この記事では、DTM用のモニタースピーカーのおすすめを11組紹介します!
同じ3.5〜5インチでも、XLRで受ける機種もあればRCAとミニ端子だけの機種もあります。ペアで届くか、1本ずつ買うのかも別の話。
そこで、端子・販売単位・机置き向けの補正を、公式の仕様表で1組ずつ確かめました。
DTM用モニタースピーカーの選び方|失敗しない6つのポイント

- 端子インターフェースの出力(TRS/XLR)に合うか
- 単位ペアで届くか、1本ずつ買うのか
- 構成入力とアンプが片側にまとまる方式か
- 口径3〜3.5インチか、4〜5インチか
- 補正机置き・壁際向けのスイッチがあるか
- 切替ヘッドホン端子やBluetoothの有無
最も効くのは端子です。オーディオインターフェースの出力はTRSやXLRのバランス接続が多く、RCAとミニ端子しかない機種だと変換ケーブルを挟むことになります。
もうひとつ、届く本数も見落としやすいところ。スタジオ向けの機種は1本ずつ梱包されることがあり、ステレオで鳴らすには2本そろえる必要があります!
口径や補正スイッチ、ヘッドホン端子は、机の広さと作業のしかたしだいです。壁際に寄せて置くなら、低音を絞るスイッチがある機種が扱いやすいでしょう。
① ヤマハ HS4
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- 端子XLR/TRSコンボ・RCA・ステレオミニを装備
- 口径4.5インチのコーンと1インチのドーム
- 補正ROOM CONTROLとHIGH TRIMのスイッチ
- 構成入力とアンプを左側に集めたペア販売
- 出力左側にヘッドホン端子
スタジオの定番HSシリーズを、机に置ける大きさへまとめたのが「ヤマハ HS4」です。4.5インチのウーファーで、低音の確認もしやすい口径ですね!
左側の背面にはXLR/TRSのコンボジャック・RCA・ステレオミニがそろっています。インターフェースにも、PCの音声出力にも、ケーブルを替えずにつなげる作り。
右側はスピーカーケーブルで受けるだけで、アンプは左側の1台にまとめられています。机の裏の配線が混み合っている方ほど、ありがたいところでしょう。
壁際に寄せたときにふくらむ低音は、背面の「ROOM CONTROL」で500Hz以下を絞れます。夜に作業する日は、ヘッドホン端子へ切り替えるのも手です!
② M-AUDIO BX3
M-Audio (エムオーディオ)
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- 口径3.5インチのケブラーコーン
- 端子TRS×2・RCA・前面の3.5mm AUX
- 音質背面のHigh/Low EQで高域と低域を調整
- 出力前面ヘッドホン端子(挿すとスピーカーは消音)
- 設置左右どちらをアクティブ側にするか切り替え可能
「M-AUDIO BX3」は、モニタースピーカーの売れ筋上位に入る3.5インチのペア。初めての一組として選ばれやすいモデルです。
背面はTRSとRCA、前面には3.5mmのAUX入力を備えています。インターフェースはTRSで受け、スマホは前面に挿す、という分け方ができますね!
机の右側にしかコンセントがない、という部屋もありますよね?アクティブ側は左右どちらにするか切り替えられるため、電源に近いほうへ置けるんです。
ヘッドホンを挿すとスピーカーは消音されます。家族が寝たあとに挿すだけで切り替えられるのは、地味に嬉しいポイントですね!
ポイント初めてモニタースピーカーをそろえる方向け。3.5インチで机に収まりやすく、TRS入力と前面のヘッドホン端子を1組で持っています。
③ Edifier MR4 MKII
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- 端子XLR・TRS・RCA・AUXの4系統+Bluetooth
- 無線Bluetooth 6.0でLDACに対応
- 認証有線・ワイヤレスともハイレゾ認証
- 補正音響空間・ローカット・デスクトップの切替
- 操作アプリ「EDIFIER ConneX」でEQを調整
定番だった旧MR4の後継として登場したのが「Edifier MR4 MKII」。4.5インチの2ウェイです。
大きく変わったのは入力で、XLRのバランス入力が加わりました。マイクケーブルと同じXLRで、インターフェースから直接つなげます!
さらに、Bluetooth 6.0でLDACも受けられ、ワイヤレス側のハイレゾ認証も取得済みです。
「音響空間」「ローカットオフ」「デスクトップ」の補正を切り替えられるのも、このクラスでは心強い点です。作業が終わったらスマホの音楽へ、という流れにも無理がありません!
ポイント制作用と普段の音楽を1組で済ませたい方向け。XLR・TRSで制作機材を受けつつ、スマホからはLDACで流せます。
④ ヤマハ HS5
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- 方式低域45W・高域25Wのバイアンプ2ウェイ
- 口径5インチのコーンと1インチのドーム
- 端子XLRとTRSフォン(パラレル接続)
- 補正ROOM CONTROL(0/-2/-4dB)とHIGH TRIM
- 帯域54Hz〜30kHz(-10dB)
「ヤマハ HS5」は、白いウーファーが目印の5インチ機。宅録の定番として、長く名前が挙がり続けているモデルです。
低域と高域に別々のアンプを積んだバイアンプ方式で、1台あたりの出力は70Wとなります。今回の11組で最も大きな口径なので、キックとベースの重なりも聴き分けやすいでしょう!
入力はXLRとTRSフォンだけで、RCAやミニ端子はありません。インターフェースのバランス出力から、そのまま受ける前提の作りです。
なお、メーカーの梱包は1本単位。ここで挙げた出品は販売店が2本を組んだペアですが、別の出品を選ぶときは本数を確かめたいですね!
⑤ ADAM Audio D3V
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- 接続USB-C入力とTRSバランス入力×2
- 低音3.5インチのウーファーにパッシブラジエーター2基
- 高域1.5インチのD-ARTツイーター(AMT方式)
- 設置付属スタンドで15度上向きに傾けられる
- 補正背面で低域・中域・高域を段階的に調整
高さは200mm。その小さな箱に、AMT方式の「D-ARTツイーター」を収めたのが「ADAM Audio D3V」です。
PCとはUSB-Cでそのままつながります。インターフェースを置く場所がない机でも鳴らせますし、TRS入力も2つあるので機材が増えても困りません!
低音は3.5インチのウーファーを、2基のパッシブラジエーターが支える構成。付属のスタンドで15度上向きにでき、低く置いても耳へ音が向きます。
ポイントノートPCとUSB-Cで直結したい方向け。TRS入力も持つので、あとからインターフェースを足しても同じスピーカーで続けられます。
⑥ PreSonus Eris 3.5 2nd Gen
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- 口径3.5インチのグラスファイバー複合コーン
- 端子TRS×2・RCA×2・前面の3.5mm入力
- 音質高域・低域を±6dBで連続調整
- 出力前面ヘッドホン端子(挿すとスピーカーは消音)
- 節電無音が40分続くと省電力モード
PreSonusは、オーディオインターフェースやDAWで知られるメーカーです。そのモニターの入門機にあたるのが「PreSonus Eris 3.5 2nd Gen」になります。
高域と低域のつまみは段階式ではなく、±6dBの範囲で連続して回せる作り。部屋に合わせて少しずつ詰めたい方に向きますね!
無音が40分続くと省電力モードへ入るので、電源の切り忘れも気になりにくいはずです。
前面には3.5mmの入力とヘッドホン端子が並びます。スマホの音源を流しながら耳コピする、そんな使い方にも手が届く配置ですね!
⑦ IK Multimedia iLoud Micro Monitor
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- 寸法1台あたり高さ180×幅90×奥行135mm
- 低音3インチのウーファーで45Hzから再生(-10dB)
- 端子RCA×2・3.5mmステレオ入力+Bluetooth
- 補正デスク用EQと高域・低域のシェルフ
- 販売左右をつなぐケーブル付きのペア
1台の幅はわずか90mmで、キーボードとモニターで机が埋まっていても左右のすき間に収まるのが「IK Multimedia iLoud Micro Monitor」です。
小さくても再生帯域は45Hz〜22kHz(-10dB)。机に直置きしたときの鳴り方を整える「desktop」のEQも、スイッチ1つで切り替えられます!
入力はRCAと3.5mmのステレオミニです。6.3mmのバランスTRS入力やXLR入力はありません。インターフェースとつなぐときは、出力に合わせたケーブルを用意しておくと安心です。
ポイント机の奥行きも幅も限られている方向け。幅90mmの箱で45Hzから鳴らせ、机置き用のEQとBluetoothも備えています。
⑧ Edifier MR3
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- 帯域52Hz〜40kHzのフラット設計
- 端子TRS・RCA・AUX+Bluetooth 5.4
- 補正ローカット・音響空間・デスクトップの切替
- 操作アプリ「Edifier ConneX」でEQを調整
- 出力前面にヘッドホン端子
3.5インチのコンパクトな箱に、補正とアプリまで詰め込んだ「Edifier MR3」。モニタースピーカーの売れ筋でも上位に入るモデルです。
机置きや部屋の広さに合わせた補正は、アプリ「Edifier ConneX」から切り替えられます!
有線はハイレゾ認証を取っていますが、Bluetoothのコーデックは SBCのみ。制作はTRSでつなぎ、無線は休憩中の音楽用と割り切る使い方が合っているでしょう。
入力はTRS・RCA・AUXの3系統で、インターフェースとスマホを挿しっぱなしにできます。配線を変えずに切り替えられるのは助かりますね!
⑨ Pioneer DJ DM-40D
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- 切替DJモードとPRODUCTIONモードの2種類
- 口径4インチのグラスファイバーコーン
- 出力DSP搭載のClass Dアンプで19W+19W
- 端子RCA×1・3.5mmステレオミニ×1
- 前面ヘッドホン端子(挿すとスピーカーは消音)
「Pioneer DJ DM-40D」は、DJ機材のPioneer DJが手がける4インチ機。DJ用とPRODUCTION用で音の傾向を切り替えられるのが持ち味です。
制作のときに使うのは、入力をそのまま鳴らすフラットなPRODUCTIONモードです。DJの練習ではパンチのあるDJモードに戻せます!
ただし、入力はRCAとステレオミニだけで、TRSやXLRはありません。インターフェースとつなぐなら、TRSからRCAへの変換ケーブルが要ります。
無音が約20分続くとオートスタンバイに入るので、つけっぱなしで席を外しても安心ですね!
ポイントDJの練習と曲づくりを同じ机でこなしたい方向け。スイッチ1つで、DJ向けの音とフラットな音を行き来できます。
⑩ M-AUDIO BX4BT
M-Audio (エムオーディオ)
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- 口径4.5インチのケブラーコーン
- 無線Bluetooth接続に対応
- 端子TRS×2・RCA・前面の3.5mm AUX
- 帯域69Hz〜22kHz
- 音質背面のHigh/Low EQで高域と低域を調整
3.5インチでは低音が物足りない、でも5インチは置けない。その間を埋めるのが「M-AUDIO BX4BT」です!
4.5インチのウーファーで、再生帯域は69Hzから。ベースラインの動きを追いやすくなるはずです。
そのうえ、Bluetoothでスマホの音も受けられるので、制作中はTRS、休憩中は無線と使い分けられます。ケーブルを挿し替えずに済むのは気楽ですね!
⑪ ヤマハ HS3
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- 口径3.5インチのコーンと0.75インチのドーム
- 端子XLR/TRSコンボ・RCA・ステレオミニ
- 補正ROOM CONTROLとHIGH TRIMのスイッチ
- 付属ステレオミニ-RCAケーブルとスピーカーケーブル
- 寸法1台あたり幅132×高さ223mm
幅は132mm。HSシリーズで最も小さいのが「ヤマハ HS3」で、ノートPCの両脇にも並べやすいサイズです。
端子の構成はHS4と同じで、XLR/TRSコンボ・RCA・ステレオミニが左側にそろっています。
PCとつなぐためのステレオミニ-RCAケーブルも付属しているので、届いたその日から鳴らせるでしょう。
壁際に置く机なら、背面の「ROOM CONTROL」で低音のふくらみを抑えることも可能です。狭い部屋で小さめの音量で作業する方に、ちょうどいい一組ですね!
ポイント机の幅が限られていても、HSシリーズの端子と補正スイッチをそのまま使いたい方向け。ケーブルが付属し、PCとすぐにつなげます。
まとめ
どんな机で、何とつなぐか。その組み合わせごとに選び方を整理しておきます。
インターフェースのバランス出力で受けて、左右の配線も簡単にしたいなら「ヤマハ HS4」がイチオシです!
PCとUSB-Cで直結したいなら「ADAM Audio D3V」、制作とスマホの音楽を1組で済ませたいなら「Edifier MR4 MKII」、といった感じで選ぶのがおすすめです。
机に余裕があって低音まで詰めたい方には、5インチの「ヤマハ HS5」が合います。
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