少し前に「Apple TV 4K(第2世代)」を購入しました。
Apple製品の中では、あまり目立たない存在ではありますが、個人的には凄く気に入った商品だったので、そのレビューを書いていきます!
「Apple TV 4K」は何ができるのか簡単に解説
- YouTubeやVOD(動画配信サービス)を視聴できる
- Apple Musicがテレビで聴ける
- コントローラーを用意すれば、Apple Arcadeなどのゲームが楽しめる
- AirPlayで、iPhoneやMacの画面をテレビに映せる
- HomeKitに対応した家電を外出先から遠隔操作できるようになる
- AirPodsが利用できる
- 「A12 Bionic」が搭載で超サクサク動く
ざっくり説明するとこんな感じ!
Amazonの「Fire TV Stick」などと同じ「セットホットボックス(STB)」とも呼ばれるジャンルの製品。
テレビにこのApple TVを繋ぐことで、VODやYouTubeなどのインターネット動画などが楽しめるようになります。
ただし最近のテレビはそのままでも、インターネット動画を楽しめるので、そこまで必要ない気もしますが、Apple TVはApple製品と連動した凄い機能がたくさんあります。
ゲームコントローラーを使ってゲーム機と同じ感覚でゲームアプリを遊べるようになったり、AirPlayでiPhoneやiPad、Macの映像をテレビに映したり、AirPodsで音声を楽しんだりと、Apple製品ならでは魅力があるんです。
外観レビュー
それではレビューしていきます!
ちなみにApple TVは以下の2種類のモデルが販売されています。
- Apple TV 4K
- Apple TV HD
「Apple TV 4K」のほうが4K HDR出力に対応し、タップも高性能なものが搭載されているので、処理性能も有利です。
僕はまだ4Kテレビじゃないですが、今後4Kテレビに買い替えたときのために、「Apple TV 4K」を選びました。
付属品
- Apple TV 4K 本体
- リモコン(Siri Remote)
- 電源ケーブル
- Lightning-USBケーブル
- 説明書
ちなみにテレビと接続する為の、HDMIケーブルは付属していないので、別途用意する必要があります。
Lightningケーブルは、リモコン充電用に使用します。
ただしApple TV本体にはUSBポートがなく、繋げない為、USBのACアダプターなどが必要です。
Lightningなら何でもよさそうなので、iPhoneの充電器などでも大丈夫だと思います。
本体はほぼ変わってない
本体自体は恐らく変わってません。
Mac miniを黒くして、小型化したようなでデザインです。
サイズ感は、丁度手に収まるくらい。
小さいのでテレビの後ろや、テレビ台の隅に楽々置けます。
端子は、左から「電源」「HDMI」「LAN」の3つ。
Wi-Fiも搭載してますが、有線LANでも繋げます。
リモコン(Siri Remote)が変更に
前モデルからリモコンがガラッと変わりました。
本体は金属製で、なかなか高級感あります。
上側の丸い黒い部分はクリックパッドになっていて、上下左右に物理的に押し込んでもいいですし、MacBookなどのトラックパッドのように丸い部分をなぞってのタッチ操作もできます。
充電池が内蔵されていて、Lightningケーブルを挿して充電します。
使ってみた感想
iPhone XSと同じ「A12 Bionic」搭載で、サクサクで快適
iPhone XSと同じ高性能な「A12 Bionic」チップが搭載されているので、セットボックスの中ではトップクラスの性能を誇ります。
前に使っていた少し古いFire TV Stickと比べると、反応速度が段違い!(Fire TV Stickも最近のモデルは高速になってきてます)
Android TVやFire TVのときは、反応が遅くて動画を探すだけでもストレスを感じることもありましたが、Apple TV 4Kでは、本当気持ちよくサクサク動き、見たい動画までスムーズにたどり着けます。
Apple Arcadeなどのゲームは、もはやゲーム機
Apple TVは、iPhoneやiPadと同様に、ゲーム用のコントローラーに対応していて、コントローラーを使うことでゲーム機と同じようにゲームアプリを楽しむことができます。
使えるコントローラーは、iPhone/iPadに対応したコントローラーであれば、だいたい使えるはずです。
Apple Arcadeの「太鼓の達人」を試してみましたが、画質も良く、プレイステーションなどの据え置きゲーム機と変わらない操作性で遊べました。
iPhoneやiPadの画面をテレビに映せる
AirPlay、ミラーリングに対応しています。
iPhone/iPadの画面を、そのままテレビにも同じ映像を映すことができます。
例えば、iPhoneで撮った写真/動画をそのまま大画面のテレビに映して家族や友達に見せたり、ゲームの映像を他の人にも一緒に見てもらうときなどに重宝します。
またAirPlayでは、iPhoneなどからストリーミングで流すことも可能です。
Macのサブディスプレイにできるのも便利
iPhone/iPadの場合はミラーリングでの表示になりますが、Macの場合は、外付けディスプレイと同じように「拡張表示」も可能です!
テレビをMacのサブディスプレイにすることができるので、リビングでMacBookとテレビでデュアルモニター環境を気軽に試すことができます。
しかも、ワイヤレスでMacとはケーブル接続不要なので、テレビから離れたソファの上に座りながら作業をしたりなんてこともできちゃいます。
リモコンは、テレビのリモコンやiPhone/iPadでも操作できるから簡単
Apple TVの操作は、付属のリモコンだけでなく、iPhoneやiPadからも操作ができます。
iPhoneやiPadでとくに便利なのが、検索などで文字入力をするとき。
iPhone/iPad上に表示されるソフトウェアキーボードで直接入力できるようになるので、テレビ上でちまちま文字を選んで入力するよりも格段に速く入力できます。
AirPodsが使えて、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングがすごい
個人的にApple TVで気に入っているのは、AirPodsが使えること!
iPhoneやiPad、Macでは使えていましたが、Apple TVを接続したテレビでもAirPodsが使えるようになるので、まじで便利です。
また空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングにより、音があちこちから飛んでくるような立体感のある再生もできるのも凄いです。
価格はちょっと高め
価格は、他のFire TVなどと比べると、倍以上高いので、ちょっと高く感じてしまいます。
しかし、AirPlayでiPhoneやiPadから動画や写真を流せたり、AirPodsが使えるので、個人的には非常に満足です。
高性能なので、長年使えると思いますし、意外とコスパもそこまで悪くないと思います。
まとめ
- 「A12 Bionic」搭載で、サクサク快適
- Apple Arcadeなどのゲームは、もはやゲーム機
- iPhoneやiPadの画面をテレビに映せる
- AirPodsが使えて、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングがすごい
- Macのサブディスプレイにできる
- 価格は高いけど、AirPodsやAirPlayが使えて満足
価格が高いので、これまでFire Stickで我慢してましたが、思い切ってApple TVに買い替えて大正解!
反応速度がいいのでストレスもありませんし、AirPlayやAirPodsが使えるのはとても便利です。
価格は安くありませんが、Apple TVはあまりモデルチェンジしないので、長く愛用できますし、意外とコスパも悪くないかもしれません。