SONYからバッファローに継承された、新型「nasne」を購入してみました!
nasneはiPadとの相性が非常に良く、iPadでテレビや録画した番組が見れるようになる凄いアイテムなんです。
今回は、
- 旧型と比較しながらレビュー
- iPadでの使い勝手
を含めながらレビューしたいと思います!
新型「nasne」の特徴
- PS4/スマートフォン/タブレット/PCがテレビになるネットワークレコーダー
- ストレージ容量が1TB→2TBに増量
- 外付けHDDが最大2TB→6TBまで対応
- iOS版「torne」でHD再生可能に
- 冷却ファンが搭載
- 価格は29800円(少し値上がり)
nasneはネットワークレコーダーといって、PlayStationや、スマートフォン、タブレット、パソコンからネット経由で、テレビ、録画した番組を視聴することができます。
価格は何千円か値上がりとなりましたが、ストレージ容量が1TBから2TBに増えているので、従来より2倍録画できるようになりました。
バッファロー版 新型「nasne」レビュー
パッケージに、バッファローのロゴが入っているのがなんだか不思議(笑)
nasneの付属品
- 本体
- ACアダプター
- LANケーブル(長さ:1m)
- アンテナケーブルケーブル(長さ:1.5m)
- miniB-CASカード
- クイックスタートガイド
接続に必要なものは一通り付属してきます。
ACアダプターは、SONY製のnasneと違って、プラグが一体型のものになってました。
外観
外付けHDDとにありそうなデザイン。
サイズは小さいので、テレビ台の隙間など狭い場所にも設置しやすいです。
後ろのほうには、新たに冷却ファン搭載による通気孔がありました。
購入するまで気づかなかったのが、B-CASカードが「miniB-CASカード」になっていること。
かなり小さいのでなくさないように注意…!
SONY製nasneと並べてみる
SONYからバッファローロゴになっていたりと細かい変更はありますが、パッと見の外観はほとんど変わりません。
背面の、LAN端子とUSB端子の位置が逆になっているのは、並べるまでわかりませんでした。
アンテナ線とLANの接続が必要
テレビを受信するための「アンテナ線」と、ネットワークで操作するための「LANケーブル」の接続が必要になります。
逆に言えば、この二つが接続できれば、どこに設置してもOK!
普通のレコーダーであれば、使用するテレビの近くに置くのが一般的ですが、nasneはネットワークで映像を送信して視聴する仕組みのため、テレビから離れた場所に設置してもいいんです。
PlayStation 4でも快適視聴!
お馴染みのPlayStation 4でもサクサク視聴、高速な番組表操作は、新型nasneでも健在!
番組表や、録画した番組の一覧のスクロールは癖になる程、高速でストレスフリー!
プレイステーション4を使ってリアルタイムのテレビ番組、録画番組が視聴できるようになります。
スマートフォン/タブレットでは、アプリ「torne mobile」で視聴
ちなみに新型nasneでは、torne mobileと同じようなテレビ視聴アプリ「Video & TV SideView」では視聴できなくなっているので注意。
視聴再生機能(スマホ/タブレットで視聴するのに必要) | 610円 |
書き出し機能(録画番組を端末に保存してオフラインで視聴するのに必要) | 860円 |
あと「torne mobile」では、アプリ自体のインストールは無料なのですが、テレビを視聴するために課金が必要になります。動画を再生させるだけなら610円、録画番組を端末に保存してオフラインで視聴する場合は別に860円必要です。
メニューのデザインは、PS版をよりシンプルにしたような感じ。
番組表や全体の操作はモバイル版のアプリでもサクサク!
ワイヤレスで映像を送る仕組みなので、視聴する端末はケーブル接続をしなくてもテレビが視聴できます。
新型バッファロー製「nasne」を使ってみた感想
iPadがテレビになるのはやっぱり便利!
ちょうどいい画面サイズのiPadがテレビになるのは凄く便利です。
iPhoneでも見れますが、画面が小さくて見やすいとはあまり言えませんが、iPadなら8〜12.9インチと、テレビも見やすいサイズで快適。
視聴する端末にはアンテナ線やコンセントを繋がなくても状態でも見れるので、場所を問わず好きな場所に持ち運んで視聴できるのが快適すぎますね…!(※通信環境が必要)
サクサク動作で、見たい番組を探すのが楽
一般的なレコーダーって全体的に動作がもっさりで、番組表の操作や、録画した番組を探す操作も遅いものが多い気がしませんか?
動きが遅いと、大量に撮りためた録画データの中から見たいデータを探すのが億劫になりますが、torneだと高速な操作なので探しやすいです。
iOS版「torne mobile」の画質が720pに戻ったのは嬉しい
一昔前までは旧型nasneでも、iOS版「torne mobile」で720pでの再生ができていたのですが、iOS14辺りから480pでの再生しかできなくなりました。
新型nasneでは720pに対応しているので、従来のようにHD画質で再生が可能となります。
ファンの音はほとんど気にならない
新型には冷却ファンが搭載されたので、本体の寿命を伸ばす効果が期待できそうですが、ちょっと心配なのがファンの動作音。
しかーし、電源を繋いで起動してみても、HDDの動作音くらいで、ファンの音はほとんど聞こえません。
本体に耳を当てると微かに聞こえる程度なので、ファンの音は心配する必要はまったくありませんでした!
2番組同時録画モデルが欲しかった
コンパクトな形状なのでしょうがないですが、2番組同時録画ができるダブルチューナーモデルとかあったらありがたかった…!
ただnasneは2台用意すれば、ダブルチューナーのレコーダーになるので、複数番組を同時に録画したい場合は複数台利用で実現できます。
新たに2台用意するのは費用も2倍かかりますが、僕はもともと旧型を使っていたので、そのまま新型と併用運用することで、2番組同時録画できるようになりました。
できればWi-Fi搭載してほしかった
全体的に満足のいっている新型nasneですが、欲を言えばWi-Fiを搭載して欲しかったですね…
有線LANのほうが安定してテレビを見れるというメリットはありますが、LANとアンテナ線がどちらも接続できる場所って限られると思うので、Wi-Fi内蔵だとありがたかったです。
まとめ
- iPhoneやiPadがテレビになるのが便利
- 安定のサクサク動作は健在
- 冷却ファン追加されたが、ファンの音はほとんど気にならない
- iOS版「torne mobile」の画質が720pに戻ったのは嬉しい
- Wi-Fi搭載してほしかった
SONYからバッファローに継承されたnasneですが、SONY時代からの使いやすさ、サクサク動作は健在で、手軽にネットワークレコーダーが欲しい方におすすめです。
とくにiPadとの相性は抜群で、iPadがちょうどいいサイズのモバイルテレビになるのが最高!