【実機で比較】SwitchBotとNature Remoどっちがおすすめ?

スマートリモコンで、1位、2位を争うほど人気なのが、「SwitchBot」と「Nature Remo

どちらも見た目も似ていて、スマートフォンで家電のリモコン操作ができるアイテムですが、できることや、機能がいくつか違います。

ケン編集長

実際にどちらも持っている筆者が、「SwitchBot」と「Nature Remo」の比較と、どちらがおすすめなのかをまとめてみました!

2023年3月発売の「SwitchBot Hub 2」も購入して記事に追記しています。

目次

SwitchBotとNature Remoを細かく比較レビュー!

【比較1】デザイン、見た目の違い

SwitchBot ハブ2
SwitchBot Hub mini
SwitchBot Hub mini
Nature Remo 3
Nature Remo 3

まずは外観を比較!

「SwitchBot Hub mini」「Nature Remo 3」は、どちらも四角い白い石鹸のようなデザインです。

2023年に新登場した「SwitchBot ハブ2」は、温湿度がわかりやすく映るパネルと、タッチボタンがが搭載されています。

ケン編集長

「SwitchBot ハブ2」はスマホを使わなくても、温湿度が一目でわかります!

【比較2】機能、価格の違い

スクロールできます
SwitchBot ハブ2SwitchBot ハブミニ
(Matter対応)
Nature Remo 3Nature Remo mini 2Nature Remo nano
赤外線リモコン
温度計
※別売のケーブルで対応
×
湿度計
※別売のケーブルで対応
××
温湿度計
表示パネル
××××
照度センサー ×××
人感センサー 別売り別売り××
シーン機能ボタン××××
GPSでのプログラム
※ベータ

※ベータ
Matter対応
(スマートホーム規格)
※HomePod等の機器も必要

※2024年モデルのみ対応
××
電源アダプターの
付属
別売り別売り別売り
※USB-Cケーブルも別売
価格
(税込)
8,980円5,980円 12,980円 7,980円 3,980円

比較してみると、内蔵されているセンサー、機能がいくつか違うのがわかります。

内蔵センサーの違い

どのモデルも「赤外線リモコン」機能は搭載されているので、エアコンや、照明、テレビなどの操作をスマートフォンから行うことはできますが、「温湿度センサー」といったセンサーが異なります。

「温湿度センサー」などのセンサーがあると、スマートフォンから、その部屋の温湿度といった情報が確認できるだけでなく、以下のような自動制御もできます

  • 設定した温度を上回ったら、エアコンの冷房を自動で起動する
  • 部屋が暗くなったら、照明を自動でつける
ケン編集長

28℃以上になったら、エアコンの温度を1℃下げる」なんて、自動制御もできて便利ですよ!

GPS機能とは、スマートフォンのGPSを利用して、スマートフォンの持ち主が自宅に近づいたときに、エアコンを自動で起動できたりする機能です。

SwitchBot ハブ2には、「温湿度表示パネル」「シーン機能ボタン」が搭載

SwitchBot ハブ2

また「SwitchBot ハブ2」には、温湿度を表示するパネルが本体内に搭載されているので、スマートフォンのアプリから見れるだけでなく、スマートリモコンから直接温湿度を確認することも可能になりました。

さらに、温湿度の下側に2つ丸い「OFF」「ON」と書かれたマークがありますが、これが「SwitchBot ハブ2」にのみ唯一搭載されている「シーン機能ボタン」

タッチパネルのボタンになっていて、ここに好きなシーンを割り当てることで、設定した家電の制御がボタンから行えます。

例えば、以下のようなことができます↓

  • 「ON」ボタンを押したら、エアコンとサーキュレーターをまとめて起動する
  • 「OFF」ボタンを押したら、エアコンとサーキュレーターをまとめて消す
ケン編集長

スマホのアプリを起動しなくても、スマートリモコン本体から操作ができます!

価格一覧と、電源アダプターの付属状況

SwitchBot ハブ2SwitchBot Hub miniNature Remo 3Nature Remo mini 2
電源アダプターの
付属
別売り別売り
価格
(税込)
8,980円5,980円12,980円7,980円

価格はセンサーや機能が多いモデルは高い傾向にありますが、「SwitchBot Hub mini」と「Nature Remo mini」には電源アダプターが付属されないため、別途USBのACアダプターを購入する必要があります。

こちらはスマートフォンなどの充電器でも代用できるはずです。

【比較3】スマートスピーカー、外部プログラム対応状況

SwitchBot Hub 2
SwitchBot Hub mini
Nature Remo 3
Nature Remo mini 2
Amazon Alexa
Google Home
Siri
IFTTT

Amazon Echoなどのスマートスピーカーとの連携はどの機種も対応。

ケン編集長

アレクサ、電気をつけて!

という感じで、声だけで家電を操作することができるので、家事などで手が離せないときに重宝します!

【比較4】対応する周辺機器の違い(※別売り)

引用元:Amazon
SwitchBotNature Remo
スマートプラグ×
指ロボット×
カーテンロボット
mornin’ plusと連携
ネットワークカメラ×
スマートロック
Qrio Lockと連携
LED電球×
温湿度計(独立タイプ)×
人感センサー×
Nature Remo 3には内蔵
加湿器×

周辺機器を用意することで、リモコン以外の操作もできるようになります。

とくに、SwitchBotの「指ロボット」という物理ボタンを押すことができる装置が超便利!

ケン編集長

「お風呂の湯沸かしボタン」や「マンションのオートロックの開錠」をスマホで遠隔操作することができます!

またカーテンロボットは、名前の通りカーテンを自動で開閉してくれる装置で、設定した時間にカーテンを開閉したり、アプリから開閉指示を出すことができます。

様々な機器と連携できますし、1つのアプリでまとめて操作できるので、リモコン機能以外にも色々な自動制御がしたい方は、SwitchBotのほうがおすすめです!

【比較5】アプリが使いやすいのはどっち?

ホーム画面

SwitchBot
Nature Remo

アプリの使い勝手、アプリデザインの違いも比較してみました。

まずアプリのトップ画面。この画面は操作したい家電を選ぶ画面でもあります。

Nature Remoのほうがスッキリとシンプルなデザインですが、どちらもわかりやすいと思います。

2023年4月時点でのバージョンで撮り直しました

エアコン

SwitchBot
Nature Remo

続いて、エアコン操作の画面。

Nature Remoが未来的でスタイリッシュですが、SwitchBotは従来のエアコンリモコンに近いデザインを採用しています。

どちらがいいかは好みが分かれそうですが、SwitchBotのほうが実際のリモコンに近い操作感でした。

温湿度センサーを内蔵しているモデルでは、Nature RemoもSwitchBotも、部屋の実際の温湿度も表示できます。

テレビ

SwitchBot
Nature Remo

最後はテレビです。

どちらも、電源や音量、チャンネル番号のボタンはもちろん、簡単な設定ボタンも備わっているため、テレビのリモコンを使わずとも十分操作が可能です。

ケン編集長

アプリの操作性に関しても、どちらも使いやすいため、どちらを選んでも後悔はないでしょう!

SwitchBotとNature Remo、どのモデルがおすすめ?

モデルこんな方におすすめ!
SwitchBot ハブ21台で色々試したい
温湿度、照度センサーを使いたい
温湿度の表示パネルがほしい
シーン操作ボタンを利用したい
様々な周辺機器も使ってみたい
Matter対応でスマートフォンのスマートホームアプリで操作したい(※一部の対応機器のみ操作可能・HomePod等の機器も必要)
SwitchBot Hub mini赤外線リモコン機能を安く利用したい
様々な周辺機器も使ってみたい
Nature Remo 3シンプルなアプリが好み
湿度、照度、人感センサーを使いたい
Nature Remo miniシンプルなアプリが好み
温度センサーを使いたい
Nature Remo nano赤外線リモコン機能を安く利用したい
シンプルなアプリが好み
Matter対応でスマートフォンのスマートホームアプリで操作したい(※HomePod等の機器も必要)

これまで多数のモデルを試した経験から、どれがおすすめかをまとめてみます。

以前は、価格や拡張性では「SwitchBot」が、一体型の温湿度センサーを求めるなら「Nature Remo」という明確な選択肢がありました。しかし2023年3月に「SwitchBot ハブ2」の登場で状況が一変しました。

「SwitchBot ハブ2」は、「Nature Remo」のように温湿度センサーや照度センサーを内蔵し、さらに温湿度が表示されるパネルを備えています。

機能面ではNature Remoを凌ぎ、価格も「Nature Remo 3」より安い「8,980円」

SwitchBotアプリの操作性の向上や、追加可能な周辺機器の豊富さを鑑みると、個人的におすすめはスイッチボットです!

ケン編集長

とりあえず迷ったら「SwitchBot ハブ2」がおすすめで、リモコン機能だけを安く使いたい方は「SwitchBot Hub mini」がおすすめです!

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この記事を書いた人

元家電量販店店員の30代。何でも比較するのが趣味。スマホはiPhone派。
家電やガジェットの比較やレビュー情報を主に発信しています!

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