テレビでおなじみの「レグザ」が本気で作ったゲーミングモニターとして、大きな話題を呼んでいる「RM-G278R」と「RM-G277R」
どちらも27インチの4K高画質モデルですが、「型番が1つ違うだけで、中身はどう違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実はこの2機種、単なる上位・下位という関係以上に、映像へのアプローチが全く異なるモデルなんです。
編集長この記事では、スペック表だけでは伝わりにくい「映像の見え方」や「使い勝手」の違いを中心に、どちらがあなたのデスクに合うのかをわかりやすく解説していきます!
RM-G278RとRM-G277Rの違いを比較
まずは、基本スペックを含めた全体の違いを表で確認してみましょう。画面サイズや解像度といったベース部分は同じですが、画質のグレードや便利機能に明確な差があります。
| 項目 | RM-G278R (上位モデル) | RM-G277R (標準モデル) |
| 画面サイズ | 27インチ | 27インチ |
|---|---|---|
| 解像度 | 4K (3840×2160) | 4K (3840×2160) |
| 最大リフレッシュレート | 160Hz (FHD時 320Hz) | 160Hz (FHD時 320Hz) |
| 応答速度 | 1ms (GTG) | 1ms (GTG) |
| パネルタイプ | Fast IPS / Mini LED | Fast IPS |
| バックライト | Mini LED | エッジ型LED |
| HDRランク | VESA DisplayHDR 1400 | VESA DisplayHDR 400 |
| 最大輝度 | 1400cd/m² | 400cd/m² |
| 表面処理 | 光沢、広視野角ワイドアングルシート/低反射コート | ノングレア(非光沢) |
| 色域 (DCI-P3) | 99% | 95% |
| USB-C給電 | 最大 90W | 最大 65W |
| KVMスイッチ | あり | なし |
| 重量(スタンド込) | 約7.0kg | 約6.5kg |
一番の大きな違いは、やはり「Mini LED」を採用しているかどうかです。
RM-G278Rは、画面の明るい場所と暗い場所を緻密に制御できるMini LEDバックライトを搭載しており、テレビのレグザ譲りの高画質エンジンがフルに発揮される仕様になっています。
一方でRM-G277Rは、従来のIPSパネルを採用したモデルです。とはいえ、4K/160Hzというスペックはゲーミングモニターとしては非常に高性能な部類に入ります。



それでは、具体的な違いを一つずつ深掘りしていきましょう!
【主な違い1】圧倒的な「黒」の表現力とMini LED
| 項目 | RM-G278R (上位モデル) | RM-G277R (標準モデル) |
| パネル | Mini LED搭載 | Fast IPS |
|---|---|---|
| HDRランク | VESA DisplayHDR 1400 | VESA DisplayHDR 400 |
| 最大輝度 | 1400cd/m² | 400cd/m² |
今回最大の違いであり、価格差の理由でもあるのがこの「画質」です。
RM-G278Rに搭載されているMini LEDは、画面のバックライトを細かく分割して点灯・消灯させる技術です。これにより、暗い洞窟のシーンは真っ暗に、爆発や光のシーンは眩しいほど明るく表現できます。
HDR輝度を見ても、RM-G277Rが「400」なのに対し、RM-G278Rは「1400」と桁違いの明るさを持っています。映画鑑賞や、グラフィック重視のRPGをプレイした時の没入感は、間違いなくRM-G278Rが上です。
一方で、RM-G277Rも「Fast IPS」パネルを採用しており、発色は非常に鮮やかです。一般的なゲーミングモニターとして見れば十分に高画質ですが、RM-G278Rの圧倒的なコントラスト比と比べてしまうと、黒色が少し白っぽく浮いて見える可能性があります。



映像美にとことんこだわりたいなら、迷わずMini LED搭載のRM-G278Rを選ぶべきでしょう!
【主な違い2】画面の「光沢感」と映り込み
| 項目 | RM-G278R (上位モデル) | RM-G277R (標準モデル) |
| 表面処理 | 光沢、広視野角ワイドアングルシート/低反射コート | ノングレア(非光沢) |
|---|---|---|
| 見え方 | 色が濃く鮮やかに見える | 光の反射が少なく目が楽 |
意外と見落としがちなのが、画面表面の仕上げの違いです。ここには好みがはっきりと分かれるポイントがあります。
上位モデルのRM-G278Rは、Mini LEDの美しい発色を活かすために「光沢パネル」を採用。色がこってりと濃厚に見え、高級感のある映像が楽しめます。また通常の光沢パネルは反射や映り込みしやすくなりますが、「低反射コート」の処理が施されているため、画質と見やすさを両立しています。
対してRM-G277Rは、ゲーミングモニターでは一般的な「ノングレア(非光沢)」を採用しています。
こちらは照明の映り込みがほとんどなく、長時間ゲームをしていても目が疲れにくいのが特徴です。仕事でテキスト入力を長時間行う場合や、FPSゲームで敵の視認性を最優先したい場合は、こちらのノングレアの方が使いやすいと感じるかもしれません。



「映像美」を取るか、「目の疲れにくさ」を取るか、用途に合わせて選ぶのが正解です!
【主な違い3】デスクが片付く「KVMスイッチ」と接続性
| 項目 | RM-G278R (上位モデル) | RM-G277R (標準モデル) |
| USB-C給電 | 90W | 65W |
|---|---|---|
| KVMスイッチ | あり | なし |
| USBハブ機能 | あり(A×2, B×1) | なし |
3つ目の違いは、仕事と遊びを両立させたい人にとって重要な「接続機能」です。
RM-G278Rには「KVMスイッチ」という機能が搭載されています。これは、マウスやキーボードをモニターに繋いでおけば、モニターの映像入力を切り替えるだけで、操作するパソコンも自動で切り替わるという便利な機能です。
例えば、昼間は会社のノートPC、夜は自分のゲーミングPCを使う場合、キーボードやマウスをいちいち差し替える必要がありません。さらにUSB-Cケーブル1本でノートPCに最大90Wの給電ができるので、ハイエンドなノートPCでも充電不足になる心配が少ないんです。
RM-G277RもUSB-C接続には対応していますが、給電は65Wまでで、KVMスイッチやUSBハブ機能はありません。



デスク周りの配線をスッキリさせて、2台のPCをスマートに使い分けたいなら、RM-G278Rの機能性は大きな魅力になるはずです!
共通の仕様・変わらない機能


- 27インチと4K解像度
- 4K高解像度で最大160Hz、フルHD時は最大320Hzが出る「デュアルモード」
- 角度や高さが調整できるスタンド
- 独自のゲーム画質モード
画質や便利機能には差がありますが、ゲーミングモニターとしての「速さ」の部分は両モデルとも共通して優秀です。
どちらも4K解像度で最大160Hzのリフレッシュレートに対応しており、PlayStation 5などの最新ゲーム機の性能をフルに引き出せます。さらにユニークなのが、解像度をフルHDに落とすことで最大320Hzまで高速化できる機能を持っている点です。
「RPGは4Kの高画質で、FPSはフルHDの超高速表示で」といった使い分けができるのは、このレグザモニターならではの強みです。



純粋にゲームの勝敗にこだわるスペックだけで言えば、どちらを選んでも満足度は非常に高いですよ!
【まとめ】「RM-G278R」と「RM-G277R」どっちを選ぶべき?
最後に、それぞれのモデルがどんな人におすすめなのかをまとめました!
- 映画やRPGを、テレビのような圧倒的な高画質で楽しみたい
- 「黒」がしっかり黒い、メリハリのある映像が好き
- 仕事用PCとゲーム用PCを1組のキーボード・マウスで操作したい
- ノートPCへの給電パワー(90W)を重視する
- 映り込みの少ない「非光沢」画面が好き
- 長時間の作業やゲームでも目が疲れにくい方がいい
- モニターにUSBハブやKVM機能は求めていない
- コスパよく4K・160Hzの環境を手に入れたい
今回の結論としては、「映像美と多機能」を求めるならRM-G278R、「ゲーム特化の実用性」を求めるならRM-G277Rとなります。
もし予算が許すのであれば、やはり上位モデルのRM-G278Rをおすすめしたいところです。Mini LEDによるHDR映像の輝きと沈み込むような黒色は、一度体験すると普通のモニターには戻れないほどのインパクトがあります。
一方で、FPSゲームがメインの方や、照明の反射が気になる環境で使う方には、あえてノングレアのRM-G277Rを選ぶメリットも十分にあります。



ぜひプレイスタイルやデスク環境に合わせて、最適な一台を選んでくださいね!











