この記事では、ケンウッドのディスプレイオーディオDMX7509XSとDMX5523Sの違いを解説します!
1年ぶん世代が離れた2台で、どちらもワイヤレスのCarPlay/Android Autoに対応しています。
仕様表を並べると差は7項目。HDMI入力の有無や無線まわりの世代など、画面サイズ以外にも上位だけの装備がありました!
編集長取り付けるクルマのスペースが1DINか2DINかで、選べるほうが先に決まることもありますよ!
10月3日 6:25時点の価格です(変動します)
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DMX7509XSとDMX5523Sのスペック比較
| 項目 | DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|---|
| モニター | 9V型/HD(1280×720) | 6.8V型ワイド/WSVGA(1024×600) |
| 画面の角度調整 | 対応(ボールジョイントで上下左右) | 非対応(インダッシュ固定) |
| 取付形状 | 1DIN 180mm(本体178×50×120mm・モニター部は別体) | 2DIN 180mm(178×100×85.7mm/ブラケットを外せば1DINにも取付可) |
| HDMI入力 | あり(Type-D/1280×720・60Hzまで入力可。バージョンは公式に記載なし) | 非搭載 |
| Bluetooth | Bluetooth Ver 5.3(SBC/AAC) | Bluetooth Ver 5.0(SBC/AAC) |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) | IEEE 802.11 a/n/ac(5GHzのみ) |
| USB再生とプリアウトの数値 | S/N比78dB/ダイナミックレンジ89dB/プリアウト3V | S/N比75dB/ダイナミックレンジ75dB/プリアウト2.5V |
| 搭載プレーヤー | なし(外部スロットはUSBのみ) | なし(外部スロットはUSBのみ) |
| Apple CarPlay/Android Auto | ワイヤレス/USB接続に対応 | ワイヤレス/USB接続に対応 |
| ワイヤレスミラーリング | 対応(専用アプリが必要) | 対応(専用アプリが必要) |
| ステアリングリモコン | 対応 | 対応 |
| 最大出力 | 50W×4 | 50W×4 |
| 音質調整 | 13バンドイコライザー/クロスオーバー/デジタルタイムアライメント | 13バンドイコライザー/クロスオーバー/デジタルタイムアライメント |
| チューナー | FM/AM(ワイドFM対応) | FM/AM(ワイドFM対応) |
| USB端子の最大供給電流 | DC5V 2.1A | DC5V 2.1A |
色が付いた7項目が違い。残る8項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは6つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1画面が9V型のHDパネルになった
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| 9V型/HD(1280×720) | 6.8V型ワイド/WSVGA(1024×600) |
一番分かりやすい差がここです。DMX7509XSは9V型、DMX5523Sは6.8V型ワイド。対角の数字は2インチちょっとの違いですが、面積で見るとかなりの開きになります。
解像度も違います。DMX7509XSはHD(1280×720)、DMX5523SはWSVGA(1024×600)のパネルです。同じ地図アプリを映しても、細かい道路名や店舗名の読み取りやすさには差が出るはずです。
実際、ケンウッドは公式ページで、HDパネルを「従来の当社ディスプレイオーディオ搭載パネルのWSVGA画質よりも高画質」と説明しています。パネルの世代がひとつ上がった、という位置づけですね。
そのため、運転中にちらっと視線を送る使い方だと、この差はそのまま見やすさに効いてきます!
補足9V型は画面が大きいぶん、ダッシュボードから前に出てきます。エアコンの吹き出し口やシフトレバーに当たらないか、取付キットの適合情報を先に見ておくと安心です。
違い 2上下左右に向きを変えられるフローティング構造
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| 対応(ボールジョイントで上下左右) | 非対応(インダッシュ固定) |
DMX7509XSのモニター部は本体から独立していて、ボールジョイントで角度を調整できます。上下だけでなく左右にも振れるのが特徴です。
たとえば、運転席から見やすい角度に寄せる、助手席の人にも見えるよう向ける。日差しの強い時間帯に画面が白く反射するときも、少し傾けるだけで見え方が変わります。
これに対し、DMX5523Sはダッシュボードに埋め込むインダッシュ型なので、この調整はできません。そのぶん出っ張りがなく、車内の見た目はすっきりまとまりますね!



運転席から見やすい角度に合わせられるのは、毎日効いてくる仕掛けでしょう!
違い 3本体は1DIN。2DINが空いていなくても入る
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| 1DIN 180mm(本体178×50×120mm) | 2DIN 180mm(178×100×85.7mm) |
DMX7509XSは本体が1DINサイズで、モニターだけが前に出るつくりです。2DINスペースが無い車でも取り付けの目が出てきます!
対するDMX5523Sは2DINサイズ。ただし公式には「左右のブラケットを取り外すことで1DINサイズでも取付できます」と書かれていて、こちらも1DIN車を切り捨てているわけではありません。
細かいところでは、ハンズフリー通話用のマイクの扱いも違います。DMX7509XSは付属の外付けマイク、DMX5523Sは本体内蔵という構成です。外付けは口元の近くに置ける反面、配線を1本まわす手間がかかります。
取り付けを自分でやるか、店に頼むか。そのあたりで判断が変わってくるところでしょう。



2DINが空いていない車でも入る、というのは選択肢が広がるんです。
違い 4HDMI入力を備えるのはDMX7509XSだけ
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| あり(1280×720/60Hzまで) | 非搭載 |
DMX7509XSにはHDMI入力(Type-D)が付きました。公式の主な定格では、入力できる解像度は1280×720/60Hzまでと書かれています。
ただし、HDMIのバージョンは公式に記載がないため、ここでは「何が映せるか」で見ておくのが安全でしょう。
しかも、ワイヤレスミラーリングは通信環境に左右されますが、HDMIならケーブル1本でつなげます。スマートフォンのほか、ポータブルの映像機器やゲーム機を後席用に持ち込むといった使い方も考えられますね。
一方で、DMX5523Sの主な定格にHDMI部の記載はなく、非搭載です。
映像を映したいときはワイヤレスミラーリングかUSBメモリからの再生になります。ここは上位機との装備差がはっきり出るところ!



HDMIを使う予定がないなら、この差は気にしなくて大丈夫。つなぎたい機器が手元にあるか、先に確かめておくと安心です。
違い 5無線まわりが新しい世代に
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| Bluetooth 5.3/Wi-Fi 2.4GHz・5GHz | Bluetooth 5.0/Wi-Fi 5GHzのみ |
BluetoothはDMX7509XSがVer 5.3、DMX5523SがVer 5.0です。対応コーデックはどちらもSBCとAACで、そこは変わりません。
違いが出そうなのはWi-Fiのほう。DMX7509XSは2.4GHzと5GHzの両方を使えますが、DMX5523Sは5GHzのみの対応です。
というのも、ワイヤレスのCarPlayやミラーリングはWi-Fiを使うので、対応する帯域が広いほど、つながるスマートフォンの幅も広がります。
とはいえいまどきのスマートフォンはほぼ5GHzに対応しています。
古い端末を使い続けている方でなければ、体感で困る場面は少ないでしょう!
違い 6USB再生とプリアウトの数値も上がっている
| DMX7509XS | DMX5523S |
|---|---|
| S/N比78dB/DR89dB/プリアウト3V | S/N比75dB/DR75dB/プリアウト2.5V |
USBメモリから音楽を再生するときの数値が、DMX7509XSのほうが上です。S/N比は78dBと75dB、ダイナミックレンジは89dBと75dBと記載されています。
そのうえ、外部アンプへ送るプリアウトの出力も3Vと2.5Vで差があります。数値が大きいほどノイズに強い信号を送れるので、アンプやサブウーファーを足していく予定があるなら見ておきたいところですね。
ただ、この数値の差が音としてどこまで聴き分けられるかは、実際に鳴らしてみないと分かりません。
なお、13バンドイコライザーやタイムアライメントといった調整機能はどちらも同じなので、まずはスピーカーの選択にお金をかけるほうが変化は大きいはずです!
同じところ|スマホ連携と音づくりの土台は共通
- スマホCarPlayとAndroid Autoがワイヤレスとも有線とも対応
- 操作ステアリングリモコン・ワイヤレスミラーリング
- 放送ワイドFM対応
- 給電USB端子の2.1A給電
- 音最大出力50W×4・13バンドEQ・クロスオーバー・タイムアライメント
- 非搭載ディスクドライブ(CD・DVDの再生は不可)
この2台は、使い勝手の中心になる部分がそろっています!スマホ連携も操作まわりも同じ内容でした。
音の調整も13バンドEQからタイムアライメントまで共通なので、「上位機だから細かく追い込める」という差はありません。
ただしどちらもディスクドライブを積んでいません。音源はUSBメモリかスマートフォンから、と考えておきたいですね。
10月3日 6:25時点の価格です(変動します)
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よくある質問
- QCDやDVDは再生できますか?
- Aどちらもできません。
- QDMX5523Sはもう古いモデルですか?
- Aいいえ。
- Q取り付けのしやすさに違いはありますか?
- ADMX7509XSは本体が1DIN(178×50×120mm)で、モニター部が別体になったフローティング構造です。
まとめ
差が出たのは画面・角度調整・取付形状・HDMI入力・Bluetooth・Wi-Fi・音質の数値という7項目でした。
なお、CarPlayやAndroid Autoの対応内容、音質調整の機能、最大出力といった土台は共通です。上位機を選んだからといって、スマホ連携の使い勝手そのものが変わるわけではありません。
9V型の大きな画面で地図を見たい方、HDMIで映像機器をつなぎたい方は「DMX7509XS」。2DINのスペースにすっきり収めたい方や、必要な機能がそろっていれば十分という方は「DMX5523S」が合うと思いますね!



どちらを選ぶにしても、取付キットの適合だけは先に調べておきたいですね。
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