Kindleは、目に優しい「e-ink ディスプレイ」を採用した、本物の紙のような読み心地ができる読書専用端末です。
そして気になるのが…
Kindle端末って、画面保護フィルム必要なの?
フィルムを貼ることでディスプレイの傷防止になりますが、せっかくの紙のような「e-ink ディスプレイ」の効果が落ちてしまうんじゃないかと心配になります。
そこでこの記事では、Kindle端末に保護フィルムを貼った状態・貼ってない状態で、どのくらい画質が変わるのか、読みにくくならないのかを比較検証してみたいと思います!
- Kindleに画面保護フィルムを貼ると、画質が落ちる?読みにくくなる?
- 画面保護フィルムは必要なのかどうか
Kindleって画面保護フィルムは必要?
スマートフォンやタブレットでは、当たり前のようになった画面保護フィルムですが、Kindle端末用のフィルムも販売されています。
スマートフォンやタブレットのディスプレイは、ガラスでできているので、フィルムを貼らなくても、そこまで傷がつくことはありません。
ただしKindleのディスプレイの表面はガラスではないので、スマートフォンやタブレットよりは傷がつきやすいです。
フィルムを貼ったほうが安心ではありますが、せっかくの紙に近い質感のディスプレイが損なってしまう可能性があります。
右半分にだけ保護フィルムを貼って画質を比較してみる
Kindle用の保護フィルムを、Kindle Paperwhiteの、右側半分にのみ貼り、貼った状態と、貼ってない状態で、どこまで画質が変わるのか検証していきます。
活字の本で比較してみます。
フィルムを貼ると、ぼやけたような文字になってしまうじゃないかなと思っていましたが、そこまで変わりありませんでした。
どちらもくっくりした文字で、読みやすいです。
漫画での画質
続いて、漫画の表紙で比較。
文字と同様に、イラストもそこまで差があるとは感じませんでした。
【デメリット】フィルムを貼ると、光の反射・映り込みが大きくなる
画質の劣化はそこまで変わりませんでしたが、フィルムを貼ると光の反射、映り込みが増加しました。
デスクライトを上に置いてみると、一目瞭然…!
貼ってない状態ではそこまで反射がなかったのが、フィルムを貼っているほうは結構派手に映りこむように。
Kindleの公式品として販売されている、反射防止効果のあるフィルムだったのですが、やはり貼ってない状態には勝てません。
光の反射は読みやすさにも影響しますし、光の反射が少ないほうが紙に近いように思います。
Kindleの画面保護フィルムはどんな人におすすめ?
- 絶対に傷をつけたくない
- 手帳型のケースを使わない
- 屋外で使うことが多い
- 光の反射・映りこみがあっても気にならない
- 多少の傷がついても気にならない
- 手帳型ケースを使っている
- 反射も少ない、紙に近い読み心地で読みたい
- 屋内で使うことが多い
保護フィルムを貼ったほうがいい人、貼らなくてもいい人を簡単にまとめてみました。
紙に近い質感を重視するか、安心を重視するかで、判断するといいでしょう!
ただし保護フィルムを貼っていても、衝撃で画面にダメージが入る場合もあるので、僕個人としては保護フィルムよりも、手帳型のケースのほうが大事かなと思っています。バッグの中に入れたときも安心です。
まとめ
- フィルムによっては、画質はそこまで変わらない
- 反射が増えて、やや読みにくくなる
フィルムを貼ることでの画質の劣化はほとんどありませんでしたが、反射や映り込みが増えたり、せっかくの紙に近い読み心地からやや遠ざかってしまうことがわかりました。(利用するフィルムの種類にもよると思います)反射防止フィルムでも、そこそこの反射があったので、テカテカなグレアフィルムやガラスフィルムを貼ると余計に反射がひどくなりそうですね。