シャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機の高性能モデルに、新型「KI-TX75」が登場しました。
前モデルの「KI-SX75」「KI-RX75」からは、いくつか変わった箇所があります。
この記事では、「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」の違いと、購入するならどのモデルがおすすめかまとめました!
- 「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」の違い
- 「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」どれがおすすめか
シャープ「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」の共通の特徴
- シャープ加湿空気清浄機のハイグレードモデル
- 付着臭い原因菌を除菌したりできる「プラズマクラスターNEXT」を採用
- 二層構造の加湿フィルターで、900mL/hの大容量加湿を実現
- COCORO AIR搭載でスマホから運転状況の確認や設定変更ができる
「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」は、プラズマクラスター加湿空気清浄機の高性能・高機能なハイグレードモデルになります。
「プラズマクラスターNEXT」を採用し、付着臭い原因菌を除菌できたりと、下位モデルに採用の「プラズマクラスター25000」「プラズマクラスター7000」よりも高い空気浄化力を実現。
また二層構造の加湿フィルターを採用することにより、一体型の加湿空気清浄機の弱点でもあった加湿量も大幅に上がっています!
シャープ「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」の違いを比較
KI-TX75 | KI-SX75 | KI-RX75 | |
---|---|---|---|
プラズマクラスター 適用床面積(目安) | 約18畳(約30m²) | 約18畳(約30m²) | 約18畳(約30m²) |
空気清浄(目安) | ~34畳(56m²) | ~34畳(56m²) | ~34畳(56m²) |
加湿空気清浄(目安) | プレハブ洋室 ~25畳(41m²) 木造和室 ~15畳(25m²) | プレハブ洋室 ~25畳(41m²) 木造和室 ~15畳(25m²) | プレハブ洋室 ~25畳(41m²) 木造和室 ~15畳(25m²) |
プラズマクラスター | プラズマクラスターNEXT | プラズマクラスターNEXT | プラズマクラスターNEXT |
モニター | AIモニター | きれいモニター | きれいモニター |
AUTOモード | AI AUTOモード | 自動モード | 自動モード |
加湿内部洗浄 | 対応 | なし | なし |
プレフィルター自動掃除 | なし | 対応 | 対応 |
サイズ 幅x奥行x高さ | 395x265x650mm | 395x305x650mm | 395x305x650mm |
重量 | 約12kg | 約13kg | 約13kg |
カラー | グレー (KI-TX75-H) ホワイト (KI-TX75-W) | ブラウン (KI-SX75-T) ホワイト (KI-SX75-W) | ブラウン (KI-RX75-T) ホワイト (KI-RX75-W) |
発売 | 2024年9月 | 2023年9月 | 2022年9月 |
「KI-SX75」と「KI-RX75」の違いを簡単にまとめました。
変更点に関して、詳しく見ていきましょう!
【違い1】「AIモニター」で室内にただよう粒子数を見えるように
新型モデル「KI-TX75」では、本体に専用のカラーディスプレイが搭載され、空気環境が詳細に確認できるようになりました。
粒子を数と色で見える化することに加え、過去30分の粒子数を確認できます。
またこのディスプレイでは、温度や湿度、加湿状況や、お手入れ時期の目安、電気代の目安を表示させることも可能です。
【違い2】オートモードが「AI AUTOモード」に進化
従来のモデルも自動モードは搭載されていましたが、新型では「AI AUTOモード」に進化。
室内の1リットルあたりの粒子数を測定し、それに応じて風量を11段階で細かく調整。これにより、クリーンルーム規格Class8レベルの空気環境といった、より高い清潔基準を実現できます。
【違い3】「加湿内部洗浄」で加湿フィルターを洗浄
従来品では、加湿フィルターを定期的に手動で洗浄する必要がありましたが、新型では「加湿内部洗浄」を新たに搭載され、簡単に手入れができるようになりました。
トレー内に、クエン酸と水を入れてボタンを押すことで、本体が加湿フィルターを自動で洗浄します。
【違い4】「プレフィルター自動掃除」は廃止に
従来モデルは、プレフィルターに付着した埃やゴミを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除」が搭載されていましたが、新型では廃止されています。
プレフィルターが自動掃除され、集じん性能が持続される機能ではありましたが、新型モデルではこまめなプレフィルターの清掃が必要になります。
新型モデルには新機能として「加湿内部洗浄」が追加されました。個人的には、加湿フィルターの掃除の方が手間がかかるため、「プレフィルター自動掃除」よりも「加湿内部洗浄」の方がありがたいと感じます!
【違い5】デザインが刷新!カラーバリエーションも変更に
長らくデザインの変更もありませんでしたが、新型モデルではデザインがガラッと刷新されています。
またカラーバリエーションは、どちらも「ホワイト」はありますが、「ブラウン」が「グレー」に変更されました。
「KI-SX75」と「KI-RX75」の違いはとくになさそう
「KI-SX75」と「KI-RX75」は、型番が変更されただけで、とくに変わった箇所はなさそうです。
その前のモデルのときも、型番の変更と「使い捨て加湿プレフィルター」の枚数が変更されただけだったので、今回のモデルチェンジでも型番の変更のみのようです。
まとめ
- 「AIモニター」で室内にただよう粒子数を見えるように
- オートモードが「AI AUTOモード」に進化
- 「加湿内部洗浄」で加湿フィルターを洗浄
- 「プレフィルター自動掃除」は廃止に
- デザインが刷新!カラーバリエーションも変更に
- 「KI-SX75」と「KI-RX75」の違いはとくになさそう
「KI-TX75」「KI-SX75」「KI-RX75」の違いを比較してみました。
「KI-SX75」と「KI-RX75」は基本的に変わっていませんが、2024年モデルではデザイン含め、大きく変更されています。
AIを使った機能が追加されたり、「加湿内部洗浄」が新搭載されています。
「プレフィルター自動掃除」は残念ながら廃止されていますが、個人的には、加湿フィルターの掃除の方が手間がかかるため、「プレフィルター自動掃除」よりも「加湿内部洗浄」の方がありがたいと感じます。
加湿性能などは変わらないので、新型の新機能に魅力を感じない方は、価格の落ち着いた型落ちモデルもおすすめです!