シャープの加湿空気清浄機の中でも、最高峰の浄化能力「プラズマクラスターNEXT」を搭載しながら、リビングに置きやすいサイズ感で人気のハイグレードモデル。
それが「KI-UX70」と「KI-TX70」です。
見た目もスペックもそっくりなこの2台。「どっちを買うべきか迷う」「違いが全然わからない」と困っている方も多いのではないでしょうか?
実はいま挙げた2機種は、KI-UX70が2025年発売の最新モデル、KI-TX70が2024年発売の旧型モデルという関係になります。
編集長今回は、パッと見では気づかない微細な変更点と、価格差を含めてどちらを選ぶのが正解なのか、わかりやすく解説していきます!
KI-UX70とKI-TX70の違いを比較
まずは基本スペックの比較表を見てみましょう。数字を並べてみると、中身が驚くほど共通していることがわかります。
| 項目 | KI-UX70 (新型) | KI-TX70 (旧型) |
| 発売時期 | 2025年9月 | 2024年9月 |
|---|---|---|
| プラズマクラスター | NEXT | NEXT |
| サイズ | 幅395×奥265×高650mm | 幅395×奥265×高650mm |
| 加湿量 | 最大 750mL/h | 最大 750mL/h |
| 適用床面積 | 空清〜31畳/加湿〜21畳 | 空清〜31畳/加湿〜21畳 |
| 待機時消費電力 | 約0.8W | 約0.9W |
| 環境配慮 | 再生プラスチック使用 | 特になし |
今回のモデルチェンジは、機能の進化というよりも「環境への配慮」と「微調整」がメインになっています。
それぞれの違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう!
【主な違い1】環境にやさしい「再生プラスチック」の採用


| 項目 | KI-UX70 (新型) | KI-TX70 (旧型) |
| 素材 | 再生プラスチック材を20%以上使用 | 従来の樹脂素材 |
|---|
今回の一番の変更点は、製品に使われている「素材」です。
新型のKI-UX70では、本体に使われている樹脂部品(プラスチックパーツ)全体の20%以上に、再生プラスチック材が採用されています。
最近はSDGsや環境保護の観点から、家電製品でもリサイクル素材を使う動きが活発になっていますよね。
もちろん、再生プラスチックを使ったからといって、空気清浄機のパワーが上がったり、ボディの強度が落ちたりすることはありません。見た目の質感も、並べてじっくり見比べない限り気づかないレベルです。



「毎日使う家電だからこそ、環境に配慮した製品を選びたい」という方にとっては、新型を選ぶ嬉しい理由になりますね!
【主な違い2】待機時消費電力のわずかな差


| 項目 | KI-UX70 (新型) | KI-TX70 (旧型) |
| 待機時消費電力 | 約0.8W (約1.0W) | 約0.9W (約1.2W) |
|---|
スペック表を細かく見比べて見つかるもうひとつの違いが、コンセントに挿したまま運転していない時の「待機時消費電力」です。
新型KI-UX70の方が、わずかですが数値が小さくなっています。
0.1W程度の差なので、毎月の電気代に換算しても数円変わるかどうかというレベルです。家計への影響はほとんどないと言っていいでしょう。



ただ、内部の基盤やパーツが見直され、より無駄のない設計に洗練されていることの証明とも言えますね!
共通の仕様・変わらない機能


- 最高濃度「プラズマクラスターNEXT」
- パワフルな加湿力「最大750mL/h」
- 使いやすい「COCORO AIR」対応
- フィルター寿命(約10年)
ここまで違いを紹介してきましたが、実は空気清浄機としての実力は新旧どちらも「同じ」といって差し支えありません。
どちらもシャープ最高峰のイオン濃度「プラズマクラスターNEXT」を搭載しており、付着したニオイや菌への対策はバッチリです。
また、スリムなボディながら最大750mL/hという高い加湿能力を持っているのも共通の魅力。リビングでも乾燥を気にせず快適に過ごせます。



つまり、型落ちモデルを選んだからといって、性能面で後悔することはまずありません!
【まとめ】「KI-UX70」と「KI-TX70」どっちを選ぶべき?
最後に、どちらがおすすめか整理します!
- 最新モデルを使って気持ちよく過ごしたい
- 環境に配慮した製品を選びたい(SDGsへの貢献)
- 価格差が小さいなら新しい方がいい
- 基本性能が同じなら安い方がいい
- コスパを最優先で選びたい
- 再生素材かどうかにこだわりはない
今回の結論は、「価格差を見て決めるのが正解」です。
空気清浄能力や加湿パワーといった「機能面」だけを見れば、この2機種に体感できるほどの違いはありません。
そのため、もし旧型の【KI-TX70】の在庫が残っていて、新型よりも数千円〜1万円以上安くなっているなら、迷わず旧型を選んでしまってOKです。浮いた予算で交換用のフィルターを買うのも賢い選択ですよね。
一方で、価格差がほとんどなくなっている場合や、「せっかくなら最新の環境配慮モデルを」という場合は、新型の【KI-UX70】を選べば満足度が高いはずです。



どちらを選んでも、プラズマクラスターNEXTの清々しい空気は保証されています。ぜひ、お財布と相談して最適な一台を手に入れてくださいね!











