26.5cm | 幅122.9×高さ77.0×奥行26.6cm |
| HDR信号対応 | HDR10/HDR10+/HLG/ドルビービジョンIQ | HDR10/HDR10+/HLG/ドルビービジョン |
| 付属のリモコン | CT-90510 | CT-90506 |
| 発売時期 | 2026年5月 | 2025年7月 |
| パネル方式・画素数 | 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)/3840×2160 | 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)/3840×2160 |
| 画面寸法 | 幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm | 幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZRα |
| 倍速対応 | 120Hz倍速(ゲームモードは144Hz・VRR対応) | 120Hz倍速(ゲームモードは144Hz・VRR対応) |
| 広色域量子ドット・低反射コート | どちらも採用 | どちらも採用 |
| チューナー(地上デジタル/BS・110度CS/4K衛星放送) | 9/3/2 | 9/3/2 |
| タイムシフトマシン | 搭載(別売の対応USBハードディスクが必要) | 搭載(別売の対応USBハードディスクが必要) |
| USBハードディスク録画 | 4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録 | 4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録 |
| スピーカー(個数)・音声実用最大出力 | 7個(2wayメイン4/トップ2/ウーファー1)・合計70W | 7個(2wayメイン4/トップ2/ウーファー1)・合計70W |
| サウンドシステム・Dolby Atmos | 重低音立体音響システムZ/対応 | 重低音立体音響システムZ/対応 |
| 映像遅延時間短縮 | 約0.83msec | 約0.83msec |
| HDMI入力端子 | 4端子(eARC/ARCは入力2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし) | 4端子(eARC/ARCは入力2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) |
色が付いた19項目が違い。残る13項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは5つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1HDMIが4系統とも48Gbps対応になった
| 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|
| 4系統すべて48Gbps | 4系統すべて18Gbps |
一番大きい差は背面にありました。55Z890Sは公式が4系統すべてで48Gbpsと書いていて、最大144フレームの4K映像を受けられます。
これに対し、55Z875Rはすべて18Gbpsで、受けられるのは最大60フレームまででした。
しかも、4K144pや4K120p、VRRを通せるのはHDMI入力1・2のみと、公式は仕様表にもゲームのページにも書いています。
ゲーム機とレコーダーとパソコンを挿しっぱなし。そんな家では、端子の場所を選ばずに済むのが助かりますね!
とはいえ、つなぐ機器が1台だけなら話は別です。入力1に挿しておけば、55Z875Rでも4K144pが通ります。



配線をやり直す手間が減るのは、5年10年と使ううちに効いてくるはずです!
違い 2PCゲームは2560×1440が120Hzまで伸びた
| 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|
| 2560×1440 120Hz入力対応 | 2560×1440 60Hz入力対応 |
パソコンをつなぐ人向けの差もあります。55Z890Sは2560×1440の入力が120Hzまで、55Z875Rは60Hzまでとなります。
ただし、1080pの144Hz入力はどちらも対応済み。WQHDの解像度で滑らかに動かしたいときだけ、新型が一歩前に出る形ですね。
さらに「ゲームセレクト」にはAIオートが加わりました。ジャンルをAIが判別して設定を合わせてくれる項目で、55Z875Rは4種類から手で選ぶ形です。
そのうえ「ゲーミング2画面」も新型だけ。ゲーミングメニューから2画面に切り替えて、攻略動画を横に置いたまま遊べるのは楽しそうです!
補足瞬速ゲームモードの遅延は約0.83msecで共通です。VRRやALLM、AMD FreeSync Premiumも両方に入っているので、反応の速さそのもので悩む場面は少ないでしょう。
違い 32画面が「新ダブルウインドウ」に変わった
| 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|
| 新ダブルウインドウ | ダブルウインドウ |
2画面の中身も入れ替わりました。55Z890Sの「新ダブルウインドウ」は、右側にネット動画を置けます。
一方の55Z875Rで右側に置けるのは、放送とYouTube、AirPlay、スクリーンミラーリングまで。Prime VideoやTVerといった配信サービスは並びません。
しかも、左側も違っていて、55Z890Sは録画番組の再生やBS4Kも映せます。野球中継の隣で配信のドラマを進める、なんて見方ができるのは新型だけです!



ふだん2画面を使わない方なら、ここは丸ごと飛ばして考えて構いませんね!
違い 4バックライトが新しくなり、色の刻みも細かくなった
| 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|
| 新開発の高輝度Mini LED/64色軸 | 高輝度Mini LED/36色軸 |
映像の土台は共通で、どちらも「レグザエンジンZRα」です。変わったのはバックライトのほうでした。
55Z890Sは新開発の高輝度Mini LEDを積み、公式は65V型どうしを比べて従来比約1.2倍の明るさとしています。
そのうえ色の刻みも細かくなりました。カラーイメージコントロールは55Z890Sが64色軸、55Z875Rは36色軸です。
「AIシーン高画質PRO」が見分けるシーンも、ライブやリング競技が加わって5種類に増えました!夜景と花火・星空の2つだった旧型より、当てはまる場面はぐっと広がっています。
とはいえ、明るさの差がどこまで体感できるかは、部屋の窓の大きさや照明にも左右されるでしょう。
補足低反射コートと広色域量子ドットは両方に入っています。斜めから見たときの見やすさも、新型はワイドアングル液晶パネル、旧型はワイドアングルシートと、それぞれ手が打たれています。
違い 5音を詰めるための項目が増えた
| 55Z890S | 55Z875R |
|---|---|
| 20バンドのイコライザー・シンクロドライブ・LE Audio | 仕様表・特長ページに記載なし |
スピーカーそのものは同じ構成です。7個で合計70W、「重低音立体音響システムZ」という名前も変わりません。
違うのは調整の幅で、55Z890Sには20バンドのマルチバンドイコライザーが載ります。公式は5バンドから20バンドへ進化した、と書いています。
加えて、別売のレグザサウンドシステムと本体スピーカーを同時に鳴らす「シンクロドライブ」、BluetoothのLE Audio対応も新型の項目。55Z875Rの仕様表と特長ページには、どちらの記載もありません。
音そのものは聴き比べないと分かりませんが、自分で細かく詰めたい方には響く差になりそうです。



サウンドバーを足す予定があるなら、シンクロドライブに対応した新型が合いますよ!
同じところ|放送・録画・音の土台は動いていない
- 画面55V型4K液晶(Mini LEDバックライト)・3840×2160
- 映像レグザエンジンZRα・120Hz倍速・広色域量子ドット・低反射コート
- 放送地上デジタル9・BS/110度CS 3・4K衛星放送2チューナー
- 録画タイムシフトマシン・外付けHDDへの通常録画(USB HDDは別売)
- 音スピーカー7個・実用最大出力70W・Dolby Atmos対応
- 端子HDMI4系統・eARC/ARCは入力2のみ・USB4・光デジタル1・LAN1
- ゲーム瞬速ゲームモード 約0.83msec・VRR・ALLM・FreeSync Premium
- 無線Wi-Fi 6・Bluetooth・AirPlay 2・スクリーンミラーリング
画面まわりと放送まわりは、きれいに横並びでした。画面寸法もチューナーの本数も、同じ数字が並びます。
そのうえ「タイムシフトマシン」も両方に入っています。放送中の地デジを最大6チャンネル並べて見られる「まるごとチャンネル」も共通です。
なお、タイムシフトマシンを使うには別売の対応USBハードディスクが要ります。ここは新旧どちらを選んでも同じ条件になります。



録画の使い勝手で迷う必要はないので、端子と画質だけで選べるんです!
9月10日 6:23時点の価格です(変動します)
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よくある質問
- Q画質はどれくらい違いますか?
- A映像処理はどちらもレグザエンジンZRαです。差はバックライトの明るさと、色の刻みが64色軸か36色軸かという部分になります。
- QPS5をつなぐならどちらですか?
- Aどちらも4K/120pとVRRに対応します。ただし55Z875Rは入力1・2に限られるので、つなぐ機器が多いなら55Z890Sが安心です。
- Q55Z875Rはまだ買えますか?
- Aメーカー公式のラインアップには「販売中」で並んでいます。在庫の状況は上の商品ボックスでご確認ください。
まとめ
違いはHDMIの帯域、PCゲームの入力、2画面の中身、バックライトと色、音を詰める項目の5点でした!
ゲーム機やパソコンを何台もつなぐ方、2画面で配信も並べたい方は「55Z890S」がおすすめです。年間消費電力量も110kWhと、20kWhぶん小さく収まります。
反対に、放送とタイムシフトマシンが目的なら「55Z875R」で十分です。チューナーもスピーカーも新型と同じ構成なので、浮いたぶんを録画用のハードディスクに回すほうが満足度は上がります。
端子の余裕を取るか、同じ土台を身軽に手に入れるか。決め手はそこになります。



つなぐ機器が2台までなら、旧型を選んでも困る場面は少ないでしょう!
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