SONYのコンデジ「RX100M3」を使っているのですが、一般的なサイズの三脚を一緒に持ち運ぼうとすると、折角のRX100M3のコンパクトな本体の意味が半分薄れてしまいます。
普段は滅多に三脚は持ち運ばないのですが、夜景を撮りたいときは手持ちだとブレてしまいますし、床やテーブルに置いて撮りたいときは角度調整もできないので、そんなときは三脚が欲しくなります。
そこでコンパクトなRX100シリーズと相性のいい三脚を見つけたのでレビューしたいと思います!
ミニ三脚 Manfrotto PIXI MTPIXI-B
Manfrottoという有名な三脚メーカーから発売されている「Manfrotto PIXI MTPIXI-B」というミニ三脚です。
RX100ユーザーの中では持っている方も多い定番商品。
僕が購入したのは「ブラック」ですが、他には「ホワイト」「レッド」のカラーバリエーションがありました。
非常にコンパクトなミニ三脚
ミニ三脚なのでとてもコンパクトでかわいいです。
畳んだ状態だと僅か18.5 cmという長さしかないんで、500mlのペットボトルよりも短い長さ。
この短さならカバンにも楽々入っちゃいますね!
重さも190gととても軽量です。
Manfrotto PIXIはAmazonで2000円ほどとリーズナブルなのですが、金属素材で値段以上に高級感があり、しっかり作られています。
足の先端にはゴムが付いていて設置したときに滑りにくくする工夫がされています。
3本の足を開くだけで三脚化
一般的な三脚と同じように3本の足を開くだけで三脚として使える状態になります。
足を伸ばしたりして髙さ調整をすることは一切できませんが、開くだけで使えるようになる手軽さはいいですよね!
RX100M3を取り付け
取り付け方法は一般的な三脚と同じで、上部のネジにカメラを回すだけでOKです。
SONYのコンデジ「RX100M3」を取り付けてみましたが、どちらもコンパクトですごくかわいい(笑)
角度調整が簡単
角度調整がとても簡単で、プッシュボタンを押すとヘッドボールがフリーな状態になり、カメラの向きを自由に動かせられます。
ロックしたいときはプッシュボタンを離すだけで固定されるので、調整がすごく簡単です。
畳んだ状態だとハンディグリップとしても使える
Manfrotto PIXIはただのミニ三脚ではなく、足を畳んだ状態にすると、ハンディグリップとして自撮り棒のように手で持って使えます。
シャッターがないので、写真撮影するときには使いづらいですが、動画を撮るときに便利です。
iPhoneにも取り付けられる(オプション)
スマートフォンアダプターを用意すれば、iPhoneなどのスマートフォンを取り付けることも可能です。
Amazonではスマートフォンアダプターがセットになったモデルも販売されています。
ミニ三脚の用途
ミニ三脚が向いているシーン
- 夜景の撮影
- 長時間露光の撮影
- テーブルなどに置いて撮影
- 手で持って動画撮影
- 登山など大きな荷物を運べないとき
ミニ三脚はカバンにもスッポリ入れられるので持ち運びが大変しやすく、普通サイズの三脚を持っていけないときに重宝します。
まずはテーブルなどに置いて撮影したいシーン。カメラだけでもテーブルに置いて撮影することはできますが、角度調整ができませんし、平面じゃないと安定して設置できません。
ミニ三脚があるだけで、平面の場所じゃなくても置けますし、角度調整ができるようになるので、より自由な写真が取れるようになります。
また夜景は手で持って撮影するとブレやすいので、ミニ三脚を使えばブレることなく撮影することができ、長時間露光写真をキレイに撮ることも可能です。
またManfrotto PIXIは畳んだ状態だとハンディグリップとしても利用できるので、自撮り棒や、動画を撮影するときにも便利!
ミニ三脚が向かないシーン
- 高い位置からの撮影(テーブルなど置く場所もない場合)
- 集合写真
- 子供の運動会
- 風景写真
ミニ三脚は高さがないので、風景写真を撮ろうとするとローアングルになってしまいます。
また集合写真や子供の運動会など高さが必用な写真を撮りたいときにも向きません。
テーブルなどに置いて髙さを上げられるときには大活躍します。
まとめ
- コンパクトでRX100シリーズとの相性抜群
- 角度調整が簡単
- ハンディグリップとしても利用可能
- Amazonで2000円ほどとリーズナブル
- 1kgまでのカメラに対応
- 普通の三脚との併用がおすすめ
普通サイズの三脚の代わりにはなりませんが、三脚を持っていけば荷物にならずに、三脚を使わないときよりも幅広い写真が撮れるすごいアイテムだと思いました。
おすすめなのが、普通の三脚とミニ三脚の併用です。
集合写真や風景写真など高さが必要なシーンでは普通サイズの三脚を持ち運び、それ以外の低い位置からでも大丈夫な写真や、テーブルなどに置いて高さが確保できる場面では、荷物にならないミニ三脚が活かせます。