【違い】55Z890Sと55Z875Rを比較!HDMIは4系統ぜんぶが48Gbpsになった

【違い】55Z890Sと55Z875Rを比較!HDMIは4系統ぜんぶが48Gbpsになった

この記事では、レグザの4K Mini LED液晶55Z890S55Z875Rの違いを解説します!

どちらもタイムシフトマシンを積んだMini LEDで、パネルも音も同じ土台。並べただけでは見分けがつきません。

では、1年ぶんの進化はどこに出ているのか。公式の仕様表を1行ずつ突き合わせました。

編集長

見た目はそっくりでも、つなぐ機器が多い家ほど差がはっきり出てきます!

結論
ゲーム機やPCを何台もつなぐなら
55Z890SHDMIは4系統とも48Gbps対応で、挿す端子を選びません
2画面でネット動画も並べたいなら
55Z890S「新ダブルウインドウ」は配信サービスや録画番組にも対応します
明るいリビングで見るなら
55Z890S新開発の高輝度Mini LEDバックライトを採用しています
放送とタイムシフトマシンが目的なら
55Z875Rチューナー9基とスピーカー7個の構成は新型と同じです
目次

55Z890Sと55Z875Rのスペック比較

項目55Z890S55Z875R
HDMI端子の伝送帯域4系統すべて48Gbps(最大4K144p)4系統すべて18Gbps(最大4K60p)
4K144p・4K120p・VRRが使える端子HDMI入力1〜4HDMI入力1・2のみ
PCゲームの入力1080p 144Hz/2560×1440 120Hz1080p 144Hz/2560×1440 60Hz
2画面表示新ダブルウインドウ(放送・HDMI・録画番組・ネット動画・YouTube・AirPlay)ダブルウインドウ(放送・HDMI・YouTube・AirPlay・スクリーンミラーリング)
ゲームセレクトAIオート/スタンダード/ロールプレイング/シューティング/レトロスタンダード/ロールプレイング/シューティング/レトロ
カラーイメージコントロール64色軸リッチカラーイメージコントロール36色軸リッチカラーイメージコントロール
AIシーン高画質PROのシーンライブ/夜景/花火・星空/リング競技/アニメ夜景/花火・星空
マルチバンドイコライザー20バンド/5バンド仕様表・特長ページに記載なし
シンクロドライブ(別売サウンドシステムと同時再生)対応(RA-B500/RA-B200/RA-B100)仕様表・特長ページに記載なし
Bluetooth対応・LE Audio対応(バージョンは公式に記載なし)対応(LE Audioの記載なし/バージョンも公式に記載なし)
広視野角ワイドアングル液晶パネル広視野角ワイドアングルシート
年間消費電力量110kWh/年130kWh/年
消費電力(待機時)246W(0.4W)250W(0.5W)
省エネ基準達成率(2026年度基準)111%94%
質量(スタンド含む/本体のみ)22.5kg/18.9kg23.5kg/19.1kg
外形寸法(スタンド付き・幅×高さ×奥行)幅122.9×高さ76.9×奥行26.5cm幅122.9×高さ77.0×奥行26.6cm
HDR信号対応HDR10/HDR10+/HLG/ドルビービジョンIQHDR10/HDR10+/HLG/ドルビービジョン
付属のリモコンCT-90510CT-90506
発売時期2026年5月2025年7月
パネル方式・画素数4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)/3840×21604K液晶パネル(Mini LEDバックライト)/3840×2160
画面寸法幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm
映像処理エンジンレグザエンジンZRαレグザエンジンZRα
倍速対応120Hz倍速(ゲームモードは144Hz・VRR対応)120Hz倍速(ゲームモードは144Hz・VRR対応)
広色域量子ドット・低反射コートどちらも採用どちらも採用
チューナー(地上デジタル/BS・110度CS/4K衛星放送)9/3/29/3/2
タイムシフトマシン搭載(別売の対応USBハードディスクが必要)搭載(別売の対応USBハードディスクが必要)
USBハードディスク録画4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録
スピーカー(個数)・音声実用最大出力7個(2wayメイン4/トップ2/ウーファー1)・合計70W7個(2wayメイン4/トップ2/ウーファー1)・合計70W
サウンドシステム・Dolby Atmos重低音立体音響システムZ/対応重低音立体音響システムZ/対応
映像遅延時間短縮約0.83msec約0.83msec
HDMI入力端子4端子(eARC/ARCは入力2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし)4端子(eARC/ARCは入力2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし)
無線LANWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)

色が付いた19項目が違い。残る13項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは5つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1HDMIが4系統とも48Gbps対応になった

55Z890S55Z875R
4系統すべて48Gbps4系統すべて18Gbps

一番大きい差は背面にありました。55Z890Sは公式が4系統すべてで48Gbpsと書いていて、最大144フレームの4K映像を受けられます。

これに対し、55Z875Rはすべて18Gbpsで、受けられるのは最大60フレームまででした。

しかも、4K144pや4K120p、VRRを通せるのはHDMI入力1・2のみと、公式は仕様表にもゲームのページにも書いています。

ゲーム機とレコーダーとパソコンを挿しっぱなし。そんな家では、端子の場所を選ばずに済むのが助かりますね!

とはいえ、つなぐ機器が1台だけなら話は別です。入力1に挿しておけば、55Z875Rでも4K144pが通ります。

編集長

配線をやり直す手間が減るのは、5年10年と使ううちに効いてくるはずです!

違い 2PCゲームは2560×1440が120Hzまで伸びた

55Z890S55Z875R
2560×1440 120Hz入力対応2560×1440 60Hz入力対応

パソコンをつなぐ人向けの差もあります。55Z890Sは2560×1440の入力が120Hzまで、55Z875Rは60Hzまでとなります。

ただし、1080pの144Hz入力はどちらも対応済み。WQHDの解像度で滑らかに動かしたいときだけ、新型が一歩前に出る形ですね。

さらに「ゲームセレクト」にはAIオートが加わりました。ジャンルをAIが判別して設定を合わせてくれる項目で、55Z875Rは4種類から手で選ぶ形です。

そのうえ「ゲーミング2画面」も新型だけ。ゲーミングメニューから2画面に切り替えて、攻略動画を横に置いたまま遊べるのは楽しそうです!

補足瞬速ゲームモードの遅延は約0.83msecで共通です。VRRやALLM、AMD FreeSync Premiumも両方に入っているので、反応の速さそのもので悩む場面は少ないでしょう。

違い 32画面が「新ダブルウインドウ」に変わった

55Z890S55Z875R
新ダブルウインドウダブルウインドウ

2画面の中身も入れ替わりました。55Z890Sの「新ダブルウインドウ」は、右側にネット動画を置けます。

一方の55Z875Rで右側に置けるのは、放送とYouTube、AirPlay、スクリーンミラーリングまで。Prime VideoやTVerといった配信サービスは並びません。

しかも、左側も違っていて、55Z890Sは録画番組の再生やBS4Kも映せます。野球中継の隣で配信のドラマを進める、なんて見方ができるのは新型だけです!

編集長

ふだん2画面を使わない方なら、ここは丸ごと飛ばして考えて構いませんね!

違い 4バックライトが新しくなり、色の刻みも細かくなった

55Z890S55Z875R
新開発の高輝度Mini LED/64色軸高輝度Mini LED/36色軸

映像の土台は共通で、どちらも「レグザエンジンZRα」です。変わったのはバックライトのほうでした。

55Z890Sは新開発の高輝度Mini LEDを積み、公式は65V型どうしを比べて従来比約1.2倍の明るさとしています。

そのうえ色の刻みも細かくなりました。カラーイメージコントロールは55Z890Sが64色軸、55Z875Rは36色軸です。

「AIシーン高画質PRO」が見分けるシーンも、ライブやリング競技が加わって5種類に増えました!夜景と花火・星空の2つだった旧型より、当てはまる場面はぐっと広がっています。

とはいえ、明るさの差がどこまで体感できるかは、部屋の窓の大きさや照明にも左右されるでしょう。

補足低反射コートと広色域量子ドットは両方に入っています。斜めから見たときの見やすさも、新型はワイドアングル液晶パネル、旧型はワイドアングルシートと、それぞれ手が打たれています。

違い 5音を詰めるための項目が増えた

55Z890S55Z875R
20バンドのイコライザー・シンクロドライブ・LE Audio仕様表・特長ページに記載なし

スピーカーそのものは同じ構成です。7個で合計70W、「重低音立体音響システムZ」という名前も変わりません。

違うのは調整の幅で、55Z890Sには20バンドのマルチバンドイコライザーが載ります。公式は5バンドから20バンドへ進化した、と書いています。

加えて、別売のレグザサウンドシステムと本体スピーカーを同時に鳴らす「シンクロドライブ」、BluetoothのLE Audio対応も新型の項目。55Z875Rの仕様表と特長ページには、どちらの記載もありません

音そのものは聴き比べないと分かりませんが、自分で細かく詰めたい方には響く差になりそうです。

編集長

サウンドバーを足す予定があるなら、シンクロドライブに対応した新型が合いますよ!

同じところ|放送・録画・音の土台は動いていない

  • 画面55V型4K液晶(Mini LEDバックライト)・3840×2160
  • 映像レグザエンジンZRα・120Hz倍速・広色域量子ドット・低反射コート
  • 放送地上デジタル9・BS/110度CS 3・4K衛星放送2チューナー
  • 録画タイムシフトマシン・外付けHDDへの通常録画(USB HDDは別売)
  • スピーカー7個・実用最大出力70W・Dolby Atmos対応
  • 端子HDMI4系統・eARC/ARCは入力2のみ・USB4・光デジタル1・LAN1
  • ゲーム瞬速ゲームモード 約0.83msec・VRR・ALLM・FreeSync Premium
  • 無線Wi-Fi 6・Bluetooth・AirPlay 2・スクリーンミラーリング

画面まわりと放送まわりは、きれいに横並びでした。画面寸法もチューナーの本数も、同じ数字が並びます。

そのうえ「タイムシフトマシン」も両方に入っています。放送中の地デジを最大6チャンネル並べて見られる「まるごとチャンネル」も共通です。

なお、タイムシフトマシンを使うには別売の対応USBハードディスクが要ります。ここは新旧どちらを選んでも同じ条件になります。

編集長

録画の使い勝手で迷う必要はないので、端子と画質だけで選べるんです!

よくある質問

Q画質はどれくらい違いますか?
A映像処理はどちらもレグザエンジンZRαです。差はバックライトの明るさと、色の刻みが64色軸か36色軸かという部分になります。
QPS5をつなぐならどちらですか?
Aどちらも4K/120pとVRRに対応します。ただし55Z875Rは入力1・2に限られるので、つなぐ機器が多いなら55Z890Sが安心です。
Q55Z875Rはまだ買えますか?
Aメーカー公式のラインアップには「販売中」で並んでいます。在庫の状況は上の商品ボックスでご確認ください。

まとめ

結論
ゲーム機やPCを何台もつなぐなら
55Z890SHDMIは4系統とも48Gbps対応で、挿す端子を選びません
2画面でネット動画も並べたいなら
55Z890S「新ダブルウインドウ」は配信サービスや録画番組にも対応します
明るいリビングで見るなら
55Z890S新開発の高輝度Mini LEDバックライトを採用しています
放送とタイムシフトマシンが目的なら
55Z875Rチューナー9基とスピーカー7個の構成は新型と同じです

違いはHDMIの帯域、PCゲームの入力、2画面の中身、バックライトと色、音を詰める項目の5点でした!

ゲーム機やパソコンを何台もつなぐ方、2画面で配信も並べたい方は「55Z890S」がおすすめです。年間消費電力量も110kWhと、20kWhぶん小さく収まります。

反対に、放送とタイムシフトマシンが目的なら「55Z875R」で十分です。チューナーもスピーカーも新型と同じ構成なので、浮いたぶんを録画用のハードディスクに回すほうが満足度は上がります。

端子の余裕を取るか、同じ土台を身軽に手に入れるか。決め手はそこになります。

編集長

つなぐ機器が2台までなら、旧型を選んでも困る場面は少ないでしょう!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の男性。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

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