マイクと楽器をまとめるだけでなく、客席で音を聞きながら調整したい。そんな小規模ライブやイベントには、デジタルミキサーが候補です。
本体で触れる卓と、端末から操作する箱型では、準備する機材も変わります。録音の残し方まで含めて7機種を選びました!
編集長ここからは、操作する場所で選ぶポイントと、おすすめ7機種の紹介です!
デジタルミキサーの選び方|準備と本番で確認したい5つのポイント


- 操作フェーダー・画面・端末のどれを使うか
- 通信無線操作の追加機材と接続方法
- 入力マイクとステレオ音源を別々に数える
- 出力演奏者へ返す音を何系統作るか
- 録音完成音か各入力を分けて残すか
音を聞く場所と、手を置く場所から考えると選びやすくなります!演奏しながら触るなら物理フェーダー、客席で調整するなら端末操作が候補です。
ただし、無線操作の準備は機種ごとに異なります。Wi-Fiを内蔵するものもあれば、ルーターや別売アダプターを用意するものもあり、本体だけで同じように遠隔操作できるわけではありません。
端末中心で運用するなら、充電や接続確認もリハーサルに組み込みたいところ。操作機器の置き場まで決めておくと、本番で取り回しに迷いにくいでしょう。
録音は、完成したステレオ音を残すか、入力を別々に残すかで必要な機能が変わります。入力端子と演奏者向けの出力も数えて、配線全体で選ぶのがおすすめです。



出演者が交代するイベントでは、入力の割り当てを先にメモしておくと準備を進めやすいですね!
① Behringer FLOW 8
Behringer(ベリンガー)
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 入力8入力のデジタルミキサー
- 操作60mmチャンネルフェーダー
- 遠隔Bluetoothによるアプリ操作
- 調整EZ-GAINで入力ゲインを補助
少人数の演奏で、まず手元の操作を残したい。「FLOW 8」は、物理フェーダーとアプリ操作を組み合わせられる機種です!卓を触る使い方から始められます。
音作りはiOS・Android向けアプリでも操作できます。ミキサーを配線の集まる場所に置いて、客席側からバランスを調整する使い方にも合うでしょう。
EZ-GAINは入力ゲインの設定を補助する機能です!マイクや楽器を追加するとき、入力ごとのレベルを整える作業を助けてくれます。



小編成なら、使う入力を絞って役割を覚えていくと、本番の操作も整理しやすくなります!
② ZOOM LiveTrak L12next
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 録音12トラックとステレオミックスを同時に記録
- 操作各チャンネルにフェーダーとノブ
- 返し5系統の独立したモニター出力
- 遠隔iPad操作には別売BTA-1が必要
ライブの音をまとめながら、後で演奏も聞き直したい。そんなバンドには「LiveTrak L12next」が候補です!入力別の録音と会場向けのミックスを一台で扱えます。
本体にはチャンネルごとのフェーダーとノブがあります。音量だけでなく、EQやコンプレッサーなども割り当てて調整できる作りです。
演奏者へ送る音は、5系統のモニター出力で個別に作れます!歌い手には声を多め、楽器担当にはリズムを中心に、といった返しを考えやすいでしょう。
客席からiPadで操作する場合は、別売BluetoothアダプターBTA-1が必要です。本体の操作と遠隔操作のどちらを主に使うかで、追加機材も変わります。
ポイント演奏の記録も残したいバンド向け。入力ごとの録音と独立したモニターミックスを、同じ機材で扱えます。
③ Soundcraft Ui16
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 操作スマホ・タブレット・PCのブラウザで制御
- 通信Wi-Fi内蔵、Ethernetも使用可能
- 入力8コンボ入力と4XLRマイク入力
- 返し4系統のXLR Aux出力
「Ui16」は、端末のブラウザからミックスを操作できる箱型ミキサーです!配線はステージ側に集め、音の調整は客席で行う構成に合います。
内蔵Wi-Fiに加えてEthernet接続も用意されています。会場の配置や通信環境に合わせ、ネットワークの組み方を考えられるのが特徴です。
マイク入力は8つのコンボ端子と4つのXLR端子があります!4系統のAux出力も備え、演奏者へ返す音を分けたい場面に向いています。
USBメモリーへの録音はステレオ2チャンネルです。各マイクを別トラックに分ける録音とは異なるため、後から楽器ごとの音量を直す用途とは切り分けたいですね。
本体のそばに操作卓を置く必要がない一方、操作端末と接続の準備が欠かせません。設営時に通信まで確認する運用を組める人におすすめです。



客席で聞こえる音を基準にするなら、端末を持って確認する場所もあらかじめ決めておくとよいでしょう!
④ ヤマハ DM3 Standard(DM3S)
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 入力16系統のマイク/ライン入力
- 出力8系統のXLRアナログ出力
- 操作9インチ画面と9本のフェーダー
- 区別DM3SはDante非搭載
手元に操作卓を据えて、イベントの進行に合わせて音を動かすなら「DM3 Standard」が候補です!画面と物理フェーダーの両方で調整できます。
マイク/ライン入力は16系統。複数の出演者や楽器をつなぐ現場で、入力先を確保しやすい構成となっています。
出力はXLRの8系統です!ミックスバスに加えてマトリックスも備えるため、会場側の送り先を整理しながらシステムを組みたい人に向いています。
掲載モデルはDante非搭載のDM3 Standard(DM3S)です。Danteを必要とする設備へ導入する場合は、Dante搭載モデルのDM3との取り違えに注意しましょう。
ポイント入力と送り先が多い小規模PA向け。画面だけに頼らず操作できる卓を中心に、配線と出力構成を組めます。
⑤ Allen & Heath CQ-18T
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 入力16マイク/ラインとステレオライン入力
- 操作7インチのタッチ画面
- 通信Wi-Fi内蔵でCQ MixPadから操作
- 返し6系統のモニター出力
「CQ-18T」は、画面付きの卓と無線操作を一台にまとめられるモデルです!本体の画面も客席からの操作も使いたい人におすすめです。
Wi-Fiが内蔵されているので、CQ MixPadを使うために外部アクセスポイントを追加する必要はありません。設営時の機材をまとめたい場面に合うでしょう。
16のマイク/ライン入力と、6系統のモニター出力を用意しています!バンドの入力をまとめ、演奏者へ別々のミックスを返したい用途が中心です。
ゲイン設定を補助するGain Assistantや、ハウリング周波数を検出するFeedback Assistantも搭載。準備を助ける機能ですが、会場での音量とマイク位置の調整は必要です。



返しの希望を出演者ごとに先に聞いておくと、準備するミックスの方向をそろえやすくなりますね!
⑥ Allen & Heath CQ-12T
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 入力10マイク/ラインとステレオ入力
- 操作7インチのタッチ画面
- 返し6系統のモニター出力
- 遠隔CQ MixPad利用にはルーター等を接続
小さな編成で、画面を見ながら設定したい。「CQ-12T」は、本体のタッチ画面で音を調整できるコンパクトなデジタルミキサーです!
10のマイク/ライン入力に、ステレオ入力を組み合わせた構成。少人数のライブやリハーサルなど、必要な入力を先に数えて選ぶと用途が合うでしょう。
モニター出力は6系統です!入力を絞った編成でも、演奏者へ返す音を個別に作りたいときに役立ちます。
CQ MixPadによる遠隔操作には、ルーターまたはアクセスポイントを接続する必要があります。本体画面だけで運用するか、無線用の機材も持ち込むかを考えたいところです。
SDカードへのマルチトラック録音と、USBオーディオインターフェース機能も備えた構成です。練習の記録から本番のミックスまで、同じ操作環境を使いたい人に合います。
ポイント入力数を抑えた編成で画面付きの本体を選びたい人向け。遠隔操作も使う場合は、ネットワーク機材を含めて設営を考えます。
⑦ Allen & Heath CQ-20B
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
- 入力16マイク/ラインと2組のステレオ入力
- 操作CQ MixPadアプリから制御
- 通信デュアルバンドWi-Fi内蔵
- 返し6系統のXLRモニター出力
本体はステージ側へ置き、操作端末を持って会場を回る。「CQ-20B」は、アプリ操作を前提に配線を集められる箱型ミキサーです!
16のマイク/ライン入力に、2組のステレオライン入力を追加しています。マイクに加えて複数のステレオ音源を使うイベントにも組み込みやすい構成です。
内蔵Wi-Fiを通してCQ MixPadから操作できます!モニター用の6出力はXLRなので、返しの配線に使うケーブルも含めて考えたいですね。
操作にはスマホ・タブレット・PCなどの端末が必要です。端末の電源や通信を事前に整え、本体に画面を求めない運用を組める人に向いています。
ポイント配線をステージ側へ集約するイベント向け。複数のステレオ音源をつなぎ、客席や会場内からアプリで調整する構成に合います。
まとめ|触る場所と録音の残し方で選ぶ
手元で操作を始めるならFLOW 8、演奏も入力別に残すならLiveTrak L12next、操作卓を中心に据えるならDM3Sが候補です!必要な入力と返しを数え、持ち込む機材まで整理するのがおすすめです。
客席からの調整を主にするなら、ブラウザ操作のUi16やアプリ操作のCQ-20Bが合います。画面と内蔵Wi-Fiの両方を使いたい人にはCQ-18T、入力を絞った画面付きの構成にはCQ-12Tが候補となるでしょう。
録音方式と無線用の追加機材は、買う前に決めたい部分です。音を出す配線だけでなく、操作端末と録音先まで含めて選ぶと、現場の構成を考えやすくなります。



ライブとリハーサルで同じ操作環境を使えるかまで考えて、必要な機材を組み合わせていきましょう!
Behringer(ベリンガー)
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
9月30日 6:25時点の価格です(変動します)
















