レグザの43V型4K液晶で候補に挙がりやすい43Z670Rと43Z570L。画面サイズも画素数も同じですが、発売は2025年4月と2022年7月で、あいだに3年ぶんの世代差があります。
43Z570Lは公式サイトの製品ページから「販売中」の表示が外れた旧型で、いまは在庫限りの扱い。値段の手ごろさは魅力ですが、音まわりと省エネ性能はかなり離れているので、そこを知ってから決めたいところです!
編集長型番を見比べるより、テレビの音をそのまま使うかどうかを先に決めておくと選びやすくなりますよ!
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43Z670Rと43Z570Lのスペック比較
| 項目 | 43Z670R | 43Z570L |
|---|---|---|
| スピーカー構成(音声実用最大出力) | 2wayメインスピーカー(フルレンジ2/ツィーター2)+トップダブルツィーター2+ウーファー1の計7個/60W | フルレンジ2+ウーファー1の計3個/40W |
| 画面分割(2画面表示) | 対応(ダブルウインドウ) | 非対応 |
| HDMI端子 | 4端子(4K/144p・120p入力とVRRは入力1・2のみ/eARCは入力2) | 4端子(4K/120p入力とVRRは入力1・2のみ/eARCは入力2) |
| 年間消費電力量(省エネ基準達成率) | 99kWh/年(100%・2026年度基準) | 187kWh/年(52%・2026年度基準) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(axの記載なし) |
| HDR信号対応 | HDR10/HDR10+/Dolby Vision/HLG | HDR10/HDR10+/Dolby Vision IQ/HLG |
| ビデオ入力端子 | 非搭載 | 1系統(映像/音声L+R) |
| 質量/奥行(スタンド含む) | 15.0kg/26.5cm | 10.0kg/19.6cm |
| 種類/画素数 | 4K液晶テレビ(3840×2160) | 4K液晶テレビ(3840×2160) |
| チューナー数 | 地上デジタル3/BS・110度CS 3/新4K衛星放送 2 | 地上デジタル3/BS・110度CS 3/新4K衛星放送 2 |
| 録画機能 | 外付けHDD(2番組同時録画) | 外付けHDD(2番組同時録画) |
| タイムシフトマシン | 本体は非搭載(タイムシフトリンクに対応) | 本体は非搭載(タイムシフトリンクに対応) |
| ゲームモード | 瞬速ゲームモード | 瞬速ゲームモード |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| 光デジタル音声出力端子 | 1 | 1 |
色が付いた8項目が違い。残る7項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは7つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1スピーカーは3個から7個へ。音の作りがいちばん大きく変わった
| 43Z670R | 計7個/60W |
| 43Z570L | 計3個/40W |
2台を分ける最大の差がここです。43Z570Lはフルレンジ2個とウーファー1個の計3個で40W。対する43Z670Rは、2wayメインスピーカー(フルレンジ2/ツィーター2)にトップダブルツィーター2個とウーファー1個を加えた計7個で60Wという構成になっています。
高音を受け持つツィーターが加わり、さらに天井方向へ向けたトップツィーターまで積んでいるのが新型。Dolby Atmosの立体音響を、テレビ単体でどこまで表現しようとしているかの差だと考えると分かりやすいですね。
映画の効果音が上から降ってくる場面や、ライブ映像で歓声が広がる場面。こうしたところで構成の違いが効いてくるはずです!
ただし実際に聴き比べてみないと、音の印象までは判断できません。数字の上では新型が手厚い作りだ、というところまでが言える範囲です。



サウンドバーを置く場所がすでにあるなら、この差はそこまで気にしなくて大丈夫です!
違い 22画面表示が使えるのは43Z670Rだけ
| 43Z670R | 対応(ダブルウインドウ) |
| 43Z570L | 非対応 |
43Z670Rは画面を左右に割って2つの映像を並べられます。43Z570Lの仕様表では、この項目は「-」となっていました。
野球中継を映しながら別の試合を確認する、ゲームの横に攻略動画を出しておく。そんな使い方に興味があるなら、新型を選ぶ理由になりますよ!
とはいえ43V型を半分に割ると、片側は30V型に届かないくらいの大きさ。常時使う機能というより、見たいものが重なった日の逃げ道と考えておくとよさそうです。
補足2画面にすると、どちらの音を出すかを選ぶ操作が必要になります。「ながら見」が目的なら、音を出すほうを固定して使うと迷いにくくなりますよ。
違い 34K/144pの入力を受けられるのは新型のみ
| 43Z670R | 4K144p・4K120p(入力1・2) |
| 43Z570L | 4K120p(入力1・2) |
HDMIはどちらも4端子ですが、受けられる信号が違います。公式の仕様表では、43Z670Rが4K144pと4K120p、43Z570Lは4K120pまで。高フレームレートの入力とVRRを担当するのは、どちらも入力1と2に限られます。
残りの2端子は通常の4K/60p用と考えて、ゲーム機やゲーミングPCは入力1・2につなぐのが基本になります。eARCが使えるのも入力2だけなので、サウンドバーと取り合いになる点は頭に入れておきたいところ!
家庭用ゲーム機は4K/120Hzまでのものが中心なので、据え置き機だけで遊ぶなら差は出にくいでしょう。パソコンをつないで144Hzを狙う方には、43Z670Rが素直な選択になります。
補足43Z670Rの仕様表には、ゲームモード時のVRRやAMD FreeSync Premium対応、映像遅延時間短縮 約0.83msecという記載もあります。パソコンでの高フレームレート表示を前提にするなら、こちらを見ておくと判断しやすいですよ。
違い 4年間の消費電力量は187kWhから99kWhへ
| 43Z670R | 99kWh/年(達成率100%) |
| 43Z570L | 187kWh/年(達成率52%) |
省エネ性能の差はかなり大きく開いています。2026年度基準に対する達成率は、43Z670Rが100%、43Z570Lが52%。年間消費電力量にすると99kWh/年と187kWh/年で、およそ半分という開きがあります。
定格の消費電力そのものは153Wと146Wで大きく変わりません。長時間つけているときの効率が、この3年で見直された結果と読めます。
リビングのテレビは1日に何時間もつけたままになりがち。本体の価格だけでなく、使い続けるあいだのコストまで含めると評価が変わってくる項目です!
違い 5無線LANはWi-Fi 6対応かどうか
| 43Z670R | IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)まで |
| 43Z570L | IEEE802.11acまで |
43Z670Rの仕様表には「Wi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)」と書かれています。43Z570Lはa/b/g/n/acまでで、axの記載はありませんでした。
動画配信を見るだけなら、acでも足りないという場面はそう多くないはず。効いてくるのは、家じゅうの機器が同時に電波を使っているときの安定感のほうですね!
有線LAN端子はどちらにも1つあるので、ルーターが近いならケーブルでつないでしまう手もあります。
違い 6旧型だけが持っている端子とHDR方式
| 43Z670R | ビデオ入力なし/Dolby Vision |
| 43Z570L | ビデオ入力1系統/Dolby Vision IQ |
新しいほうが常に上、とはいかない項目もあります。43Z570Lには映像・音声L+Rのビデオ入力端子が1系統ありますが、43Z670Rでは「-」になりました。
古いビデオデッキやレトロゲーム機を今でもつないでいるご家庭なら、これは見逃せない差です。43Z670Rで同じことをするなら、HDMIへ変換する機器を別に用意する形になります。
HDR方式にも違いがあります。43Z570LはDolby Vision IQ、43Z670RはDolby Visionという表記。IQのほうは部屋の明るさに合わせて見え方を調整する上位の仕組みで、ここは旧型に分があります!
違い 7設置しやすさは43Z570Lが有利
| 43Z670R | 15.0kg/奥行26.5cm |
| 43Z570L | 10.0kg/奥行19.6cm |
スタンドを含めた質量は15.0kgと10.0kg、奥行は26.5cmと19.6cm。43Z670Rのほうが5kg重く、7cm近く奥に張り出します。幅はどちらも96.2cmで変わりません。
テレビ台の奥行に余裕がないご家庭では、この7cmが効いてくる場面もありそう。壁ぎわに寄せて置きたいなら、先にメジャーを当てておくと安心ですよ!
一方で43Z670Rのスタンドは高さを58.9cmと61.9cmの2段階で選べます。サウンドバーを前に置きたい方には、この3cmがちょうど効いてくるでしょう。
同じところ|放送を見て録るための仕様はそろっている
3年の差と聞くと基本の部分まで違うように思えますが、テレビとしての土台は共通です!
地上デジタル3・BS/110度CS 3・新4K衛星放送2というチューナー構成は同じで、外付けHDDをつなげば2番組同時録画ができるところも変わりません。
タイムシフトマシンはどちらも本体には積んでおらず、対応レコーダーなどとつなぐタイムシフトリンクでの対応。パネルは4K液晶(3840×2160)、Dolby Atmosと瞬速ゲームモード、光デジタル音声出力端子1系統もそろって載っています。
つまり「上位の新型だから放送まわりが便利」という差はありません。選び分けの軸になるのは、音・2画面・144p入力・省エネ、この4つと考えてよさそうです。
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よくある質問
- Q映像処理エンジンは43Z570Lの「ZRⅡ」のほうが上ですか?
- A公式の仕様表では、43Z670Rが「レグザエンジンZR」、43Z570Lが「レグザエンジンZRⅡ」と表記されています。ただし両者を並べて比べた説明は公式に見当たらないため、数字の大小だけで優劣は判断できません。バックライトの表記は43Z670Rが「全面直下型 高輝度LEDパネル」、43Z570Lが「全面直下LEDバックライト」で、こちらは新型のほうが明るさを打ち出した書き方になっています。
- Qゲーム機をつなぐならどちらがいいですか?
- A瞬速ゲームモードはどちらにも入っていて、HDMIも4端子で同じです。PS5などの据え置き機は4K/120Hzまでのものが中心なので、その範囲なら大きな差は出にくいでしょう。ゲーミングPCで144Hzを狙う場合は、4K/144p入力に対応する43Z670Rが向いています。
- Q43Z570Lにサウンドバーを足せば、音の差は埋まりますか?
- A実際に聴き比べていないため、同じ音になるとは言えません。ただ、どちらも光デジタル音声出力端子とeARC(HDMI入力2)を備えているので、外部スピーカーを足す道は同じように開いています。43Z670Rのトップダブルツィーターは天井方向へ音を返す役割なので、前に置くサウンドバーとは狙いが違う点だけ覚えておくとよいですよ。
まとめ
違いは音の作り・2画面表示・4K/144p入力・年間消費電力量・無線LAN・旧型だけの端子とHDR方式・設置しやすさの7点です。
チューナー構成も録画まわりも共通ですから、放送を見るための機能で不足が出ることはないでしょう。
テレビの音だけで映画やライブを楽しみたい方、ゲーミングPCで144Hzを狙う方、電気の使用量を長い目で見たい方は43Z670R。設置スペースが限られている方や、ビデオデッキなど古い機器をつなぎたい方には43Z570Lが向いていますよ!
43Z570Lは在庫限りになりつつあるので、狙うなら早めの判断がおすすめです。



毎日つけている時間が長いご家庭ほど、電気の差はじわじわ効いてくるはずですね!
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