前モデルよりも画面が大きくなった「SwitchBot温湿度計プラス」が登場
- SwitchBot製品と連動する、スマート温湿度計
- 3インチ画面を採用で、前モデルよりも見やすくなった
- 2段階に調整できる折りたたみスタンド搭載
「スマートリモコン」や「指ロボット」などのIoT機器で有名なSwitchBotから、「SwitchBot温湿度計プラス」が登場しました。
ただの温湿度計ではなく、スマートフォンなどから温湿度を確認できたり、他のSwitchBot製品と連動して温湿度による家電をコントロールしたりなんてこともできるアイテムです。
今回は、3インチに画面が大きくなった新型の「SwitchBot温湿度計プラス」を、旧型と比較しながらレビューしたいと思います!
「SwitchBot 温湿度計プラス」レビュー
それでは開封していきます!
付属品
- SwitchBot温湿度計プラス
- 単四電池2本(取付済み)
- 金属プレート
- 取扱説明書
電池も付属しているので、温湿度計としてはすぐに利用できます。
本体の他には、壁や棚の側面に取り付けるときに便利な「金属プレート」も付属。
外観
少し大きくなり、縦長の形状になりました。
電池は、単四電池が2本内蔵されてます。
絶縁用のテープを剥がすと電源が入ります。
電源が入ると、すぐに温度・湿度が表示されました。
ちなみにこの温湿度計には、「スイス高精度センサー」を採用しているので、信頼性の高いデータが得られます。
もし使っているうちに、温湿度がずれてくることがあっても、アプリ上から校正(調整)することもできるので安心です。
前モデルの温湿度計と並べて比較。読みやすさは想像以上
前モデルの温湿度計と並べて比較。
横幅はそこまで変わらないものの、縦に長くなった分、文字が一段と大きくなりました。
文字サイズが大きくなっただけでなく、文字の線も太くなったことで、想像して以上に読みやすいです。
可能な限り離れて撮影。
前モデルは、よーく目を凝らさないと見えませんが、温湿度計プラスのほうは離れててもあっさり読めました。
横から見た写真。
意外にもプラスのほうが奥行きは小さいです。
スタンドが超進化。2段階の角度調整が可能に
前モデルは、専用のスタンドを背面の穴に挟めて角度調整するという、少し簡素な仕組みでした。
新型はこのスタンドが大幅に改善!
Nintendo Switchのような折りたたみスタンドが内蔵され、後ろのスタンド部分をガバッと開くと、角度がつけられるようになりました。
2段階の角度調整ができます。
もちろん傾斜を付けたくない場合は、スタンドを閉じておけばOKです。
好きな場所に設置できる仕組み
この温湿度計は、壁などにも取付しやすい工夫がされています。
まず背面の上側には「吊り穴」があり、壁に画鋲を刺してそのまま吊るせます。
さらに本体の背面にはマグネットが内蔵されているので、金属の部分にピタッとくっつけられます。
冷蔵庫にもそのままくっつきました!
付属の「金属プレート」を使った取り付けもできます。
この金属プレートは温湿度計のマグネットにくっつくので、取り付けしたい場所に両面テープで貼り付けることで、先ほどの冷蔵庫と同じような感じでくっつけられます。
【新機能】快適度が「マーク」で分かるように
画面の左上に、部屋の快適さを表す「マーク」が表示されるようになりました。
適切な温湿度の場合は「快適」、乾燥している場合は「乾燥」、湿度が高い場合は「湿潤」というように、3段階のマークで表示されます。
ちなみにこの快適度の範囲は自分で好きなように変更できます。
例えば、初期設定では「20〜26°」が快適温度に設定されていましたが、これを「22°〜28°」に変更することも可能。
人によって快適な温度って違うと思うので、自由に変更できるのは地味に嬉しいですね。
スマホから温湿度を確認できる
スマート温湿度計なので、スマートフォンやタブレットのSwitchBotアプリから確認でもきます。
過去の温湿度を折れ線グラフで確認できるのも便利。
「SwitchBotハブミニ」を使えば、外出先からでも温湿度が確認ができるようになる
「SwitchBot温湿度計プラス」だけでは、Bluetoothでの通信にしか対応しておらず、スマートフォンからは近くにいるときにしか確認できません。
ネットに繋がる「SwitchBotハブミニ」を用意すれば、そのハブミニを経由して、外出先からでも温湿度を確認できるようになります。
他にも「SwitchBotハブミニ」は、スマートリモコンの機能も搭載しているので、スマートフォンから、テレビやエアコンのリモコンを登録して操作することも可能に。
IoT加湿器との相性も凄い
先日、「SwitchBotボット(指ロボット)」で空気清浄機の加湿機能を自動化させました。
さらにこの温湿度計と連携させることで、部屋の湿度に合わせた自動化もできるようになります。
湿度が35%を切ったときに、空気清浄機の加湿ボタンを押すという自動化を実現。
またこの自動化が有効になる時間帯も決められるので、仕事で留守中の時間帯は、湿度が低くなっても起動しないということも可能なので安心です。
新型と旧型、どちらを購入したらいいのか
- ディスプレイで温湿度を確認したい
- 角度を2段階で調整したい
- 小型なのがいい
- 少しでも安く購入したい
機能的にはほとんど変わらないので、温湿度計自体で確認することが多いかどうかで決めるといいと思います。
僕はリビングだけプラスで、スマホからしか見ることがほとんどない部屋では旧型を使っています。
まとめ
- 画面が大きくて見やすいのは正義
- 他のSwitchBot製品と連動させればさらに便利
- スマートフォンで確認するのがメインな方は前モデルでも十分だと思う
プラスは画面が大きくなり、離れた場所からでも確認がしやすくなりました。
旧型と機能的にはほとんど変わらないですが、温湿度計を直接見ることが多い方は、新型の方がおすすめです。