これまでのMacはIntelのCPUでしたが、2020年11月に、Apple独自の自社製チップ「M1チップ」を搭載した「MacBook Air」「MacBook Pro 13インチ」「Mac mini」が発売されました!
僕が使っているMacBook Proも4年前のエントリーモデルで、スペック的にそろそろ買い替えたいなと思っていた矢先に出てきたので、発売開始された日に「MacBook Air」を予約。
僕が購入したMacBook Air M1チップ 2020
- MacBook Air M1チップ 2020
- スペースグレイ
- Apple M1チップ
- 8コアGPU
- 16GBユニファイドメモリ
- 512GB SSDストレージ
僕はこのような構成で購入しました。素の状態からGPUを8コア、メモリを16GB、そしてGPUを8コアにすると自動で変わりますがSSDは512GBです。
一緒に発売されたM1チップのMacBook Proとスペックはほぼ変わらない構成になってます。(大きな違いは冷却ファンやTouch Barです)
そしてIntel CPUだったら普通に20万円くらいしそうな構成ですが、なんと149,800円(税別)…!
MacBook Air M1チップ 2020 開封レビュー
それでは開封していきます!
パッケージはいつものMacBookシリーズと変わらない感じですね。
付属品
- 30W USB-C電源アダプタ
- USB-C充電ケーブル(2m)
- 簡易説明書など
MacBook Pro 13インチのほうは「61W」の電源アダプタですが、Airは「30W」の電源アダプタなのでとてもコンパクトです。
持ち運びもしやいサイズなので、自宅だけでなく外出時にも便利そうですね。
充電用のUSB-Cケーブルの長さは2mのものです。
コンセントがMacBookの近くにある場合は、1mのものを用意すると、ケーブルをスッキリできます。
デザインは変わらない
うん、カッコいい。
これまではシルバーを使っていましたが、今回はスペースグレイにしてみました。
Airは楔形で、手前の方が細くなっています。
2016年モデルのProと比べてみても、縦横のサイズは変わらないのですが、手前の厚みがAirのほうが薄くなっています。(※奥のほうは若干Airのほうが厚いです)
重さは約1.29kg
重さは約1.29kgとなり、このサイズのノートパソコンとしてはそこそこの重量があります。
MacBook Pro 13インチは約1.4kgなので、Airのほうが約100g軽いです。
Thunderbolt/USB-Cポートは左に2つ
MacBook Pro 16インチなどでは、左右どちらにもThunderbolt/USB-Cポートが備わっていますが、MacBook Airは左側に2ポートあるだけです。
Magic Keyboadである安心感
M1チップ以前からですが、現在のMacBookは全てシザー構造の「Magic Keyboard」を採用しています。
iMac/Mac mini向けのMagic Keyboardの同じタイプのキーボードで、打鍵感のしっかりある打ちやすいキーボードです。
そして少し前まで採用されていた「バタフライキーボード」は故障しやすいと話題で、僕のMacBook Pro 2016もキーボードの不具合で3回修理に出しました…(笑)
なにやら、キーの内部に埃やゴミが入りこんでしまうと、入力できなくなったり、一度の入力で勝手に複数回入力されたりなどの症状が出ることがあるそうです。
今回買い替えたM1 MacBook Airは、Magic Keyboardになるので、バタフライキーボードよりも長く安心して使えそうです。
MacBook Air M1チップを1週間使った感想
①サクサク、キビキビ動く
シングルコアスコア | マルチコアスコア | GPU | |
---|---|---|---|
MacBook Air M1 2020 | 1701 | 7506 | 18273 |
MacBook Pro 13インチ 2016 (Core i5) | 447 | 1061 | 6054 |
MacBook Pro 16インチ 2019 (Core i9/Radeon Pro 5300M) | 約1100 | 約6900 | 約22400 |
GeekBenchのスコアで比較しても、かなりスコアが高く、しかも16インチのMacBookのスコアを超えているところもありますね…!
そして速いと話題のM1チップMacBookですが、実際に使ってみると…
2016年MacBook Proからの買い替えということもありますが、想像以上にサクサク動きます(笑)
動画編集など重たい作業はそこまでしないのですが、ソフトの起動や、ウェブブラウザの動作など、全ての動作がキビキビと動いと気持ちがいい。
とくに画像編集ソフトの「Pixelmator Pro」では、2016年のMacBook Proだと、もたつきを感じる場面が多々あったのが、M1チップだキビキビ動いて非常に快適です。
②一部のiOSアプリがMacで動くのが嬉しい
M1チップになったことで、一部のiOS/iPadアプリがMacBookでも動作するようになりました。
個人的に嬉しかったのが、TP-LinkのネットワークカメラのiOSアプリがMacで使えること。これまではiPhoneかiPadを使っていたのが、Macでも子供の様子を見られるようになったのはありがたい。
あとまだ動作確認まではできていませんが、iOS/iPadOSで人気の動画編集ソフト「LumaFusion」も起動はしました!感動。
③バッテリーは全然減らない
モデル | バッテリー持続時間 |
---|---|
MacBook Air M1 2020 | 最大18時間 |
MacBook Pro M1 2020 | 最大20時間 |
MacBook Pro 13インチ 2016 | 最大10時間 |
M1チップは処理速度だけじゃなく、電力効率にも優れているため、従来のモデルよりもバッテリー持続時間が格段に向上しています。
MacBook Airなら最大18時間、MacBook Proなら最大20時間の動画再生が再生可能となり、使い方にもよりますが、ほぼ一日中使えるようになりました。
実際に使っても本当に全然減りません…!
④ファンレスでも熱くならない
MacBook Airは、CPUのファンがないファンレス仕様になりました。
そのため、「こんな高性能なのに発熱大丈夫なの…?」と届くまで心配でした。
しかし実際に使ってみると、ビックリするほど熱くならない…!
寒い季節なのも多少影響しているかもしれませんが、画像編集くらいでは全然熱くなりません。
動画編集などの重たい作業は行ってはいませんが、少なくとも画像編集くらいなら熱の心配はいらなそうです。
⑤見た目は変わらないので、ちょっと古臭くも感じる。あともう少し軽いと嬉しい
M1チップになり中身はガラっと変わりましたが、本体のデザインは従来と変わらないので、ちょっと古臭くも感じてしまいます。
種類は違いますが、2016年のMacBook Proとほぼ同じデザインなので、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。
さらに来年登場のMacBook Proではデザインを一新するとの噂もあるので、それが出たらますます古さを感じてしまうかもしれませんね…
あとAirでも約1.29kgあるのでちょっと重い…
このサイズのWindowsノートPCだと1kgを切るものもあるのでもう少しなんとかならなかったのか…
⑥これで10万円台で買えるのはコスパ性能高すぎると思う
倍以上の価格の16インチ Proに匹敵するほどの処理性能や、飛躍的に向上したバッテリーのMacBook Airですが、これで10万円台で購入できてしまうのってやばくないですか…!?
一番安いモデルは税込12万円ほどで購入できてしまい、しかもそのモデルでも動画編集も問題なくできてしまうらしい…
まとめ
- 処理性能が驚くほど向上
- バッテリー持続時間も飛躍的に伸びた
- 従来よりも価格が抑えられている
- デザインは変わらない
大雑把なレビューになってしまいましたが、「こんなに感動したパソコンは初めて!」と感じるほど素晴らしいMacBook Airでした。
一番安いモデルでも従来のハイエンドモデルに匹敵する性能を秘めているのは凄まじいですよね。
そして今年のApple製品は、「iPhone 12 mini」や「iPhone SE (第2世代)などコスパの良い製品が多くて嬉しいです。