急速充電なら30分で最大50%も充電できる!?
最近よく耳にする急速充電ですが、iPhone 8以降のiPhoneは急速充電に対応しています。
急速充電を利用すると、なんと僅か30分の充電で最大50%も充電できるんです。

今回は、iPhoneを急速充電するために必要な物と、実際にどのくらい早く充電されるのか検証してみたいと思います!
iPhone付属のACアダプター、Lightningケーブルでは急速充電できない
iPhone 8以降のiPhone本体自体は、急速充電に対応しているのですが、実は付属のACアダプタを利用しても急速充電できないんです。
MacBookやiPad Proなどに付属のUSB-CタイプのACアダプタや、同等の性能のACアダプタを利用することで急速充電することが可能です。
対応機種はiPhone 8以降の機種
急速充電はiPhoneの場合、iPhone 8以降の機種に対応しています。
それ以前の機種でも急速充電器を使うことはできますが、急速では充電されないので注意です。
iPhoneを高速充電するために必用なもの
- 急速充電対応のiPhone
- 急速充電に対応したUSB-C 電源アダプタ
- USB-C-Lightningケーブル
急速充電に対応したiPhoneの他、2つのアイテムが必要になります。
①急速充電に対応したUSB-C 電源アダプタ
- Apple 18W、29W、30W、61W、または 87W の USB-C 電源アダプタ
- USB Power Delivery (USB-PD) に対応する、互換性のある他社製の USB-C 電源アダプタ
Apple純正品であれば、iPad Pro (2018)以降の18W以上のUSB-C ACアダプターや、USB-Cケーブルで給電できるMacBook/Pro/Airの充電器を使うことで、iPhoneを高速充電することができます。
またサードパーティ製でも、USB Power Delivery (USB-PD) に対応しているUSB-C 電源アダプタなら利用可能です。





②USB-C-Lightningケーブル
iPhoneに付属している「Lightning – USBケーブル」では高速充電できなきないため、片側がUSB-C、反対側がLightning端子のケーブルが必要になります。
Apple純正品なら「USB-C-Lightningケーブル」を利用すればOKです。


実際にiPhoneを高速充電してみた!
iPhone XSを急速充電してみます。
用意したのは、「Lightning – USBケーブル」と、MacBook Proに付属の「61W USB-C 電源アダプタ」です。
「61W USB-C 電源アダプタ」は持っていたので、「Lightning – USBケーブル」だけ新たに購入しました。



見る見るバッテリーの容量が増えていくのがわかります。
充電開始 | 10% |
30分後 | 59% |
1時間後 | 82% |
1時間30分後 | 92% |
2時間07分後 | 100% |
前半の充電量が凄まじい!本当に30分で半分くらい充電されています。
ちなみに急速充電は、ある程度充電されると低速の充電に切り替わるそうで、80%くらいからの充電速度は、一般的な充電器とあまり変わらない速度になっているのがわかります。
まとめ
- iPhoneは対応した充電器を用意することで急速充電できる
- iPhone 8以降の機種に対応
- 30分で50%は本当だった
iPhone付属の充電器では急速充電できませんが、iPad、MacBook付属のACアダプタまたは同等のACアダプタを利用することで急速充電できます。
実際に試してみても30分で約半分の49%も充電されたのには驚きでした!
寝る前に充電するだけなら急速充電のメリットはあまりないのかもしれませんが、1日バッテリーが持たなくて途中で充電するという方には、かなりおすすめです。
食事や入浴時などの隙間時間に充電しておくだけでも、結構充電されるので、忙しい方に重宝すると思います。
また僕もこの前購入した「モバイルバッテリー内蔵ACアダプタ」もおすすです!
コンセントのない場所でも急速充電できて、コンセントのある場所ならACアダプタとして利用しながら内蔵されたバッテリーも一緒に充電できるんです。



