「iPhone XS」は「iPhoneX」と形状がほとんど一緒なので、ケースもそのまま流用できると思いますが、実は使えないケースも多くあるんです。
今回は「iPhone X用のケース」で使えるものと使えないもの。
これから「iPhoneXS」に装着させるケースを買われる場合の注意点をまとめてみました!
「iPhoneXS」に「iPhone X用のケース」が使えないものがある理由
①「iPhoneXS」はカメラのサイズ・位置がわずかに違う

iPhone XS対応ケース

iPhone X用ケース
「iPhone X」と「iPhone XS」は本体サイズ、厚さはまったく一緒なのですが、カメラの大きさと位置に若干の違いがあります。
「iPhone XS」のほうがほんの僅かに大きくなり、位置も異なるため、カメラを囲う部分が小さいケースの場合は、カメラとケースが干渉してしまい装着できない可能性があります。
実際に僕が「iPhone X」で使用していたケースを「iPhone XS」に装着したところ、装着はできたのですが、カメラの右下側が若干干渉しています。
カメラの開口部が広めで余裕のある大きさのケースなら問題なく装着できる可能性が高いです。
②スピーカー・マイク穴の数、位置が違う
Lightning端子の両サイドにスピーカー穴とマイク穴がありますが、「iPhone X」とiPhone XS」では数と位置に違いがあります。
左側のマイク穴は、穴の数が減っていて、右側の穴は位置に若干のずれがあります。
そのため、本体の穴1つ1つピッタリに開けられたケースの場合、装着させると穴を蓋がれてしまう恐れがあります。
全ての穴が繋がるように大きく開けられているケースでは問題ないと思います。
③手帳型ケースのオートスリープが機能しない可能性大
手帳型ケースでオートスリープに対応したケースもありますよね。
ケースの蓋部分にマグネットが備わり、カバーを開けるとスリープ解除、閉めるとスリープになり画面が消える機能です。
ところが、「iPhone X」と「iPhone XS」では本体内の磁器センサーの位置が変わってしまったため、iPhone X用のケースを「iPhone XS」で使おうとしても、オートスリープ機能が働かなくなる可能性が高いんです。
手帳型ケースの場合は要注意ですね。
「iPhone XS対応」と表記されているケースを選ぼう
「iPhone XS」発売以前から販売されているケースは、「iPhone X」専用に作られたケースです。
カメラ用の開口部が小さめのケースは、カメラが干渉してしまう可能性があります。
これから「iPhone XS」のケースを買われる場合は、「iPhone XS対応」「iPhone 2018対応」の表記がしっかりあるケースを選びましょう。
一番安心なのは、Apple純正の「iPhone XS専用ケース」ですね。
「iPhone X用」と「iPhone XS用」で分けられて販売されているので、それぞれの本体に合うように設計されています。
少しお値段は張りますが、相性が悪くて何度も買い直すよりも安上がりです。
