この記事では、レグザの4K液晶テレビ55E770Sと55E350Sの違いを見ていきます!
同じ55V型で、映像処理エンジンはどちらも「レグザエンジンZR」。型番だけでは、上位と下位の距離がつかみにくいところ。
ところが、バックライトから音の作りまで土台がまるごと入れ替わっていました。
編集長同じ2026年モデルでも、この2台は中身の作りがけっこう離れていますよ!
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55E770Sと55E350Sのスペック比較
| 項目 | 55E770S | 55E350S |
|---|---|---|
| パネル方式・バックライト | 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)/高輝度Mini LED液晶パネル | 4K液晶パネル/全面直下型LEDパネルモジュール |
| 高コントラスト | Mini LED/エリアコントロール | 非搭載 |
| 倍速対応 | 120Hz倍速(ゲームモード144Hz VRR対応) | 非搭載 |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
| 超解像技術 | AI超解像/AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO(AI構図推定) | 公式の仕様表に記載なし |
| 地デジ高画質 | 地デジAIビューティ | 地デジビューティ |
| 自動映像調整機能 | おまかせAIピクチャー | おまかせオートピクチャー |
| クラウドAI高画質テクノロジー | 搭載 | 非搭載 |
| サウンドシステム | 重低音立体音響システムZ | レグザパワーオーディオ |
| スピーカー(個数) | 7個(2wayメインスピーカー4/トップスピーカー2/ウーファー1) | 2個(メインスピーカー2) |
| 音声実用最大出力(JEITA) | 合計60W(2wayメイン20W/トップ20W/ウーファー20W) | 合計20W(メインスピーカー10W+10W) |
| Dolby Atmos | 対応 | 非対応 |
| チューナー(地上デジタル/BS・110度CS/4K衛星放送) | 3/3/2 | 2/2/2 |
| USBハードディスク録画 | 4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録 | 4Kダブルチューナーウラ録/2チューナーウラ録(BS・CS/地デジ) |
| タイムシフトマシン | 非搭載(タイムシフトリンク対応) | 非搭載(タイムシフトリンク対応) |
| マルチウインドウ(2画面表示) | 対応(ダブルウインドウ) | 非対応 |
| HDMI入力端子(55V型) | 4端子(eARC/ARCは入力端子2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし) | 3端子(eARC/ARCは入力端子2のみ/端子ごとのバージョンは公式に記載なし) |
| HDMI 2.1規格対応機能 | 4K144p/4K120p/VRR/eARC(入力端子2のみ)/ALLM | eARC(入力端子2のみ)/ALLM |
| 1080p・2560×1440入力 | 1080p 144Hz/2560×1440 120Hz に対応 | 1080p 120Hz/2560×1440 60Hz とも非対応 |
| VRR/AMD FreeSync Premium | 対応/対応 | 非対応/非対応 |
| 無線LAN(Wi-Fi) | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| USB端子(通常録画専用) | 1(USB3.0) | 1(USB2.0) |
| Bluetooth | 対応(バージョンは公式に記載なし) | 対応(バージョンは公式に記載なし) |
| 消費電力 | 193W(待機時0.4W) | 132W(待機時0.3W) |
| 年間消費電力量 | 121kWh/年 | 114kWh/年 |
| 省エネ基準達成率(2026年度基準) | 101% | 107% |
| 外形寸法(スタンド付き・幅×高さ×奥行) | 幅122.6×高さ76.1×奥行28.7cm | 幅123.3×高さ75.7×奥行27.3cm |
| 質量(スタンド含む/本体のみ) | 16.0kg/15.4kg | 10.0kg/9.8kg |
| 画面寸法 | 幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm | 幅120.8cm/高さ68.0cm/対角138.7cm |
| 画素数 | 3840×2160(4Kパネル) | 3840×2160(4Kパネル) |
| 発売時期 | 2026年6月 | 2026年7月 |
色が付いた27項目が違い。残る4項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは6つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1バックライトはMini LEDと全面直下型LED
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| Mini LED/エリアコントロール | 全面直下型LEDパネルモジュール |
画質の土台から違います。55E770Sは高輝度Mini LED液晶パネルで、公式の仕様表には高コントラストの欄に「Mini LED/エリアコントロール」と書かれています。
これに対し、55E350Sの土台は全面直下型LEDパネルモジュールです。高コントラストの欄は「ー」となっていて、エリアごとの明るさ制御はうたっていません。
しかも55E770Sは120Hz倍速に対応します。55E350Sの倍速対応は非搭載なので、動きの速いスポーツやカメラを振る場面で差が出やすいところ。
もっとも、見え方は部屋の明るさや映すものでも変わります。暗くした部屋で映画を見る時間が長い家ほど、この2つの効きは大きくなるでしょう!



明るいリビングでニュースやバラエティを見るのが中心なら、そこまで気に病まなくて大丈夫です!
違い 2エンジンは同じ、下ごしらえの機能が違う
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| AI超解像/地デジAIビューティ | 超解像は記載なし/地デジビューティ |
映像処理エンジンは、どちらもレグザエンジンZRで共通です。では何が違うのか。
55E770SにはAI超解像と「AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO」が載っていて、55E350Sの超解像技術の欄は記載なしとなっています。
地デジの高画質処理も、上位が地デジAIビューティで下位は地デジビューティ。名前からして別物です。
自動の映像調整も、おまかせAIピクチャーとおまかせオートピクチャーで分かれました。ネット経由で画質処理を更新する「クラウドAI高画質テクノロジー」も55E770Sだけに載っています。
同じエンジンを積みながら、下ごしらえの手数でここまで差を付けてくるのは面白いポイントです!
補足地上デジタル放送を長く見る家ほど、この下ごしらえの差は毎日の映りに効いてきます。4K放送や配信が中心なら、開きは小さくなるはずです。
違い 3スピーカーは7個と2個、Dolby Atmosは上位だけ
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| 7個・合計60W/Dolby Atmos対応 | 2個・合計20W/Dolby Atmos非対応 |
音は、一番分かりやすい差!55E770Sは2wayメインスピーカー4個に、トップスピーカー2個とウーファー1個を足した合計7個の構成です。
対する55E350Sはメインスピーカーが2個のみです。音声実用最大出力(JEITA)も60Wと20Wで、3倍の開きがあります。
そのうえ、55E770Sは「重低音立体音響システムZ」でDolby Atmosにも対応。一方の55E350Sは「レグザパワーオーディオ」で、Dolby Atmosは非対応となっています。
実際に聴き比べないと音色までは判断できませんが、上向きスピーカーとウーファーを持つ構成は、映画の効果音を上下に広げる狙いの作りですね。



サウンドバーを足すつもりなら、内蔵スピーカーの差はそこまで気にならないでしょう。
違い 4ゲームは4K/144pまで、下位はALLMまで
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| 4K144p/4K120p/VRR | eARC/ALLMのみ |
ゲーム機やパソコンをつなぐなら、ここが分かれ道!55E770SのHDMI 2.1規格対応機能には4K144p、4K120p、VRRが並びます。
一方の55E350SはeARCとALLMまで。4K/120Hz入力対応の欄は「ー」で、VRRもAMD FreeSync Premiumも非搭載になっています。
ゲーミングPCや最新のゲーム機を存分に動かすなら、選ぶのは55E770Sです。据え置き機で60Hzのタイトルを遊ぶだけなら、55E350Sでも困る場面は少ないはずです。
補足4K/144pを活かすには、つなぐ機器とHDMIケーブルの側も対応している必要があります。手持ちのケーブルを使い回すときは、規格を確かめておくとよいでしょう。
違い 5チューナーは各3基と各2基、W録できるのは上位
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| 地デジ3/BS・110度CS 3 | 地デジ2/BS・110度CS 2 |
録画の使い勝手は、ここではっきり分かれます。地上デジタルとBS・110度CSのチューナーは、55E770Sが各3基、55E350Sは各2基です。
そのため、55E770Sは「BSも地デジも3チューナーW録」に対応し、番組を見ながら2つの番組を同時に録れます。55E350Sは2チューナーのウラ録で、録画は1番組ずつ。
なお、4K衛星放送のチューナーはどちらも2基あります。4Kダブルチューナーウラ録も共通なので、4K放送を見ながらもう1番組を録ることは、どちらでもできます。
2画面表示(ダブルウインドウ)も55E770Sが対応、55E350Sは非対応。試合を見ながら別番組をのぞく使い方ができるのは、上位側だけです!



家族で録りためる家庭ほど、チューナーの本数はじわじわ効いてきますね。
違い 6HDMIは4端子と3端子、Wi-Fiの世代も違う
| 55E770S | 55E350S |
|---|---|
| HDMI4端子/Wi-Fi 6/USB3.0 | HDMI3端子/IEEE802.11ac/USB2.0 |
つなぐ機器が多い家では、端子の数がそのまま使い勝手になります。55V型のHDMI入力は55E770Sが4端子、55E350Sは3端子です。
ただし、eARC/ARCが使えるのは、どちらも入力端子2のみ。サウンドバーを挿す口は決まっているので、レコーダーやゲーム機の割り当ては先に考えておくと迷いません。
無線LANは55E770SがWi-Fi 6(IEEE802.11ax)まで、55E350SはIEEE802.11acまでとなります。混み合う時間帯の配信では、新しいほうに余裕が出やすいはずです。
録画用のUSB端子も、USB3.0とUSB2.0で世代が違いました。細かいところまで差を付けてくるんですね!
とはいえ有線LAN端子は、どちらにもあります。テレビ台の近くにハブがあるなら、無線の差はほとんど表に出てこないでしょう。
同じところ|映像エンジンと放送・配信まわりは共通
- エンジンどちらもレグザエンジンZR
- 画素数3840×2160の4K液晶パネル
- 4K放送4K衛星放送チューナー2基・4Kダブルチューナーウラ録
- 配信ネット動画・AirPlay 2・スクリーンミラーリング
- ゲーム瞬速ゲームモード・ALLM・オートゲームアジャスト
- 端子光デジタル音声出力1・有線LAN1・ヘッドホン1
- 全録どちらも非搭載(タイムシフトリンクで対応)
土台の部分は、きれいにそろっています!映像処理エンジンはどちらもレグザエンジンZRで、4Kパネルの画素数も同じ数値でした。
しかも、4K衛星放送のチューナーは2基ずつ。外付けHDDをつなげば、4K放送を見ながらもう1番組を録れます。
なお、タイムシフトマシンは両方とも非搭載です。過去番組表を使いたいなら、タイムシフトリンクで対応機器をつなぐ形になります。
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よくある質問
- Q画質はどれくらい違いますか?
- Aパネルはどちらも4K液晶ですが、バックライトがMini LEDと全面直下型LEDで違います。倍速対応も55E770Sだけです。
- Q2画面表示はどちらでも使えますか?
- Aダブルウインドウに対応するのは55E770Sです。55E350Sの仕様表には該当する項目がなく、2画面表示は使えません。
- Q55E350Sは大きいサイズだと仕様が変わりますか?
- AHDMI入力は55V型が3端子、65V型以上は4端子です。音声実用最大出力も65V型以上は30Wになります。
まとめ
違いはバックライト・倍速パネル・画質処理・スピーカー・チューナー・端子まわりの6点でした。
映画やスポーツを大画面で味わいたい方、テレビの音だけで完結させたい方は「55E770S」。放送とネット動画が中心で、軽さと省エネを取るなら「55E350S」がしっくりきます。
どちらも同じ「レグザエンジンZR」を積んだ2026年モデル!迷ったら、動きの速い映像をどれだけ見るかで決めるとすっきりします。



同じ55V型でも、音とゲームの守備範囲はこれだけ違ってくるんです。
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