この記事では、ASUSのモバイルモニターの「MB16ACE」と「MB16AC」の違いについて書きまとめました。
どちらも同じディスプレイに見えますが、少しだけ異なる部分があるので、細かく解説していきます!
- 「MB16ACE」と「MB16AC」の違い
- 「MB16ACE」と「MB16AC」はどちらがおすすめか
ASUS「MB16ACE」「MB16AC」の違いを比較!
ZenScreen MB16ACE | ZenScreen MB16AC | |
---|---|---|
画面サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ |
パネル | IPS | IPS |
表面処理 | ノングレア | ノングレア |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
輝度 | 220 cd/m2 | 220 cd/m2 |
コントラスト比 | 800:1 | 800:1 |
最大表示色 | 約26万色 | 約26万色 |
視野角 | 178° / 178° | 178° / 178° |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
応答速度 | 5ms | 5ms |
色域 | 不明 | 不明 |
FreeSync | – | – |
フリッカーセーフ | ○ | ○ |
映像入力端子 | USB-Cx1 (DP Alt Mode & USB 3.2) | USB-Cx1 (DP Alt Mode & USB 3.2) |
ヘッドフォン出力端子 | ○ | ○ |
HDCP | ○ | ○ |
スピーカー | – | – |
付属品 | スマートケース USB-C to A 変換アダプタ USB-Cケーブル | スマートケース USB-C to A 変換アダプタ USB-Cケーブル ZenScreenペン |
サイズ (幅x高さx奥行) | 434x310x76mm | 434x310x76mm |
重量 | 約0.8kg | 約0.8kg |
発売 | 2020年4月 | 2017年7月 |
「MB16ACE」と「MB16AC」の性能をスペック表にしました。
比較して優れている部分を赤文字にしています。
発売時期から見て、「MB16ACE」のほうが3年近く後に発売されているので、新型モデルとみてよさそうです。
【違い1】スマートケースのスタンド時の形状が異なる
まずモバイルモニターのスタンド機能と保護カバーとして使える「スマートケース」の仕組みが異なります。
「MB16AC」はよくあるタブレットケースと同じような折り方のケースですが、「MB16ACE」はタブレットケースは違う折り方で、縦向きのディスプレイにも対応するようです。
【違い2】「MB16AC」には「スタンド用のペン」が付属する場合がある
MB16ACE | MB16AC |
---|---|
スマートケース USB-C to A 変換アダプタ USB-Cケーブル | スマートケース USB-C to A 変換アダプタ USB-Cケーブル ZenScreenペン |
どちらも性能も機能も変わらなそうですが、MB16ACには、「ZenScreenペン」が付属。
ただこのペンはタッチペンではなく、スマートケースを使わずにディスプレイを立てかける為に使用されます。
ディスプレイの右下にある穴に、このペンを差し込むと、スタンドを用いなくてもディスプレイを立てかけることが可能です。
後から登場したMB16ACEには、この「ZenScreenペン」は付属しないようですが、穴に入るペンなら何でもいいようなので、適当なボールペンやシャープペンシルで代用できます。
まとめ
- それぞれ「スマートケース」のスタンド時の折り方が異なる。
- MB16ACには、ディスプレイを立てかけられる「ZenScreenペン」が付属(※適当なボールペンなどで代用可能)
- ディスプレイ自体の、性能や機能はスペックを見比べる限りでは変わらない
- 「MB16AC」は販売終了している為、これから購入するなら「MB16ACE」がおすすめ
ASUS「MB16ACE」と「MB16AC」の違いをまとめました!
結果として、ディスプレイ自体はほぼ違いはないようですが、スマートケースの仕組みが異なるのと、旧型のMB16ACには、ディスプレイを立てかけられる「ZenScreenペン」が付属します。
ただし、立てかける為に使用するペンなだけで、スタイラスペンではありませんし、適当なボールペンなどでも代用可能です。また付属のケースを使えばペンを使わなくてもディスプレイを立てられます。
「MB16AC」は販売終了している為、これから購入するなら「MB16ACE」がおすすめです!