Apple Pencil 第2世代は、ワイヤレス充電で、iPad本体に傷をつけることがある
Apple Pencil 第2世代は、iPad本体の側面にピタッとくっつけることでワイヤレスで充電ができます。
ただしこれが原因で、iPad本体に傷をつけたり、塗装が剥げてしまったりすることがあるようです。
これはマグネットでくっつくときの衝撃や、摩擦が影響しているのかもしれませんね…
傷は、iPadのケースや、Apple Pencilのグリップケースで防げる
この傷、黒ずみの対策として有効なのが、iPad本体の側面を覆うケースを使うか、Apple Pencil自体を覆うグリップケースで解決できます。
Apple Pencil(第2世代)用スリムグリップ 細軸 ケースタイプ
エレコムは、Apple Pencilのグリップケースに力を入れていて、プロ向けからライトユーザー向けに、合計6種類もの様々なグリップが販売されています。
僕が選んだのは、薄く、Apple Pencilのデザインを損なわない「スリムグリップ 細軸 ケースタイプ (TB-APE2CNBSCR)」を選びました。
こちらは、Apple Pencil全体を保護をしたまま、美しいデザインはあまり犠牲にせず、持ちやすさも程々に握りやすくしてくれるモデルです。
「ブラック」と「クリア」の2色あり、僕はクリアをチョイス。
とても薄い作りで、簡単に折れ曲がるほど。
ケースのみの重量は4gと軽量。
先に書いておきますが、Apple Pencilへの装着後の重さは23gで、ほんの少しだけ重くなった程度でした。
きつくて取り付けが大変
取り付けは、上の方から入れ込んでいくだけなのですが、かなりきつくて大苦戦。
力を入れながら、ゆっくり少しずつ入れていくしかないのですが、15分くらいかかりました(笑)
ただし、このタイトなサイズ設計により、装着後のフィット感は完璧!
数日使用した限りでは、勝手に簡単には外れませんし、ずれたりなんてことはありませんでした。
デザインを損なわない
装着が終わりましたが、デザインもそこまで損なわれずに、遠目で見れば何も装着してないかのようにも見えます。
ペン先の辺り以外は、ほぼ保護されるので、傷の心配もほぼいりません。
よく見ると、指が当たる部分が盛り上がっていて、薄いタイプながらも持ちやすさにも工夫がされています。
薄いタイプでも握り心地が格段に向上
薄いタイプなので、「傷防止になればいいかな」程度にしか考えていなかったのですが、いい意味で裏切られました…!
裸の状態だと、すべすべして滑りやすく、滑らないように気を使いながら書いていました。
このグリップをつけると、ゴムの効果で滑りにくくなるのと、少し太くなるので、軽く握るだけで安定して書けるように。
ペン先に近い部分が盛り上がっているのも、とても持ちやすいです。
またApple Pencil 第2世代に採用された、タップ操作も問題なく動作しました。
気がつくと「いいね」と書いてしまうほど気に入ってしまう(笑)
ワイヤレス充電も問題なし
太いグリップのタイプだと、その厚みでワイヤレス充電ができなくなってしまうようですが、問題なく充電できました。
多少磁力は弱くなったかもしれませんが、側面にもくっついています。
iPadのケースと、Apple Pencilのカバーの厚みで、ワイヤレス充電が反応しません。
「Smart Folio」「Smart Keyboard Folio」「Magic Keyboard」といった側面が剥き出しのものなら大丈夫です。
埃やゴミが付着しやすい
少し残念な点は、アンチダストコートと書かれていたのに、埃やゴミが付着しやすいこと。
ただしこれはゴム系のケースなら仕方ないことです。
むしろ埃をくっつけてしまうほどのグリップ力があるという証明にもなりますね。
まとめ
- デザインを損なわないグリップケース
- iPad本体とApple Pencilの傷防止になる
- 薄いタイプでも持ちやすが格段に向上
- きつくて装着が大変
- 埃が付着しやすい
個人的にはとても満足のいくグリップケースでした!
美しいApple Pencilのデザインもそんなに犠牲になりませんし、iPad本体の塗装禿げ問題も防げて、書き心地も向上。
きつくて装着には苦労しましたが、つけてしまえば装着感が素晴らしいので、苦労の甲斐がありました。