レグザの43V型液晶テレビ、43Z670Rと43Z870R。どちらも2025年に出た同じサイズの兄弟モデルで、並んでいても外見からは見分けがつきません。
分かれるのはバックライトの方式と、録画のしくみの2点です。上乗せぶんで何が手に入るのかを、価格.comの仕様表から1項目ずつ見ていきます!
編集長上位モデルというと、なんとなく全部が良くなっていると思いがちですよね。ところが今回は、そうとも言い切れないんですよ!
8月17日 8:27時点の価格です(変動します)
8月17日 8:42時点の価格です(変動します)
43Z670Rと43Z870Rのスペック比較
| 項目 | 43Z670R | 43Z870R |
|---|---|---|
| バックライト | 全面直下型高輝度LEDバックライト | mini LEDバックライト |
| タイムシフトマシン(まるごと録画) | 非搭載 | 搭載(対応USBハードディスクは別売) |
| 地上デジタルチューナー | 3 | 9 |
| USB端子 | 2(通常録画専用1/AV周辺機器専用1) | 4(タイムシフトマシン録画専用2/通常録画専用1/AV周辺機器専用1) |
| 年間電気代の目安 | 2,673円 | 2,592円 |
| スピーカー数 | メインスピーカー4個/トップダブルツィーター2個/ウーファー1個 | フルレンジ2個/ツィーター2個/トップツィーター2個/ウーファー1個 |
| 発売日 | 2025年4月18日 | 2025年7月18日 |
| 種類 | 4K液晶テレビ | 4K液晶テレビ |
| 画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| HDR方式 | HDR10/HDR10+/ドルビービジョン/HLG | HDR10/HDR10+/ドルビービジョン/HLG |
| 画面分割(2画面機能) | 対応 | 対応 |
| 早見再生 | 2倍速 | 2倍速 |
| HDMI端子 | 4端子(ARC対応) | 4端子(ARC対応) |
| ゲームモード | 対応 | 対応 |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 |
| 録画機能 | 外付けHDD | 外付けHDD |
| 回転式スタンド | 左右水平15度 | 左右水平15度 |
| 待機時消費電力 | 0.5W | 0.5W |
色が付いた7項目が違い。残る12項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは4つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1バックライトがMini LEDに変わった
| 43Z670R | 全面直下型高輝度LEDバックライト |
| 43Z870R | mini LEDバックライト |
いちばん土台にあたる差がここです。43Z870Rは画面を照らす光源にMini LEDを使っています。
粒の小さなLEDを敷きつめる方式なので、明るいところと暗いところを細かく分けて制御しやすくなります。夜のシーンで字幕のまわりだけ白っぽく浮いてしまう、といったことは起きにくいはずですよ!
43Z670Rも全面直下型で、画面の裏側いっぱいにLEDが並ぶタイプです。エッジ型に比べれば十分に素性のよい方式ですから、明るいリビングで昼の番組を見るぶんには差を感じにくいでしょう。
補足映画やライブ映像を暗くした部屋で見る時間が長いほど、Mini LEDの効きどころが増えます。日中のニュースやバラエティが中心なら、ここに差額を払う理由は薄くなりますね。
違い 2タイムシフトマシンを積んでいるのは43Z870Rだけ
| 43Z670R | 非搭載 |
| 43Z870R | 搭載(対応USBハードディスクは別売) |
レグザの看板機能である「タイムシフトマシン」。地上デジタル放送を最大6チャンネル・約80時間ぶん、予約なしでまるごと録りためておくしくみです!
43Z870Rは地上デジタルチューナーを9つ積んでいて、そのうち6つがこの全録用にあてられています。残る3つで通常の視聴と録画をまかなう構成です。「昨日の夜やっていたドラマが気になってきた」を後から拾えるのは、この機種のほうですね。
43Z670Rのチューナーは3つで、まるごと録画には対応していません。番組表から見たいものを選んで予約する、ふつうの録画スタイルになります。
ひとつ注意したいのが、タイムシフトマシンを動かすには対応USBハードディスクが別売で必要だという点。本体を買えばその日から全録が始まる、というわけではないので覚えておいてください。



全録は一度慣れると戻れないと言われる機能ですが、そのぶんハードディスク代も上乗せになります。予算を組むときは本体と一緒に考えておきたいですね!
違い 3USB端子が2つから4つに増えた
| 43Z670R | 2(通常録画専用1/AV周辺機器専用1) |
| 43Z870R | 4(タイムシフトマシン録画専用2/通常録画専用1/AV周辺機器専用1) |
増えた2つは、そのままタイムシフトマシン録画のための枠です。1つが全録用、もう1つが増設用として割り当てられています。
つまり43Z870Rなら、全録用のハードディスクをつないだうえで、いつもの録画用にもう1台を別に持てるということ! 撮って消しの全録と、残しておきたい番組を分けて管理できます。
43Z670Rは通常録画専用が1つ、周辺機器専用が1つという構成です。あとから足せる枠が少ないぶん、はじめから容量に余裕のあるハードディスクを選んでおくと安心でしょう。
違い 4年間の電気代は上位モデルのほうがわずかに安い
| 43Z670R | 2,673円 |
| 43Z870R | 2,592円 |
Mini LEDのほうが電気を食いそうに思えますが、価格.comの仕様表では逆でした! 年間の目安は43Z870Rが2,592円、43Z670Rが2,673円です。
差は年に81円ほど。これで選び分けるほどの開きではありませんが、上位モデルだから電気代がかさむ、という心配はしなくてよさそうですね。
補足この数値は年間消費電力量から計算された目安で、使い方や明るさの設定で変わります。省エネ基準達成率は43Z870Rが103%、43Z670Rが100%です。
スピーカーの数え方も少し変わっています
| 43Z670R | メインスピーカー4個/トップダブルツィーター2個/ウーファー1個 |
| 43Z870R | フルレンジ2個/ツィーター2個/トップツィーター2個/ウーファー1個 |
仕様表を並べると、スピーカーの書き方だけ少し変わっています。43Z670Rは「メインスピーカー4個/トップダブルツィーター2個/ウーファー1個」、43Z870Rは「フルレンジ2個/ツィーター2個/トップツィーター2個/ウーファー1個」という並びです。
呼び名は違っても、合計はどちらも7個! 上向きのユニットとウーファーを備えた「重低音立体音響システムZ」という土台は共通です。
実際に聴き比べてみないと音の違いまでは判断できませんが、どちらも内蔵スピーカーとしてはしっかりした構成です。より迫力を求めるならサウンドバーを足すのが早いので、ここを決め手にするより、録画やパネルの違いで選ぶほうが分かりやすいでしょう。
同じところ|画質の土台とゲーム機能は共通です
ここまで差を並べてきましたが、映像の土台になる仕様は共通なんです。
どちらも4K液晶(3840×2160)で、HDRはHDR10・HDR10+・ドルビービジョン・HLGの4方式に対応します。上位だけが対応する映像規格、といったものはありません。
ゲームまわりも横並びです! ゲームモードに対応し、HDMI端子は4系統(ARC対応)。2画面表示、早見再生の2倍速、Dolby Atmos、左右15度まで回るスタンド、待機時消費電力0.5Wまでそろっています。
つまり「上位だから映像がきれい」という単純な話ではありません。バックライトの方式と録画のしくみにお金を払うかどうか。そこが選び分けの軸になります。
よくある質問
- Qゲーム用途ではどちらがいいですか?
- A価格.comの仕様表では、ゲームモードはどちらも対応で、HDMI端子も4系統と同じです。差が出るのはバックライトと録画まわりなので、ゲーム目的なら43Z670Rでも不足はないでしょう。
- Qタイムシフトマシンは本体だけで使えますか?
- Aいいえ。43Z870Rでまるごと録画を使うには、別売の対応USBハードディスクが必要です。本体とは別に用意する費用を見込んでおいてください。
- Q2画面表示や早見再生に差はありますか?
- Aこちらは同じです。仕様表では画面分割(2画面機能)にどちらも対応し、早見再生も2倍速で並んでいます。テレビを見ながら別の映像を出す使い方は、43Z670Rでもできますよ。
まとめ
違いはバックライト・タイムシフトマシン・USB端子・年間電気代の4点でした。
4K液晶やHDR、ゲームモード、2画面表示といったところは共通です。上位だから何もかも上、という組み合わせではないんですね。
録りためた中から後で選びたい方、暗いシーンの締まりにこだわりたい方は43Z870R。ゲームや2画面が目当てで、録画は必要なぶんだけ予約できればよいという方は43Z670Rがおすすめですよ!



43V型で全録まで積んだテレビは、そもそも選択肢がそう多くありません。そこに価値を感じるかどうかで、答えはすんなり決まるはずです!
8月17日 8:27時点の価格です(変動します)
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