【違い】DS124とDS223jを比較!CPUは同じ、1ベイと2ベイでデータの守り方が変わる

【違い】DS124とDS223jを比較!CPUは同じ、1ベイと2ベイでデータの守り方が変わる

この記事では、SynologyのDS124DS223jの違いを公式の仕様表から比べました!

どちらも初めての1台に選ばれやすい家庭向けNASで、CPUやメモリーまで同じ構成となります。

それなのに、型番の数字もシリーズも別。では、どこで選び分ければいいのか?

編集長

スマホの写真や仕事の書類を置く1台を探している人も、この先の3つの差を読めば自分に合うほうが見えてくるはずです!

結論
ドライブ2台で写真を二重に守りたいなら
DS223jRAID 1に対応。片方のドライブが壊れても、もう片方にデータが残ります
まず1台で始めて、あとから2台にしたいなら
DS223j仕様表にBasicからRAID 1への移行が載っています
棚のすき間やルーターの横に置きたいなら
DS124幅71mmで、DS223jより29mm細い本体です
つけっぱなしの電気代を抑えたいなら
DS124アクセス時の消費電力は10.69W
目次

DS124とDS223jのスペック比較

項目DS124DS223j
ドライブベイ1(3.5インチSATA HDDまたは2.5インチSATA SSD)2(3.5インチSATA HDDまたは2.5インチSATA SSD)
対応RAIDBasicSynology Hybrid RAID・Basic・JBOD・RAID 0・RAID 1
外形寸法(高さ×幅×奥行)166×71×224mm165×100×225.5mm
質量(ドライブ除く)0.7kg0.88kg
消費電力(アクセス時)10.69W16.31W
消費電力(HDDハイバネーション時)3.44W4W
システムファン60mm×192mm×1
ノイズレベル19.0dB(A)18.2dB(A)
発売2023年7月20日2023年6月29日
CPURealtek RTD1619B(4コア 1.7GHz)Realtek RTD1619B(4コア 1.7GHz)
メモリー1GB DDR4 non-ECC1GB DDR4 non-ECC
LAN端子1GbE RJ-45×11GbE RJ-45×1
USB端子USB 3.2 Gen 1×2USB 3.2 Gen 1×2
ファイルシステム(内蔵ドライブ)Btrfs・ext4Btrfs・ext4
最大シングルボリューム108TB108TB
IPカメラ最大12台(無料ライセンス2台分)最大12台(無料ライセンス2台分)
メーカー保証2年2年

色が付いた9項目が違い。残る8項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。

違いは3つ|価格差に見合うかを見極める

違い 1ドライブ2台で二重化できるのはDS223jだけ

DS124DS223j
1ベイ(Basicのみ)2ベイ(RAID 1などに対応)

一番大きい差はドライブの数です。DS124は1ベイ、DS223jは2ベイとなります。

そのぶん、選べるRAIDも変わってきます。DS124の対応RAIDはBasicだけで、DS223jはRAID 1やSynology Hybrid RAIDまで選べる作り。

RAID 1は、2台のドライブに同じデータを書き込む仕組みです。片方が壊れても、もう片方にデータが残ります。子どもの写真を何年分もためていく家庭なら、心強い備えになるはずです!

ただし、RAID 1は消したファイルまで元に戻すものではありません。うっかり削除に備えるなら、両機種とも使える「Snapshot Replication」の出番です。

編集長

DS124でも、USBの外付けドライブを「Hyper Backup」の保存先にすれば二重の備えは作れます。NASの中だけで完結させたいかどうかが考えどころですね!

違い 2本体が細く、消費電力も小さいのはDS124

DS124DS223j
幅71mm・10.69W幅100mm・16.31W

反対に、DS124が勝つのは大きさと電気のほう。本体の幅はDS124が71mm、DS223jは100mmとなります。

高さと奥行きはほぼ同じなので、違うのは横幅だけです。テレビ台の端やルーターの横など、すき間に差し込むように置くならDS124が収まりやすいでしょう。

しかも、消費電力はアクセス時でDS124が10.69W、DS223jが16.31W。HDDが止まっているハイバネーション時も3.44Wと4Wで、DS124のほうが小さい値です。

NASは24時間つけっぱなしにする機械なので、年単位で積み重なっていく差になります!

補足公式の消費電力は、どちらもドライブをすべて入れた状態で測った値です。DS124は1台、DS223jは2台を積んだときの数字なので、ドライブの台数の違いも含まれています。

違い 31台で始めて、あとから2台に増やせるDS223j

DS124DS223j
ドライブ1台で使うBasicからRAID 1へ移行できる

DS223jには、もうひとつ使い方の幅があります。仕様表の「RAIDマイグレーション」の欄に、BasicからRAID 1と書かれているんです。

つまり、最初はドライブ1台で使い始め、あとから2台目を足して二重化する流れが取れます。はじめはHDD代を抑えたい人に合う作りですね。

一方のDS124はドライブ1台で使う前提です。容量が足りなくなったら、外付けドライブを足すか、より大きいドライブへ入れ替えることになります。

編集長

HDDを2台同時に買うと出費がかさむので、1台ずつそろえられるのは地味にうれしいポイントなんです!

同じところ|CPU・メモリー・LAN・保証は共通

  • CPURealtek RTD1619B 1.7GHz
  • メモリ1GB DDR4 non-ECC
  • LAN1GbE×1
  • USBUSB 3.2 Gen 1×2
  • 形式Btrfs・ext4
  • カメラ最大12台(無料2台分)
  • 保証2年

頭脳にあたるCPUはどちらもRealtek RTD1619B(4コア・1.7GHz)で、メモリーは1GB DDR4。LANは1GbEが1ポート、USB 3.2 Gen 1は2ポートずつ付いています。

ファイルシステムはBtrfsとext4に対応し、スナップショットも使えます。監視カメラは最大12台までつなげて、無料ライセンスは2台ぶん。メーカー保証もそろって2年なのは心強い点です!

よくある質問

QHDDは付いてきますか?
Aどちらもドライブが入っていないキットです。3.5インチのSATA HDDなどを別に用意して取り付けます。
Q2.5インチのSSDも使えますか?
A使えます。ただし2.5インチを取り付けるには、別売りのドライブホルダー(Type C)が必要です。
QRAID 1にしておけばバックアップは要りませんか?
ARAID 1はドライブの故障に備える仕組みで、消したファイルは戻せません。別の場所へのバックアップと組み合わせると安心です。

まとめ

結論
ドライブ2台で写真を二重に守りたいなら
DS223jRAID 1に対応。片方のドライブが壊れても、もう片方にデータが残ります
まず1台で始めて、あとから2台にしたいなら
DS223j仕様表にBasicからRAID 1への移行が載っています
棚のすき間やルーターの横に置きたいなら
DS124幅71mmで、DS223jより29mm細い本体です
つけっぱなしの電気代を抑えたいなら
DS124アクセス時の消費電力は10.69W

DS124とDS223jの違いは、ドライブの数とRAID、本体の幅、消費電力の4点でした!CPUやメモリー、保証は変わりません。

家族の写真を二重にして守りたいなら、2ベイの「DS223j」がおすすめです。HDDを1台ずつ買い足していける点も含めて、長く育てるNASに向いています。

置き場所が限られていて、データはUSBの外付けにも逃がす前提なら「DS124」がしっくりきます。幅71mmの細い本体で、電気代も抑えやすいはずです。

編集長

迷ったら、しまうデータが「消えたら取り返しがつかないもの」かどうかで考えてみるといいでしょう!

SHARE
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元家電量販店店員の男性。何でも比較するのが趣味。
家電やガジェットの比較情報を主に発信しています!

目次