この記事では、初めての1台にちょうどいいレコードプレーヤーのおすすめを6台紹介します!
針を落とすのが怖い、アンプも別に要るらしい。そんな理由で足踏みしている方は多いはず。ところが今は、再生から停止まで自動でこなす機種も、スピーカーごと積んだ機種もあります。
編集長まずは選ぶときの見どころから、順に押さえていきましょう!
初心者向けレコードプレーヤーの選び方|失敗しない6つのポイント


- 操作フルオートか、自分で針を落とすか
- 音出しスピーカーやアンプを別に用意するか
- 内蔵フォノイコライザーを積んでいるか
- 無線Bluetoothでスピーカーへ飛ばせるか
- 回転78回転のSP盤まで鳴らすか
- 交換針あとから付け替えられるか
一番効いてくるのは操作の自動化です。フルオートならスタートを押すだけで針が降り、盤が終われば自動でアームが戻ります。
次に決めたいのが音の出し方。レコードプレーヤーは、多くの機種が単体では音を出しません。スピーカーを内蔵した機種を選ぶのか、外に用意するのか。ここで候補が半分に減ります。
なお、フォノイコライザーが内蔵されていれば、アンプのPHONO端子が無くてもつなげます。据え置き型を狙うなら、ここは仕様表で確かめておきたいところ!
回転数と交換針は、買ったあとに効いてくる項目です。古いSP盤が家にあるか、針を替えて音を育てたいか。そこで見比べるとよいでしょう。



操作の自動化と音の出し方。この2つさえ決まれば、候補は3台くらいまで絞れるはずです!
① オーディオテクニカ AT-LP60X DGM フルオート レコードプレーヤー
Audio Technica(オーディオテクニカ)
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 操作スタートを押すだけで再生から停止まで自動
- 出力フォノイコライザー内蔵でPHONO/LINEを切替
- 回転33/45回転のベルトドライブ方式
- 重さ本体2.6kgで模様替えのときも動かしやすい
- 交換針別売のATN3600LCに付け替えできる
「AT-LP60X」は、初めての1台として一番名前の挙がるモデルです。プラッターにはアルミニウム合金ダイキャストを使っています。
操作はスタートボタンを押すだけ。針が自動で降り、盤の終わりまで来ればアームが戻って回転も止まります。手元が震える心配がありません!
フォノイコライザーを積んでいるため、アクティブスピーカーやアンプへ直接つなげます。フォノアンプを買い足さずに済むぶん、最初の出費を抑えられますね。
本体は2.6kg。棚の配置を変えるたびに動かすような部屋でも、ひとりで持ち上げられる重さとなります。
針は別売のATN3600LCへ付け替えられるので、聴き込むうちに音を変えたくなっても手があります!



置き場所さえ決めてしまえば、あとはジャケットから盤を出すだけ。休日の朝に1枚、という習慣がつくれますね!
② ION Audio Max LP レコードプレーヤー
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 内蔵ステレオスピーカーを積んでいて単体で鳴る
- 録音USBでパソコンにつなぎレコードを取り込める
- 回転33/45/78回転の3スピード対応
- 端子ヘッドホン出力とRCA出力を装備
- 入力3.5mmのAUX入力から他の音源も取り込める
アンプもスピーカーも、まだ何も持っていない。そんな方の入り口になるのが「ION Audio Max LP」です。
本体にステレオスピーカーを積んでいるため、電源を入れて盤を載せるだけで音が出ます。アンプ選びから解放されるのは大きいですね!
ヘッドホン端子も付いているので、家族が寝静まった時間でも気兼ねなく針を落とせます。
面白いのがUSBでパソコンへレコードを取り込める点。付属のソフトが曲ごとに切り分けてくれるので、手持ちの盤をそのまま持ち歩けます!
78回転のSP盤を鳴らすには、別売の専用針が必要です。33/45回転はそのまま再生できるので、ふつうのLPやEP盤なら届いた日から聴けます。
ポイント機材を増やさずに始めたい方向け。スピーカーとヘッドホン端子を本体に持ち、3.5mmのAUX入力を使えばカセットなどの音もパソコンへ取り込めます。
③ オーディオテクニカ AT-SB727 BK サウンドバーガー ワイヤレス レコードプレーヤー
Audio Technica(オーディオテクニカ)
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 重さ900gで片手のまま持ち運べる
- 電池フル充電から約12時間の連続再生
- 充電USB Type-Cケーブルが付属
- 無線Bluetooth 5.2でスピーカーやヘッドホンへ
- 設置H70×W100×D290mmで浅い棚にも収まる
「AT-SB727」は、レコードを本体で挟んで回すという変わった形。据え置き型の常識をひっくり返した1台です。
重さは900g、高さは7cmしかありません。リビングのラックにジャケットと並べて飾っておけるので、置き場所に頭を悩ませずに済みます!
電源はUSB Type-Cの充電式で、フル充電から約12時間鳴らせます。友人の家に持ち込んで、その場で新譜をかける。そんな使い方も想定できますね。
本体からは音が出ません。Bluetoothのスピーカーやヘッドホン、あるいはピンジャックのあるステレオへつないで鳴らす作りとなります。



聴き終わったらサッとしまえるので、レコードのために棚を1段空けなくていいんです!
④ オーディオテクニカ AT-LP70X BG フルオート レコードプレーヤー
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 操作フルオートで再生から停止まで自動
- アームJ字型トーンアーム(有効長220mm)
- 針付属AT-VM95Cは上位の交換針へ変更できる
- 構造3ピースのアンチレゾナンスシャーシ
- 電源ACアダプターの外部電源方式
フルオートの手軽さは残したまま、音をもう一段上げたい。そこへ応えるのが「AT-LP70X」です。
トーンアームはオーディオテクニカ伝統のJ字型で、有効長は220mm。付属カートリッジはAT-VM95Cで、楕円針やマイクロリニア針へ交換できます。
本体は3ピースのアンチレゾナンスシャーシ構造になっています。不要な共振を抑える設計なので、床のきしむ木造の部屋でも音が濁りにくいはずです!
Bluetoothは載っていません。付属のケーブルでアクティブスピーカーやアンプへつなぐ、有線前提のモデルとなります。
ポイント自動の楽さは手放さず、音に投資していきたい方向け。針をAT-VM95シリーズの楕円針やマイクロリニア針へ替えると、同じ盤でも聞こえ方が変わります。
⑤ オーディオテクニカ AT-LP70XBT BZ ワイヤレス レコードプレーヤー
Audio Technica(オーディオテクニカ)
オーディオテクニカ AT-LP70XBT BZ ワイヤレス レコードプレーヤー VMカートリッジ 搭載 ブラックブロンズ
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 無線aptX Adaptive Audioに対応(Bluetooth 5.2)
- 操作スタートを押すだけのフルオート式
- 出力ワイヤレスと有線のどちらでも鳴らせる
- 針付属AT-VM95Cは上位の交換針へ変更できる
- 本体3ピースのアンチレゾナンスシャーシ
今回の6台で唯一、aptX Adaptive Audioに対応するのが「AT-LP70XBT」です。
電波の状況に合わせてビットレートが変わるため、接続が途切れにくいのが持ち味です。公式によれば280〜420kbpsの範囲で動き、上まで伸びれば48kHz/24bitに届きます。
中身はフルオートです。スタートを押せば再生が始まり、終わればアームが元の位置へ戻ります。ワイヤレスと有線、その日の気分で切り替えられるのもいいところ。
aptX Adaptiveで聴くには、受け側の機器も対応している必要があります。手持ちのスピーカーの仕様を、先に確かめておくと安心です!



ケーブルが無いぶん、プレーヤーは窓際、スピーカーはソファの脇。部屋の使い方そのものが変わるでしょう!
⑥ TEAC TN-280BT Bluetoothトランスミッター搭載 アナログターンテーブル
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)
- 盤直径300mmのアルミダイカスト製プラッター
- 土台高密度MDFキャビネットとラバー製インシュレーター
- 調整針圧0〜5.0g可変とアンチスケーティング機構
- 無線Bluetoothトランスミッターを内蔵
- 出力フォノ/ライン/Bluetoothの3通り
キャビネットは高密度MDF、プラッターは直径300mmのアルミダイカスト。「TN-280BT」は見た目からして据わりのいい1台です。
針圧を自分で合わせられるカウンターウエイトと、アンチスケーティング機構を備えています。Bluetoothトランスミッターも積んでいるので、アンプが無くてもワイヤレススピーカーへ飛ばせます!
フルオートではありません。針は自分で落とし、終わったら自分で上げる形になります。アームリフターが付いているので、そっと降ろすこと自体は難しくないでしょう。
ポイントレコードそのものを趣味にしていきたい方向け。針圧とアンチスケーティングを自分で調整でき、フォノ・ライン・Bluetoothの3通りで音を出せます。
まとめ
最後に、始め方のタイプ別に整理しておきます。
機材を増やさず今日から鳴らしたいなら「ION Audio Max LP」、定番のフルオートで安心して始めたいなら「AT-LP60X」がおすすめです!
棚に空きがなくて困っているなら「AT-SB727」、といった感じで選ぶのがおすすめです。
迷ったら、操作の自動化と音の出し方から決めるとよいでしょう。そこが固まれば、候補は自然と絞れていきます。



1枚目の盤を買うぶんの予算を残しておくと、届いたその日から音が出せますよ!
Audio Technica(オーディオテクニカ)
9月14日 6:24時点の価格です(変動します)















