カーナビにiPhoneをHDMI接続してYouTubeを再生する方法

最近はYouTubeなどのオンライン動画がDVDなどよりも人気を集めていますね。車でのドライブ中にこれらの動画を楽しめたら、もっと楽しいでしょう。

実はカーナビにHDMI端子がある場合、iPhoneなどのスマートフォンを接続して、カーナビのディスプレイにYouTubeやサブスクの動画を映して楽しむことができるんです!

ケン編集長

今回は、HDMI端子のあるカーナビにiPhoneを接続してネット動画を見る方法を解説していきます!

2023年9月:USB-C端子を採用したiPhone 15で視聴する方法も追記しました。

リアモニターでも視聴したい場合、HDMIの映像入力に対応したリアモニターじゃないと映らない可能性があります。

目次

スマートフォンの画面をカーナビに映すには「HDMI入力端子」が必要

まず前提として、基本的に「HDMI端子」がないとスマホの映像をカーナビに映すことができません。

またHDMIに対応しているナビでも、HDMI端子を使うためのオプション品が必要な場合もあり、それがないと接続できない可能性もあります。

こちらの写真のように、ダッシュボードなどにHDMIの端子があれば利用できます。

右側のUSB端子がない場合は、シガーソケットのUSBアダプターでも代用できるので、なくても大丈夫です。

iPhoneの画面をカーナビに映すに必要なもの (※Lightning端子のiPhone)

  • iPhone本体
  • Lightning – Digital AVアダプタ
  • HDMIケーブル
  • Lightningケーブル
  • シガーソケット USBチャージャー(※USBポートがない場合)

必要なものをまとめてみました。1つずつ紹介していきます。

①Lightning – Digital AVアダプタ

まず、LightningをHDMIに変換するケーブルです。

そしてこのアダプタ、値段は高いですが、Apple純正品をおすすめします。

Amazonなどで似たような安価な製品もありますが、安いものは「映像が映らなかった」「すぐに壊れてしまった」というレビューが多く見られるからです。

そのような商品を買い、買い直しで余計にお金がかかることもあるので、安定したApple純正品を購入されたほうがいいと思います。

②HDMIケーブル

HDMIケーブルなら基本的に何でも大丈夫だと思いますが、車での使用になるので、あまり長いと邪魔になります。

最初は余っていた線が太めのケーブルを使っていましたが、かさばって邪魔だったので、細くて短めのこちらのHDMIケーブルに変えました。

ケン編集長

邪魔にならなくてかなりスッキリ!

③Lightningケーブル

Lightning – Digital AVアダプタには、「Lightningケーブル」を挿す場所もあり、iPhoneへの電源供給のために接続します。

HDMIケーブルだけでもほとんどの場合、映像は映せますが、本体のバッテリーが見る見る減っていくので、「Lightningケーブル」も用意したほうがいいです。

iPhoneに付属のものでも大丈夫だと思いますが、最近のケーブルは「USB-C」のケーブルになっているので、車で使用する場合は従来の「USB-A」ケーブルのほうが使いやすいと思います。

④シガーソケット USBチャージャー(※USBポートがない場合)

④の給電用の「Lightningケーブル」を接続するUSBポートが車にない場合は、「シガーソケット USBチャージャー」を使えばOKです。

車に給電用のUSB端子があれば、こちらは不要です。

iPhone 15以降でカーナビに映すのに必要なもの (USB-C端子のiPhone)

画像引用元:Apple

iPhone 15シリーズ以降のモデルは、長らく採用されていた「Lightning端子」から「USB-C端子」に変更されました。

これによりMacやパソコンなどで使われている、「USB-C – HDMIケーブル」が利用できるようになり、Lightning – Digital AVアダプタが不要に!

ケン編集長

iPhone 15 Pro Maxで試してみましたが、しっかりとカーナビに映せました!

このままではiPhoneへの給電ができないため、バッテリーが減り続けます。
MagSafe充電器などのワイヤレス充電と併用で充電しながら視聴できるかもしれません。

iPhoneの映像をカーナビのディスプレイに映す手順 (LightningのiPhoneでの例)

車側の端子に、「HDMIケーブル」と「USBケーブル」を繋ぎます。

iPhone 15シリーズ以降のUSB-C端子もモデルの場合は、車のHDMI端子とiPhoneを「USB-C – HDMIケーブル」で接続するだけでOKです。

続いて「Lightning – Digital AVアダプタ」に先ほどの2本のケーブルの反対側を挿しこみます。

最後に「Lightning – Digital AVアダプタ」のLightning端子を「iPhone」に接続すれば完了です!

車にUSB端子がない場合は、「シガーソケット USBチャージャー」をシガーソケットに挿して、そこに 「Lightningケーブル」を繋ぎます。

接続が終わったら、カーナビのメニューから、入力切替で「HDMI」を選択します。

HDMIを選ぶと、カーナビのディスプレイにiPhoneの画面が映ります!

ちなみに、動画だけでなく、写真やゲームの映像を楽しむこともできますよ!

ディズニープラスの動画を流してみると、見事にカーナビの画面に映像を映し出すことができました!(※現在はディズニープラスとプライムビデオは著作権保護の関係?でうまく映せなくなりました)

しかも動画の場合は、映像だけがカーナビに映され、iPhoneのほうには一時停止や早送りなどのボタンだけが表示されてます。

ケン編集長

現在もYouTubeは問題なく再生できています!

著作権のため映像はぼかしています。

実際にiPhoneをカーナビに映してわかったレビュー

①画質が想像以上にキレイで感動

まず思ったのが、予想以上に高画質なこと!

解像度が高く、DVDで見るよりも圧倒的に画質がいいです。

ケン編集長

音もいいですし大満足!

②車から乗り降りするたびに、iPhoneの操作をしないといけないのがやや面倒

少しだけ面倒に感じたのは、車から乗り降りするたびに、iPhoneの操作をしないといけないことです。

DVDやBluetoothオーディオの場合は、エンジンをつけたときに、そのまま自動で再生されますが、今回の方法では自動では再生されません。

また基本的に降りるときはスマホも外すので、その都度ケーブルの付け外しも必要です。

もしかすると、「ショートカット」アプリや、セキュリティを犠牲にしてロックをかけないようにすれば、できるかもしれませんね。

まとめ

  • HDMI端子つきのカーナビなら、iPhoneの映像を映せる
  • USB-C端子のiPhone 15シリーズ以降であれば「USB-C – HDMIケーブル」1本だけでOK

以上、カーナビのディスプレイにiPhoneの映像を映す方法でした!

HDMI端子さえあれば、ケーブルに繋ぐだけでいいので、既にHDMI端子のある車の方ぜひ試してみてください。

注意点は、ストリーミングで視聴する場合、莫大な通信量がかかってしまうので、動画データを事前に本体にダウンロードしたり、データ通信使い放題プランにするのをおすすめします。

ケン編集長

ちなみにカーナビじゃなくても、自宅のテレビなどにも使えます!

iPhone 14シリーズまでのLightning端子のモデル用

iPhone 15以降のUSB-C端子モデルはこちら

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。スマホはiPhone派。
家電やガジェットの比較やレビュー情報を主に発信しています!

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