この記事では、アイ・オー・データの65型4K液晶ディスプレイEX-U651DとEX-U651DXの違いを1つずつ見ていきます!
どちらもADSパネルの4Kで、HDMIは3系統、18時間の連続稼働にも対応します。型番の最後にXが付くかどうかで、変わるのは画面より外側でした。
では、どこを見て選べばいいのか。答えは置き場所のほうにあります。
編集長同じ65型でも、据える場所によって向き不向きがはっきり分かれる2台なんですよ!
9月11日 6:23時点の価格です(変動します)
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EX-U651DとEX-U651DXのスペック比較
| 項目 | EX-U651D | EX-U651DX |
|---|---|---|
| 最大輝度(標準値) | 500cd/㎡ | 350cd/㎡ |
| コントラスト比(標準値) | 1400:1 | 1200:1 |
| パネル表面処理 | ハーフグレア | 非光沢 |
| フリッカーレス | ○(輝度設定16以上で有効) | 非搭載(仕様表は「-」) |
| 壁掛けの規格・向き | 400×400mm/傾斜角度は上下20°まで可・縦置き可 | 400×300mm/縦置き・上下逆さ・傾斜・天吊りは不可 |
| ディスプレイウォール機能 | 対応(最大25画面・額縁補正あり) | 非対応(公式に記載) |
| 音声出力 | RCA(白色:L音声、赤色:R音声) | ステレオミニジャック φ3.5mm |
| 盗難防止用ホール | ○ | 非搭載(仕様表は「-」) |
| 質量(スタンドあり) | 約22.5kg | 約17.0kg |
| 年間消費電力量 | 417.2kWh | 342.1kWh |
| 消費電力(最大時) | 220W | 170W |
| 外形寸法(スタンドあり・幅×奥行×高さ) | 約145×33×86cm | 約145×29×86cm |
| 応答速度 | 7ms[GTG] | 6ms[GTG] |
| 添付のケーブル | HDMI(1.8m)・RS232-C(1.8m)・電源コード(1.8m) | HDMI(1.8m)・電源コード(1.8m) |
| 画面サイズ・パネル | 65型ワイド(可視領域64.5型)/ADS | 65型ワイド(可視領域64.5型)/ADS |
| 最大表示解像度 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 最大リフレッシュレート | 60Hz(最大解像度時) | 60Hz(最大解像度時) |
| 最大表示色 | 10億7374万色(10bit入力時) | 10億7374万色(10bit入力時) |
| 視野角度 | 上下178°/左右178° | 上下178°/左右178° |
| 映像入力端子 | HDMI(HDCP 2.2)×3 ※4K/60Hz対応 | HDMI(HDCP 2.2)×3 ※4K/60Hz対応 |
| RS-232C端子 | D-sub9ピン(オス) | D-sub9ピン(オス) |
| USBポート | USB Standard-A×1(メディアプレーヤー用・給電5V/1A) | USB Standard-A×1(メディアプレーヤー用・給電5V/1A) |
| スピーカー | 5W+5W(ステレオ) | 5W+5W(ステレオ) |
| ヘッドホン端子・音声入力 | 非搭載(仕様表は「-」) | 非搭載(仕様表は「-」) |
| HDR | 非対応(仕様表は「-」) | 非対応(仕様表は「-」) |
| 可変リフレッシュレート | 非対応(仕様表は「-」) | 非対応(仕様表は「-」) |
| ブルーリダクション2 | ○ | ○ |
| スタンドの調整機構 | チルト・スイベル・高さ調整・ピボットとも非搭載 | チルト・スイベル・高さ調整・ピボットとも非搭載 |
| 連続稼働・保証 | 18時間連続稼働に対応/3年間(1日18時間以内) | 18時間連続稼働に対応/3年間(1日18時間以内) |
色が付いた14項目が違い。残る15項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは4つ|画面ではなく、据えかたのほうが変わる
違い 1明るさは500cd/㎡と350cd/㎡|窓のある部屋か、蛍光灯の下か
| EX-U651D | EX-U651DX |
|---|---|
| 500cd/㎡(コントラスト1400:1) | 350cd/㎡(コントラスト1200:1) |
一番大きい差はここです。EX-U651Dの最大輝度は500cd/㎡で、EX-U651DXは350cd/㎡でした。
というのも、明るさが効いてくるのは日差しの入る場所です。窓際の売り場やブラインドを開けた会議室では、画面が白っぽく沈んで文字が読みにくくなります。日中に人が集まる部屋なら、この差はかなり大きいです!
とはいえ、表面の処理は逆になります。EX-U651DXは非光沢、EX-U651Dはハーフグレア。蛍光灯や窓が映り込む席から見るなら、非光沢のほうが素直に見えるでしょう。
なお、明るいぶん電気も使います。年間消費電力量は417.2kWhと342.1kWhで、2割ほどの差が出ています。長くつけておく使い方ほど、じわじわ効いてくるところです。



置き場所の日当たりを思い浮かべると、どちらが向いているかが見えてきますね!
違い 2壁掛けと縦置き|傾けて吊るせるのはEX-U651Dだけ
| EX-U651D | EX-U651DX |
|---|---|
| VESA400×400mm・上下20°の傾斜可・縦置き可 | 400×300mm・縦置き/傾斜/天吊りは不可 |
次に効いてくるのが設置の自由度です。EX-U651Dのマウント規格は400×400mmで、上下20°までの傾斜取付にも対応します。
そのため、天井に近い高さから見下ろす形で吊るせます。案内板を頭上に置きたい店舗や、後ろの席まで見せたい大会議室と噛み合う作りですね。
これに対しEX-U651DXは400×300mm。しかも縦置き・上下逆さ・傾斜・天吊りの設置はできませんと公式が書いています。壁と平行に、横向きで付ける前提の1台です。
さらに、1枚の映像を複数台へ分けて映す「ディスプレイウォール機能」を持つのもEX-U651Dのほうです。最大25画面まで並べられて、額縁のぶんを埋める「額縁補正」まで入ります!
ただ、EX-U651DXは3辺フレームレスの筐体です。枠の細さを生かして並べる使い方はできるので、1台ずつ別の映像を出すなら不利にはならないでしょう。
補足壁掛け金具を選ぶときは、耐荷重も見ておくと安心です。スタンドを含む質量はEX-U651Dが約22.5kg、EX-U651DXが約17.0kg。5.5kgの差は、金具や下地の条件を決めるときに効いてきます。
違い 3フリッカーレスがあるのはEX-U651Dだけ|画面と長く向き合うなら
| EX-U651D | EX-U651DX |
|---|---|
| フリッカーレス設計(輝度設定16以上で有効) | 非搭載(仕様表は「-」) |
3つめは目の負担にかかわる話です。EX-U651Dはフリッカーレス設計で、バックライトを点滅させずに電流の大きさで明るさを変えます。
これに対し、EX-U651DXは公式の仕様表でフリッカーレスの欄が「-」。数時間つづけて画面と向き合う使い方なら、押さえておきたい差になります。
ただし、EX-U651Dも輝度設定が16未満だと従来の調光方式に戻る、と注意書きが添えられています。暗い部屋で明るさを絞る前提なら、頭に入れておくとよいでしょう。
反対に、サイネージのように離れて眺める用途では、そこまで神経質にならなくても平気です。机の前に据えるのか、遠くから見るのか。そこで判断が分かれます。



パソコンをつないで一日中作業する方ほど、この違いはじわじわ効いてくるはずです!
違い 4外へ音を出す端子の形|RCAとステレオミニで、使うケーブルが変わる
| EX-U651D | EX-U651DX |
|---|---|
| RCA(白色:L音声、赤色:R音声) | ステレオミニジャック φ3.5mm |
残る違いは、外へ音を出すときの端子です。EX-U651Dは赤白のピンプラグを挿すRCA、EX-U651DXは3.5mmのステレオミニジャックになります。
そのため、外部スピーカーやアンプへつなぐ予定があるなら、手持ちのケーブルが合うかを先に見ておくと安心です。変換プラグ1つで済む話ですが、届いた日に鳴らせないのはもったいないですよね。
また、シリアル通信でディスプレイを外から操作するなら、添付品にRS232-Cケーブル(1.8m)が入るEX-U651Dが手軽です!
EX-U651DXに付くケーブルはHDMIと電源コードまで。とはいえ端子そのものは両方にあるので、ケーブルを1本用意すれば同じことができます。
補足人の出入りがある場所へ据えるなら、盗難防止用ホールが付くのはEX-U651Dのほうです。EX-U651DXは仕様表の欄が「-」で、セキュリティワイヤーを通す穴がありません。受付や店先に置く予定なら、ここも見ておくとよいでしょう。
同じところ|画面も端子も、連続稼働の条件も横並び
- 画面65型(可視領域64.5型)ADSパネル・3840×2160
- 動き最大60Hz・視野角178°/178°・可変リフレッシュレート非対応
- 端子HDMI(HDCP 2.2)×3・RS-232C・USB Standard-A×1
- 音5W+5Wのステレオスピーカー・ヘッドホン端子は非搭載
- 再生USBメモリーの動画や静止画を映すメディアプレーヤー機能
- 画質10億7374万色(10bit入力時)・HDRは非対応
- 稼働18時間の連続稼働に対応・保証は3年間
- 調整チルト/スイベル/高さ調整/ピボットは非搭載
ここまで4つ挙げましたが、映像まわりの数値はほとんど動いていません。65型(可視領域64.5型)のADSパネルで、3840×2160、最大60Hz、視野角は上下左右178°まで共通です。
そのうえ端子も同じ。HDCP 2.2対応のHDMIが3系統で、どちらも4K/60Hzを受けられます。USBメモリーの動画や静止画を再生するメディアプレーヤー機能、5W+5Wのスピーカーも横並びでした。
そして18時間の連続稼働と3年保証も共通です。ただしどちらもHDRには対応していません。仕様表の欄が「-」なので、階調にこだわる映像を流すなら別のモデルを見たほうが早いでしょう。



画面そのものは同じなので、どこにどう据えるかで決めてしまって大丈夫でしょう!
9月11日 6:23時点の価格です(変動します)
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よくある質問
- Q明るいのはどちらですか?
- AEX-U651Dです。最大輝度は500cd/㎡で、EX-U651DXの350cd/㎡より明るくなります。
- Q縦向きに設置できますか?
- AEX-U651Dだけ可能です。EX-U651DXは縦置き・上下逆さ・傾斜・天吊りとも不可と公式が案内しています。
- Q壁掛け金具は同じものが使えますか?
- A穴の間隔が違います。EX-U651Dは400×400mm、EX-U651DXは400×300mmです。
- QHDRの映像はきれいに映りますか?
- AどちらもHDRには非対応です。公式の仕様表でも、搭載技術のHDR欄が「-」になっています。
まとめ
違いは明るさと表面処理、壁掛けの条件、フリッカーレスの有無、外へ音を出す端子の4点でした!
つまり、日の差す場所へ据えるなら「EX-U651D」がおすすめです。縦向きに置きたいときや、複数台で1枚の映像を映したいときも、選べるのはこちらだけになります。
反対に、枠の細さと軽さを取るなら「EX-U651DX」が合います。スタンドを含めて約17.0kgなので、壁掛け金具の選択肢も広がりますし、消費電力も控えめです。
据える場所の明るさと、壁に付けるかどうか。この2つを先に決めておくと選びやすいはず。



置き場所さえ決まれば、あとは型番にXが要るかどうかだけの話になります!
9月11日 6:23時点の価格です(変動します)
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