シャープの加湿空気清浄機KI-UX100とKI-TX100、その違いを公式の資料から洗い直しました!
46畳をまかなう清浄力も、1,100mL/hの加湿もそのまま。1年で手が入ったのは画面と省エネのほうです。
何が変わって、何がそのままなのか。順に並べていきます。
編集長数字だけ見ると地味な差ですが、毎日ながめる場所が変わるのは意外と効いてくるはずです!
9月24日 6:25時点の価格です(変動します)
KI-UX100とKI-TX100のスペック比較
| 項目 | KI-UX100 | KI-TX100 |
|---|---|---|
| 発売年度/製品情報の公開 | 2025年度(2025年9月11日に公開) | 2024年度(2024年9月3日に公開) |
| 販売状況(2026年8月時点) | 公式ラインアップに掲載(現行モデル) | 公式サイトでは旧製品の扱い |
| 本体モニターの表示画面 | 5つ(空気情報/温湿度/空気・温湿度/電気代/お知らせ) | 4つ(空気情報/温湿度/電気代/お知らせ) |
| 空気情報画面の拡大表示 | 設定モードで「拡大表示」を選べる(粒子数のグラフは非表示) | 標準表示のみ |
| お知らせ音量の変えかた | 「聞いて」ボタンの3秒押し | 設定モードの「音量」で切・小・中・大 |
| 消費電力(加湿空気清浄・強/中/静音|無線モジュール非起動時) | 62W/59W/8.5W(モニター明るさ「切」時 8.3W) | 62W/59W/8.7W(モニター明るさ「切」時 8.5W) |
| 消費電力(空気清浄・強/中/静音|無線モジュール非起動時) | 93W/47W/7.3W(モニター明るさ「切」時 7.1W) | 93W/47W/7.5W(モニター明るさ「切」時 7.3W) |
| 待機時消費電力 | 約1.0W(無線モジュール起動時 約1.4W) | 約1.2W(無線モジュール起動時 約1.6W) |
| 定格消費電力(無線モジュール起動・空気清浄「強」時) | 94W | 94W |
| 再生プラスチック材 | 本体で使う樹脂部品全体の20%以上に採用 | 本体内部の樹脂部品全体の約15%に採用 |
| IoTセキュリティのラベル(JC-STAR) | ★1を取得(2025年9月8日・受理番号2025090400000548) | 製品ページに取得の記載なし |
| 浄化方式 | 「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化 | 「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化 |
| プラズマクラスター適用床面積(目安) | 約23畳(約38m²) | 約23畳(約38m²) |
| 空気清浄の適用床面積/清浄時間(風量「強」時) | ~46畳(76m²)/8畳を6分 | ~46畳(76m²)/8畳を6分 |
| 加湿空気清浄時の空気清浄適用床面積/清浄時間(風量「強」時) | ~37畳(61m²)/8畳を8分 | ~37畳(61m²)/8畳を8分 |
| 加湿の適用床面積(目安・風量「強」時) | プレハブ洋室~31畳(51m²)・木造和室~19畳(31m²) | プレハブ洋室~31畳(51m²)・木造和室~19畳(31m²) |
| 加湿方式/加湿量(強・中・静音|温度20℃・湿度30%) | 気化方式/1,100・930・330mL/h | 気化方式/1,100・930・330mL/h |
| 連続加湿時間(強・中・静音|温度20℃・湿度30%) | 約3.9・約4.6・約13時間 | 約3.9・約4.6・約13時間 |
| 給水タンク容量 | 約4.3L | 約4.3L |
| 加湿フィルターの自動洗浄 | 「加湿内部洗浄」を搭載(クエン酸は市販品を使用) | 「加湿内部洗浄」を搭載(クエン酸は市販品を使用) |
| 風量(空気清浄・強/中/静音) | 10/6.4/2.0m³/分 | 10/6.4/2.0m³/分 |
| 風量(加湿空気清浄・強/中/静音) | 7.9/6.4/2.0m³/分 | 7.9/6.4/2.0m³/分 |
| 運転音(空気清浄・強/中/静音) | 53/49/21dB | 53/49/21dB |
| 運転音(加湿空気清浄・強/中/静音) | 50/49/23dB | 50/49/23dB |
| フィルター構成 | 静電HEPAフィルター(交換目安 約10年)/ガスもと~る脱臭フィルター(約10年)/抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安 約10年)/ガスもと~る脱臭フィルター(約10年)/抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
| 別売の消耗品(形名) | 集じんFZ-E100HF/脱臭FZ-E100DF/加湿FZ-L75MF/Ag⁺イオンカートリッジFZ-AG01K1/イオン発生ユニットIZ-C100C2 | 集じんFZ-E100HF/脱臭FZ-E100DF/加湿FZ-L75MF/Ag⁺イオンカートリッジFZ-AG01K1/イオン発生ユニットIZ-C100C2 |
| センサー | ホコリ/ニオイ/湿度/温度/照度の5つ | ホコリ/ニオイ/湿度/温度/照度の5つ |
| 運転モード/風量 | AI AUTO・エコ・花粉・飛沫粒子/自動・静音・中・強 | AI AUTO・エコ・花粉・飛沫粒子/自動・静音・中・強 |
| 気流 | コアンダフロー/3方向気流制御ルーバー/背面ワイド吸引 | コアンダフロー/3方向気流制御ルーバー/背面ワイド吸引 |
| 無線での連携 | COCORO AIR対応(無線LANとBluetoothを使用。規格の世代は公式に記載なし) | COCORO AIR対応(無線LANとBluetoothを使用。規格の世代は公式に記載なし) |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 幅427×奥行305×高さ700mm | 幅427×奥行305×高さ700mm |
| 質量/電源コード長さ | 約14kg/約2.0m | 約14kg/約2.0m |
| 電源 | 100V 50-60Hz共用 | 100V 50-60Hz共用 |
| 本体カラー | グレー系(-H) | グレー系(-H) |
色が付いた10項目が違い。残る24項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは3つ|清浄力は据え置きで、動いたのは表示・電力・素材
違い 1モニターが5画面に。粒子数と温湿度を1枚で追えます
| KI-UX100 | KI-TX100 |
|---|---|
| 表示は5画面・拡大表示あり | 表示は4画面 |
毎日一番目に入るのは、本体前面の画面です。KI-UX100はここが5画面に増え、KI-TX100は4画面のままとなります。
増えたのは「空気・温湿度」の画面。ただよう粒子の数と、そのときの温度・湿度が1枚に並びます。
さらに、KI-UX100は空気情報の文字を大きくする「拡大表示」も選べます。設定モードから切り換える形ですね。
拡大表示にすると、粒子数の移り変わりを示すグラフは消えます。大きな数字を読むか、変化を追うかの選び分けになるでしょう。
エアコンの設定を決めるとき、汚れ具合と湿度を一目で確かめられるのは効きます!



画面の明るさは部屋に合わせて自動でも切り換わるので、寝室に置いても眩しさは気になりにくいでしょう!
違い 2静音運転と待機中の電力が、ほんの少し下がりました
| KI-UX100 | KI-TX100 |
|---|---|
| 静音8.5W/待機 約1.0W | 静音8.7W/待機 約1.2W |
つぎは電力です。加湿空気清浄の「静音」で比べると、KI-UX100が8.5W、KI-TX100は8.7Wとなります。
空気清浄だけの「静音」も同じ向きで、7.3Wと7.5Wになります。待機中は約1.0Wと約1.2W、無線モジュールの起動中なら約1.4Wと約1.6Wです。
いずれも無線モジュールを起動していないときの値で、ネットにつなぐと最大で約1W上がります。
一方、「強」と「中」は62Wと59Wで横並びでした。差が出るのは弱い運転と、待機しているときだけになります。
つけっぱなしで使う家電なので方向としては歓迎ですが、1年通しても財布で分かるほどの差にはなりません!



24時間あたりの電気代の目安は本体の画面にも出るので、気になったときにその場で確かめられますよ!
違い 3再生プラスチック材が本体全体へ。セキュリティのラベルも付きました
| KI-UX100 | KI-TX100 |
|---|---|
| 樹脂部品全体の20%以上・JC-STAR★1 | 内部の樹脂部品の約15% |
3つめは本体の作りです。再生プラスチック材を使う範囲が、この1年で広がりました。
KI-UX100は本体で使う樹脂部品全体の20%以上に採用。KI-TX100は本体内部の樹脂部品の約15%という表記になっています。
もうひとつがJC-STARです。KI-UX100はIoT機器向けのセキュリティラベルで、★1を2025年9月8日に取得しました。
ネットにつなぎっぱなしで何年も動かす機械なので、共通のものさしで見てもらえた印があるのは心強いはず!
補足JC-STARは経済産業省とIPAが主導するIoT製品向けのラベリング制度です。KI-TX100の製品ページには取得の記載がありません。
同じところ|46畳の清浄力も1,100mL/hの加湿も、公式の数字は一致
- 清浄プラズマクラスターNEXT・風量「強」で~46畳(76m²)・8畳を6分
- 加湿気化方式・最大1,100mL/h(温度20℃・湿度30%)・プレハブ洋室~31畳
- 静音加湿空気清浄の「強」で50dB・「静音」なら23dB
- 給水タンク約4.3L・「静音」なら連続加湿は約13時間(20℃・湿度30%)
- 洗浄加湿内部洗浄でフィルターを自動洗浄(クエン酸は市販品)
- 交換静電HEPAとガスもと~る脱臭は約10年・Ag⁺は約1年
- 別売集じんFZ-E100HF・脱臭FZ-E100DF・加湿FZ-L75MF
- 操作AI AUTO・エコ・花粉・飛沫粒子の4モード
- 連携COCORO AIR対応・音声でも空気の状態を知らせる
- 設置幅427×奥行305×高さ700mm・約14kg
- 彩りグレー系(-H)の1色のみ
土台はそっくりです。プラズマクラスターNEXTを積み、空気清浄は46畳まで、8畳を6分で仕上げる数字まで一致します。
加湿も横並びです。最大1,100mL/hはこのクラスでも多いほうで、給水タンクは約4.3L。温度20℃・湿度30%の環境なら、静音で約13時間の連続加湿ができる計算になります。
クエン酸を入れてボタンを押すと加湿フィルターを洗う「加湿内部洗浄」も両方にそなわります。別売の消耗品は形名まで共通です!



フィルターが10年もつので、毎年のフィルター代を心配する場面はほとんどいりません!
9月24日 6:25時点の価格です(変動します)
よくある質問
- QKI-UX100とKI-TX100で、清浄できる広さや加湿量は変わりますか?
- A変わりません。メーカー公式の仕様比較表では、空気清浄が風量「強」で~46畳(76m²)、加湿量が温度20℃・湿度30%で最大1,100mL/h、加湿の適用床面積がプレハブ洋室~31畳(51m²)と、同じ値が並んでいます。
- Q文字を大きくすると、見えなくなるものはありますか?
- Aあります。KI-UX100の「拡大表示」はハウスダスト・ニオイ・微小粒子数を大きく出すかわりに、粒子数の移り変わりを示すグラフが表示されません。グラフを見たいときは標準表示に戻す形になります。
- Qフィルターや別売品は同じものが使えますか?
- Aメーカーの別売オプション品一覧は2機種とも同じ内容です。集じんフィルターはFZ-E100HF、脱臭フィルターはFZ-E100DF、加湿フィルターはFZ-L75MFで、形名まで共通になっています。
- Q加湿フィルターを本体が洗ってくれる機能は、どちらにもありますか?
- Aどちらにもあります。水とクエン酸を入れて「加湿内部洗浄」ボタンを押すと、本体が加湿フィルターを自動で洗う仕組みです。洗浄後のすすぎ洗いは必要で、クエン酸は同梱されていないため市販品を用意します。
まとめ
違いは表示まわり、静音時と待機中の電力、本体の素材と認証の3点になります!
これから10年つき合うつもりなら「KI-UX100」がおすすめです。粒子数と湿度を1画面で追えて、文字も大きくできます。
清浄力がそろえば十分という方には「KI-TX100」。公式では旧製品なので、売り場に残っているうちが選べる時期になるでしょう。



どちらを選んでも消耗品は共通なので、買ったあとの手間はほとんど同じですね!
9月24日 6:25時点の価格です(変動します)
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