Panasonicのブルーレイレコーダー、ディーガの4K非対応3TBに新型モデル「DMR-2X203」が登場しました。
見た目は旧型モデルからあまり変更されてないように見えますが、機能面では大きく進化しているので、新型「DMR-2X303」と旧型「DMR-2X302」の違いを比較解説していきます。
- 新型「DMR-2X303」と旧型「DMR-2X302」の違い
- 新型「DMR-2X303」と旧型「DMR-2X302」どっちがおすすめか
DIGA「DMR-2X303」と「DMR-2X302」の違いを比較!
【違い1】UIを刷新した新しいホーム画面
新型モデル「DMR-2X303」では、新たにデザインされたホーム画面が採用されています。
この画面では、ネット動画のように番組のサムネイルと説明が大きく表示され、より簡単に番組を見つけやすくなりました。
さらに、よく視聴する番組やジャンルを自動で整理し、一覧表示する機能も追加されています。表示項目のカスタマイズも可能になり、見たい番組に素早くアクセスできるよう工夫されています。
【違い2】最大6人分のプロフィールの登録に対応
1台のレコーダーを複数人で使う場合、誰がどの番組をどこまで視聴したかがわからなくなることがあります。特に、家族で同じ録画番組を視聴すると、視聴履歴が混ざってしまい、何話まで見たか把握できなくなることも。
この問題を解決するのが、最大6人までプロフィールを登録できる新機能です。それぞれのプロフィールに、最近の再生履歴や検索履歴、ホーム画面のカスタマイズ設定が個別に管理され、より使いやすくなっています。
他の人が途中まで見ていた番組をうっかり再生してしまい、思わぬ「ネタバレ」が発生するリスクも防げますね!
【違い3】編集機能が見やすく編集しやすくなった
編集中の画面がより大きく表示されるようになり、ニュース番組などで左上に表示される時刻や、右上に表示される見出しが、編集中に確認しやすくっています。
【違い4】リモコンの動作もネット動画アプリに近い仕様に変更
UIの刷新やプロフィール管理に加え、リモコンの操作性もFire TVのような直感的な動作に変更されました。
十字キーの左右を押すことで、それぞれ10秒戻しや10秒送りができるようになり、よりスムーズな操作が実現しています。
【違い5】外付けUSB-HDDの最大容量が増えて、最大8TBまで対応に
嬉しいポイントとして、外付けUSB-HDDの対応容量が大幅に増加しました。従来モデルでは4TBまで対応していたところ、新型モデル「DMR-2X303」では最大8TBまで対応可能です。
これにより、外付けHDDで容量を拡張し、全録をたっぷり楽しみたい方にとって、非常に魅力的なアップデートとなっています。
ネット動画再生は非対応 (VOD)
旧型モデルではNetflixなどのネット動画再生に対応していましたが、新型モデルではこの機能が廃止されました。
ただ、最近はテレビ自体がネット動画に対応している機種が増えており、Fire TVなどのデバイスでも簡単に視聴できるため、個人的にはレコーダーにネット動画再生機能がなくても特に問題は感じません。
もしレコーダーでネット動画も視聴したい方には、旧型モデルの使用をおすすめします。
形状・デザインには変更なし
形状やデザインに関しては、従来モデルから特に変化はありません。
他メーカーでもデザインをほとんど変えずにモデルチェンジを行うことが多いため、これは特に珍しいことではないでしょう。
サイズはそのままですが、新型「DMR-2X303」は数百グラムほど軽量化されています。
まとめ
- UIを刷新した新しいホーム画面
- 最大6人分のプロフィールの登録に対応
- 編集機能が見やすく編集しやすくなった
- リモコンの動作もネット動画アプリに近い仕様に変更
- 外付けUSB-HDDの最大容量が増えて、最大8TBまで対応に
- 形状・デザインには変更なし
Panasonicのブルーレイレコーダー「ディーガ」の新型「DMR-2X303」と旧型「DMR-2X302」の違いを比較しました。
デザインに大きな変化はないものの、機能面での改善が目立ちます。特に、複数人で利用する方やネット動画アプリに慣れている方にとっては、かなり使いやすくなっていると感じられるでしょう。
さらに、新型「DMR-2X303」は外付けUSB-HDDの対応容量が8TBまで拡大されており、大量の録画や全録を楽しみたい方にとって非常に魅力的な選択肢です。
ただ、新型ではVOD機能が廃止されているため、この機能が必要な方には旧型「DMR-2X302」の方がおすすめではないでしょうか。