ハイセンスの4K液晶テレビ、55E7N PROと55E7N。型番にPROが付くかどうかの差ですが、中身がどれだけ変わるのかは分かりにくいですよね。
メーカー公式の仕様表を1行ずつ突き合わせたところ、実質的に違うのはバックライトまわりの1点だけでした。映像エンジンも144Hz対応も音も、驚くほど共通なんですよ!
8月15日 6:22時点の価格です(変動します)
55E7N PROと55E7Nのスペック比較
| 項目 | 55E7N PRO | 55E7N |
|---|---|---|
| バックライト | Mini LED | 直下型 |
| バックライト制御(エリア駆動) | ローカルディミング Pro | なし |
| 定格消費電力 | 180W | 162W |
| 年間消費電力量(26年基準測定値) | 152kWh | 126kWh |
| 本体質量(スタンド含む) | 14.5kg | 13.6kg |
| 画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 映像エンジン | HI-VIEWエンジンⅡ | HI-VIEWエンジンⅡ |
| 広色域 | 広色域量子ドット | 広色域量子ドット |
| 倍速対応 | 120Hz倍速(ゲームモード時144Hz VRRに対応) | 120Hz倍速(ゲームモード時144Hz VRRに対応) |
| 残像感低減 | クリアモーションPro | クリアモーションPro |
| HDR対応 | HDR10/HLG/HDR10+/HDR10+Adaptive/Dolby Vision/Dolby Vision IQ | HDR10/HLG/HDR10+/HDR10+Adaptive/Dolby Vision/Dolby Vision IQ |
| ゲームモード | ゲームモードPro | ゲームモードPro |
| HDMI2.1仕様 | VRR、ALLM、AMD FreeSync Premium | VRR、ALLM、AMD FreeSync Premium |
| HDMI端子 | HDMI 2.1×2/HDMI 2.0b×2 | HDMI 2.1×2/HDMI 2.0b×2 |
| スピーカー | 2.1ch フルレンジ×2/サブウーファー×1(最大40W) | 2.1ch フルレンジ×2/サブウーファー×1(最大40W) |
| 音声フォーマット | Dolby ATMOS | Dolby ATMOS |
| 地上デジタルチューナー | 3 | 3 |
| BS 4K/110度CS 4Kチューナー | 2 | 2 |
| 録画機能 | 外付けHDDへ裏番組録画/2番組同時録画 | 外付けHDDへ裏番組録画/2番組同時録画 |
| OS | VIDAA | VIDAA |
| 待機電力 | 0.5W | 0.5W |
| 壁掛け対応 | VESA 400×200 | VESA 400×200 |
色が付いた5項目が違い。残る17項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは4つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1バックライトがMini LEDか、直下型か
| 55E7N PRO | Mini LED |
| 55E7N | 直下型 |
2機種を分けているのは、画面の裏側で光をつくるバックライトです。55E7N PROはMini LED、55E7Nは直下型を採用しています。
Mini LEDは名前のとおり、粒の細かいLEDをびっしり敷き詰めた方式。1粒が小さいぶん、光を細かく扱えるのが持ち味ですね。
ただしパネルの画素数も映像エンジンも共通ですから、明るいリビングでバラエティ番組を流している分には、そこまで大きな差として感じにくいでしょう。
効いてくるのは映画やドラマの暗い場面。照明を落とした部屋でじっくり観る方ほど、この違いが気になってくるはずですよ!
違い 2ローカルディミング Proの有無
| 55E7N PRO | ローカルディミング Pro |
| 55E7N | なし |
Mini LEDとセットで効いてくるのが、そのバックライトをどう制御するかという部分。55E7N PROは画面をエリアに分けて明るさを変える「ローカルディミング Pro」を備えています。
夜空に上がる花火、暗い部屋にともるロウソク。明るい部分と暗い部分が同じ画面に混ざる映像で、暗いところだけ光を絞れるのがこの機能の強みです!
一方の55E7Nは、公式の仕様表でこの欄が空欄になっていて、エリアごとの制御は行いません。画面全体をまとめて照らすぶん、暗い場面では黒がやや浮いて見えることがあります。
ナイターの中継やホラー・SF系の映画をよく観るなら、上位を選ぶ理由になる部分でしょう。
「黒の締まり」は照明の明るい売り場では見分けにくい部分です。暗くした部屋でテレビを観る時間が短い方なら、無理に上位を狙わなくても満足しやすいはずですよ。
違い 3消費電力と年間の電気代
| 55E7N PRO | 152kWh/年 |
| 55E7N | 126kWh/年 |
Mini LEDは光源の数が多いぶん、電気も多めに使います。年間消費電力量は55E7N PROが152kWh、55E7Nが126kWhと公式に記載されていました。
その開きは26kWh。定格消費電力でも180Wと162Wの差があります。
省エネ基準達成率(2026年度基準)も81%と97%で、ランニングコストの面では55E7Nに分がありますね。
リビングのテレビは毎日長く点けるものですから、長い目で見ると効いてくる項目です!
違い 4本体の重さと設置スペース
| 55E7N PRO | 14.5kg/奥行31.3cm |
| 55E7N | 13.6kg/奥行29.8cm |
スタンドを含めた質量は55E7N PROが14.5kg、55E7Nが13.6kg。約900gの開きなので、運ぶときの負担が大きく変わるわけではないでしょう。
気にしたいのは寸法のほう。スタンドを含めた奥行きは31.3cmと29.8cm、高さは77.8cmと75.7cmで、バックライトの構造が違うぶんPROはひとまわり大きめです。
とはいえ壁掛けはどちらもVESA 400×200に対応、必要なテレビ台の天板サイズも110.1×39.8cmで共通でした!
奥行きぎりぎりのテレビ台に載せるつもりなら、1.5cmの差を先に測っておくと安心ですね。
価格差はどれくらい?
どちらもオープン価格で、メーカーは希望小売価格を定めていません。
2機種ともAmazon限定モデルとして同時期に登場していて、上位のPROのほうが高い価格帯に置かれています。
なおPROはMini LED搭載機としては手が届きやすい一方、限定販売で数が絞られるため、タイミングによっては入荷待ちになることがあります。
いまいくらで買えるのか、そもそも買える状態なのかは、記事上部の商品ボックスでご確認ください。
急いでテレビを新調したい事情があるなら、在庫の動きが読みやすい55E7Nから当たってみるのが現実的です。144Hzもゲーム機能も同じ内容ですから、待たずに使い始められる可能性が高いですよ!
同じところ|ゲーム機能も音も中身は共通
見落とされがちですが、バックライト以外の仕様はほぼ横並びなんです!
映像エンジンはどちらもHI-VIEWエンジンⅡ。広色域量子ドットも、120Hz倍速(ゲームモード時は144Hz VRR対応)も、残像感を抑えるクリアモーションProも変わりません。
ゲーム面はゲームモードPro、VRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumまで一致。HDMIは2.1が2系統と2.0bが2系統で、HDR10+ AdaptiveやDolby Vision IQへの対応も同じでした。
音は2.1ch(フルレンジ×2+サブウーファー×1)の最大40WでDolby ATMOS対応。チューナーは地上デジタル3・BS/CS 3・BS4K/CS4K 2で、外付けHDDへの裏番組録画と2番組同時録画もこなします。OSはVIDAAで、3年保証が付く点まで共通です。
よくある質問
- Q画質はどれくらい変わりますか?
- Aパネルの画素数も映像エンジンも同じなので、明るい部屋での見え方に大きな差は出にくいです。違いが表れるのは暗い場面で、ローカルディミング Proを持つ55E7N PROのほうが黒が締まって見えます。
- Qゲーム用途ではどちらがいいですか?
- Aゲームまわりの仕様は完全に同じです。144Hz対応もVRRもALLMもAMD FreeSync Premiumも、HDMI 2.1の系統数まで一致しています。ゲーム目当てで選ぶなら55E7Nで十分ですよ。
- Q録画まわりに違いはありますか?
- A違いはありません。どちらも外付けHDDへの裏番組録画と2番組同時録画に対応していて、チューナー数も地上デジタル3・BS4K/CS4K 2で共通です。
- Q保証は何年ですか?
- Aどちらも3年保証です。ハイセンス公式のE7N PRO・E7N両シリーズのページに3年保証と明記されていて、Amazonの商品名にも同じ記載があります。
まとめ
違いはバックライトがMini LEDか直下型か、そしてエリア駆動(ローカルディミング Pro)を持つかどうか。突き詰めるとこの1点に集約されます。
そこから派生して消費電力と本体サイズに差が出るものの、映像エンジン・144Hz・ゲーム機能・音・チューナー・保証はすべて共通でした。
照明を落とした部屋で映画をじっくり味わう時間が長いなら55E7N PRO、ゲームや動画配信が中心で電気代も抑えたいなら55E7Nですね。
迷ったら、手に入れやすくて省エネな55E7Nを軸に考えてみてください! それでも暗部の表現に物足りなさを感じそうなら、そこで初めてPROを検討すればよいでしょう。
8月15日 6:22時点の価格です(変動します)



