この記事では、BenQのゲーミングモニターEX251とEX2510Sの違いを整理しました!
どちらも24.5インチのフルHD。画面まわりの数字はよく似ていますが、EX2510Sはすでに生産終了です。
では、後継のEX251で何が変わったのか。速くなったところと、静かに消えた装備があります。
編集長生産終了と聞くと身構えますが、選ぶ道が1本に絞れるという話でもあるんです!
9月20日 10:12時点の価格です(変動します)
EX251とEX2510Sのスペック比較
| 項目 | EX251 | EX2510S |
|---|---|---|
| 画面サイズ/パネル | 24.5インチ/IPS(LEDバックライト) | 24.5インチ/IPS(LEDバックライト) |
| 解像度/アスペクト比 | 1920×1080/16:9 | 1920×1080/16:9 |
| リフレッシュレート | 220Hz(HDMI・DisplayPortとも220Hz) | 165Hz |
| 応答速度 | 1ms(GtG) | 2ms/1ms(MPRT) |
| 可変リフレッシュレート | AMD FreeSync | AMD FreeSync Premium |
| HDR | HDR10/VESA DisplayHDR 400 | HDR10 |
| 輝度(標準/HDR時) | 350cd/m²/400cd/m² | 280cd/m²/400cd/m² |
| コントラスト比/視野角 | 1000:1/178°・178° | 1000:1/178°・178° |
| 色域/表示色 | sRGB 99%/1670万色 | sRGB 99%/1670万色 |
| 表面処理 | ノングレア | ノングレア |
| 映像入力 | HDMI 2.0×2/DisplayPort 1.2×1(HDCP 2.2) | HDMI 2.0×2/DisplayPort 1.2×1(HDCP 2.2) |
| USB端子 | Type-C上り×1(USB 3.2 Gen1・5Gbps・データのみ)/Type-A下り×2(4.5W給電) | 非搭載 |
| スピーカー/ヘッドホン端子 | 2.5W×2/搭載 | 2.5W×2/搭載 |
| 明るさの自動調整 | B.I.+ Gen2 | B.I.+ |
| Black eQualizer | 仕様表に記載なし | 搭載 |
| 電子ペーパーモード | 仕様表に記載なし | 搭載 |
| カラーモード | 13種(Sci-fi/リアル/ファンタジーほか) | 10種(FPS/RPG/レーシングゲームほか) |
| スタンド調整 | チルト-5〜20°のみ | チルト-5〜20°/高さ130mm/スウィーベル左右20° |
| VESAマウント | 100×100mm | 100×100mm |
| 外形寸法(スタンド込み・高さ×幅×奥行) | 428.78×557.70×211.74mm | 391.5〜521.5×557.6×216.7mm(高さは昇降の幅) |
| 質量(スタンド込み) | 約4.17kg | 約5.7kg |
| 消費電力(標準/最大/スタンバイ) | 18W/55W/0.5W未満 | 18W/47W/0.5W未満 |
| 同梱ケーブル | 電源(約1.8m)/HDMI 2.0(約1.8m) | 電源/HDMI High-Speed(各約1.5m) |
| 発売日/販売状況 | 2025年1月30日/販売中 | 2021年7月29日/生産終了 |
色が付いた16項目が違い。残る8項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは5つ|速さとUSBは新型、スタンドと暗所は旧型
違い 1220Hzと1ms(GtG)へ。回る速さがひと回り上がりました
| EX251 | EX2510S |
|---|---|
| 220Hz/1ms(GtG) | 165Hz/2ms |
一番大きい差はここ。EX251は220Hzまで回り、EX2510Sは165Hzでした。
しかも、220HzはHDMIでもDisplayPortでも出せます。公式の仕様表は入力ごとに分けて書かれていて、どちらの端子にも220Hzと記載がありました。
応答速度も1ms(GtG)へ。EX2510Sは2msで、1msのほうはMPRTを使ったときの値です。同じ1msでも、測り方が違います。
4年で55Hzぶん上がったのは、エントリーモデルとしてなかなか思い切った更新ですね!
とはいえ、220fpsを出せるかはPC側の力しだい。60fpsのゲームしか遊ばないなら、この差は体感しにくいでしょう。



遊ぶタイトルとPCの力で効き方が変わるので、まずは手持ちのグラフィックボードと相談するのが早いですね!
違い 2EX251にはUSBハブ。ただしType-Cはデータ専用です
| EX251 | EX2510S |
|---|---|
| Type-C上り×1/Type-A下り×2 | 非搭載 |
背面の顔つきも変わりました。EX251にはUSBハブが付いていて、EX2510Sは非搭載です。
内訳はUSB Type-C上りポートが1つと、USB Type-A下りポートが2つ。どちらもUSB 3.2 Gen1(5Gbps)で、下りは4.5Wの給電に対応します。
ただし、このType-Cはデータ専用でした。公式の仕様表にも「データのみ」とあり、映像も本体への給電も通りません。ノートPCと1本でつなぐ使い方はできない、と覚えておくとよいでしょう。
それでも、キーボードやマウスの受信機をモニター側へ挿しておけるのは助かります。机の下のPCまで手を伸ばす回数が減るのは、地味に嬉しい変化ですね!
補足USB Type-Cの上りポートは、PCの空きポートからケーブルを1本引いてくる形です。映像用のケーブルとは別に要ります。
違い 3スタンドはEX2510Sのほうがよく動きます
| EX251 | EX2510S |
|---|---|
| チルトのみ | 高さ130mm+チルト+スウィーベル |
反対に、後継で減った装備もあります。それがスタンドの動きです。
EX2510Sは高さ130mmの昇降と左右20°のスウィーベルを備えていました。EX251はチルトのみで、高さ調整もスウィーベルもありません。
座り姿勢に画面の高さを合わせたい方には、ここが唯一のひっかかりになるはず。ただ、どちらもVESA 100×100mmなので、モニターアームを足せば解決します!



アームを前提に考えるなら、高さ調整が無いことはほとんど気にならなくなるでしょう。
違い 4明るさは70cd/m²ぶん上がり、DisplayHDR 400の認証も付きました
| EX251 | EX2510S |
|---|---|
| 350cd/m²/DisplayHDR 400 | 280cd/m²/HDR10 |
画面の明るさも底上げされました。標準の輝度はEX251が350cd/m²、EX2510Sは280cd/m²です。
HDRの扱いも違います。EX251はVESA DisplayHDR 400の認証つきで、EX2510Sの仕様表にはHDR10対応とだけ書かれていました。
ただし、HDR表示のピーク輝度はどちらも400cd/m²。認証は、どこまでのHDR表示ができるかを外から確かめる目印になります。
カーテンを開けた昼間の部屋で使うなら、標準輝度の70cd/m²差は素直にありがたい違いですね!
どちらも周囲の明るさを見て映像を調整する「HDRi」を持つので、夜に眩しくなりすぎる心配は少ないでしょう。



夜だけ遊ぶ方には持て余す明るさかもしれませんが、日当たりのいい部屋では効いてきます!
違い 5暗所の見え方はEX2510S、色の作り込みはEX251
| EX251 | EX2510S |
|---|---|
| カラーモード13種+Color Shuttle | Black eQualizer+FreeSync Premium |
細かいゲーム向け機能は、顔ぶれが入れ替わりました。EX2510SはFreeSync Premiumに対応し、EX251はFreeSyncの記載にとどまります。
加えてBlack eQualizerも旧型だけの装備。明るい部分を持ち上げずに暗いところだけを明るく映す機能で、影に敵が潜むFPSやホラーでは探しやすさが変わってきます。
白黒の読書レイアウトに切り替える電子ペーパーモードも、仕様表に載るのはEX2510Sだけでした。
代わりにEX251が増やしたのは、世界観に寄せたカラーモードです。「Sci-fi」「リアル」「ファンタジー」の3種が加わって全13種。色を自分好みに追い込みたい人には、面白い方向の進化です!
補足EX251にも、画面の明暗を20段階で動かせる「Light Tuner」はあります。暗所の見え方はこちらで詰められます。
同じところ|24.5インチのIPSと映像入力は横並び
- 画面24.5インチIPS・ノングレア・1920×1080
- 画質sRGB 99%・1670万色・コントラスト1000:1・視野角178°
- 入力HDMI 2.0×2・DisplayPort 1.2×1・HDCP 2.2
- 音2.5W×2の内蔵スピーカー・ヘッドホン端子あり
- 目フリッカーフリー・ブルーライト軽減・カラーユニバーサルモード
- 機能HDRi・Light Tuner・Color Vibrance・モーションブラー削減
- 設置VESA 100×100mm・幅は約557mm
土台はよく似ています。24.5インチのIPSパネルにノングレア加工、1920×1080の解像度まで共通でした。4年ぶりの更新でも、ここは動かさなかったんですね!
映像入力も横並びで、HDMI 2.0が2系統とDisplayPort 1.2が1系統。PS5やXbox Series Xを1080p/120Hzでつなげる点も変わりません。
スピーカーは2.5W×2で、出力の数字はそろっています。ただしEX2510Sは公式でこれを「treVoloサウンドシステム」と呼んでいたので、鳴り方まで同じかは聴き比べないと分かりません。
9月20日 10:12時点の価格です(変動します)
よくある質問
- QEX2510Sはいまでも買えますか?
- ABenQ公式の製品ページでは生産終了の扱いです。在庫が残る店で見つかることはありますが、新品で選ぶならEX251になります。
- QEX251のUSB Type-Cに映像は入りますか?
- A入りません。公式の仕様表に「データのみ」と書かれた上りポートで、映像はHDMIかDisplayPortから入れる形になります。
- QEX251で画面の高さは変えられますか?
- Aスタンドはチルトだけで、高さ調整は付いていません。VESA 100×100mmに対応するので、アームを足せば動かせます。
- QEX2510SとEX2510S-JPは中身が違いますか?
- A公式は両方を同じ仕様表で案内しています。分かれているのはJANコードで、仕様の記載に差はありませんでした。
まとめ
違いはリフレッシュレート・USB端子・スタンド・明るさ・ゲーム機能の5点でした!
新品で選ぶなら「EX251」です。220Hzと1ms(GtG)に加えてUSBハブまで付き、机の上で取り回しやすい軽さもあります。
画面の高さを合わせたい方は、モニターアームとセットで考えると気持ちよく収まります。「EX2510S」は暗所を持ち上げるBlack eQualizerが残る一方、生産終了で数が減っている点は頭に入れておきたいところ。



生産終了のモデルを追いかけるより、いま新品で買える「EX251」に絞るほうが後悔は少ないはずです!
9月20日 10:12時点の価格です(変動します)










