
iPad mini用にキーボードが欲しいけど、種類が多すぎて、どれを買ったらいいのかわからない…
そんな悩みをお持ちの方のお役に立てないかと思い、iPad mini大好きブロガーの僕が5つのキーボードを実際に使って比較検証。
実際にiPad miniで使いやすかったキーボードをランキング形式で紹介していきます!


iPad mini (第6世代)で、実際に使って検証したキーボード


キーボード | 言語 | マルチペアリング | スタンド | 重さ 実測値 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
Magic Keyboard | JIS/US | – | – | 230g | 10,000円〜 |
Logicool「KEYS-TO-GO」 | US | – | ○ | 185g | 8,000円〜 |
logicool「K380」 | JIS ※ | ○ | – | 413g 電池含む | 3,600円〜 |
iClever 「IC-BK08」 | US | ○ | – | 196g | 5,000円〜 |
キーボード一体型ケース | US | – | ○ | 392g | 3,300円〜 |
実際に検証に使ったキーボードは、こちらの5つのキーボード!
一般的なキーボードだけでなく、折りたたみができるモバイルキーボードや、純正のキーボードケースのようなキーボード一体型ケースといった、少し変わったキーボードも使ってみました。
①Mac用Magic Keyboard


- Apple純正のMac用キーボード
- JIS配列、US配列が選べる
- iPadでもJIS配列として使える唯一のキーボード
- 意外と軽くて持ち運びしやすい
まずはApple純正のMac用Magic Keyboard。
Mac専用のイメージもありますが、実はiPhoneやiPadでも使いやすいと評判のいいキーボードです。
このキーボードの最大のメリットは、iPadでもJIS配列のキーボードとして、ちゃんと使えること。
iPadでJIS配列のキーボードを使おうとすると、US配列として認識されてしまうことがほとんどなのですが、Magic KeyboardだけはJIS配列として認識されて、記号の位置も変わりません。


②logicool「KEYS-TO-GO」


- LogicoolのApple製品向けキーボード
- スマートフォン用スタンド付属。iPad miniもギリギリOKでした
- 薄く、軽量で持ち運びに最適
iPhone/iPad専用として開発されたキーボードです。厚さがたったの6mmと、とっても薄いので、iPadに重ねて持ちびやすいがポイント。
US配列のみですが、「cmd」「option」などのキーがMacと同じ。
キーボードは音のほとんど出ない特殊なキーを採用しているので、静かな場所でも使いやすいです。




③logicool「K380」


- 3000円台で購入できるコスパキーボード
- マルチペアリング対応で、パソコンなどと共有できる
- バッテリーは乾電池
Logicoolのマルチペアリングに対応したキーボード。3000円台で購入できるので気軽に試しやすいのが特徴です。
丸い形状のキーなので、多少慣れが必要になります。
あとこちらはJIS配列になりますが、iPadでの仕様上、US配列として認識されてしまうことだけ注意です。




④iClever 「IC-BK08」折りたたみキーボード




- 3つ折りできる最もコンパクトなキーボード
- トラックパッドも搭載
- マルチペアリング対応で、スマートフォンなどと共有できる
折りたたみ型で、トラックパッドも搭載されているキーボードです。
このトラックパッドはiPadでも使うこともできます。
トラックパッドの搭載されてない、さらに小型のモデルもあるので、不要ならそちらもおすすめです。






⑤キーボード一体型ケース


- iPadをノートパソコン風にできるキーボード一体型ケース
- Apple Pencilを収納できる
最後は、純正のキーボードカバーケースのような、キーボード一体型のケースです。
iPad miniを装着するとUMPCのような小型PCみたいに使えます。







ここからは全てiPad miniで使ってみて、使いやすかったものから順番にランキング形式発表していきます!
iPad mini 6で使いやすいと感じたおすすめキーボードランキング
【1位】Apple「Magic Keyboard」Macと同じ感覚で使えました


ダントツで使いやすいと感じたのは、Apple「Magic Keyboard」!
これは本当使いやすいです。


実際にタイピングしてみると、もうMacBookでタイピングしているのとほぼ同じ感覚で打てるので、最も快適に入力ができました。


またiPadではJIS配列のキーボードでも、US配列として認識されてしまい、記号の位置がJIS配列とは異なってしまうのですが、Magic KeyboardならJIS配列と認識されて、そのままの記号が入力できます。
他社製のJISキーボードを使うと、「@」が数字の「2」の部分になりますが、Magic Keyboardならちゃんと「p」の右隣のキーで入力できました!


あと意外にも携帯性にも優れています。
重さは230gとなかなか軽量ですし、薄いので、iPadと合わせて持ち運んでもかさばりにくいです。



Magic Keyboardを選べば、まず失敗はないです!


【2位】logicool「KEYS-TO-GO」薄くて重ねて持ち運びしやすい


2位は「KEYS-TO-GO」!


6mmとかなり薄いので、iPadに重ねて持ち運びやすく、携帯性が最も優れていると感じました。
重さも185gと最も軽量です。


付属のスタンドを用いれば、iPad miniなら立てかけることも可能です。
Smart Folioなどのスタンド機能あるケースを使ってない方にもおすすめ。


ただし打ち心地はかなり癖があり、人によっては受けつけない可能性もあります。
凹凸のないキーボードなのでミスタイプしやすく、キーを押し込むと、ぐにゃぐにゃとした打鍵感で、慣れるまではなかなかうまく入力できませんでした。
慣れてきたらそこそタイピングできるようになりましたが、打ちやすさを重視する方は他のキーボードのほうがいいと思います。



携帯性は抜群に優れているので、この打鍵感に慣れさえすれば、なかなかいいキーボードです。


【3位】iClever 「IC-BK08」折りたたみで小さめなバッグにも入る


3位は、iClever 「IC-BK08」折りたたみキーボード!


折りたたむと、他のキーボードとは比較にならないくらいコンパクトになるので、小さめのバッグでも収納できます。


キーボードのサイズはやや小さめですが、16.5mmのキーピッチなので、サイズのわりには打ちやすいです。
押し込んだ時の打鍵感もよく、意外とタイピングしやすいと感じました。
US配列なので、JIS配列の方は慣れる必要はあります。


このトラックパッドについては、iPad miniでもカーソル操作ができるのですが、スクロールのときの感度が悪く、あまり使いやすいとは言えませんでした。
これなら、直接画面をタッチ操作するか、別にマウスを用意したほうがいいと思います。


【4位】logicool「K380」PCでは使いやすいけど、iPadではイマイチ…


4位は、logicool「K380」です。
パソコンでなら使いやすいキーボードだったのですが、iPadとしては正直微妙に感じました。


iPadの仕様なので仕方のないことなのですが、JIS配列なのにUS配列として認識されてしまうからです。
pの右隣のキーを押しても「@」が入力されず、赤丸で印を付けた記号が入力されます。
また小型なサイズ感はいいのですが、重さが「413g」もあって、他のキーボードよりも重く、持ち運びやすさも正直微妙でした。



「MX Keys mini」などのキーボードも同じなので、注意です。


【5位】「キーボード一体型ケース」キーピッチが小さすぎて打ちにくい…


最後は「キーボード一体型ケース」でした。
ロマンのあるキーボードケースではありましたが、キーが小さくて打ちにくく、さらにiPadの軽快さを犠牲にしてしまうという点で、正直微妙でした。




慣れれば快適に打てるようになるかもしれませんが、キーピッチがかなり狭い…


ただしキーボードとiPadが1つにまとまるので、重量はそこそこありますが、持ち運びはしやすかったです。


キーボードを後ろに裏返すことで、装着した状態のままiPadを手で持って使うことも可能です。
ただ重たいので、長時間の作業には向きません。
あとApple Pencilの収納もできます。



慣れる自信があり、小型PCが好きな方にはいいと思います!


【まとめ】最も使いやすい、おすすめなキーボードは「Magic Keyboard」


5つのキーボードを、iPad mini (第6世代)で使ってみて、最も使いやすいと思ったのは「Magic Keyboard」でした。
MacBookとまったく同じ感覚でタイピングができて、意外にも、小型かつ軽量で持ち運びもしやすいので、iPadでも本当使いやすいキーボードです。
iPad miniと合わせて小型のキーボードにも惹かれましたが、やはり打ちやすさが犠牲になってしまうので、個人的にほとんどが微妙でした。
ただMagic Keyboardは、マルチペアリングに非対応なため、Macと使い分けるときは、その都度再ペアリングが必要になります。お金はかかりますが、もう1つMagic Keyboardを用意しておけばその手間が省けるのでおすすめです。



