バッファローのUSB HDDの8TBモデルには、「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の、2つの見た目も機能もそっくりなモデルが販売されています。
そこで、この記事では「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の違いと、どちらがおすすめか解説します!
- 「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の違い
- 「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」どちらがおすすめか
バッファロー「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の違いを比較!
HD-AD8U3 | HD-ACD8U3 | |
---|---|---|
HDD容量 | 8TB | 8TB |
CMR HDD | – | ○ |
インターフェース | USB3.1(Gen1)/3.0/2.0 端子数:1 端子形状:MicroB | USB3.2(Gen1)/3.1(Gen1)/3.0/2.0 端子数:1 端子形状:MicroB |
サイズ | 114x33x171 mm | 114x33x171 mm |
重量 | 約900g | 約900g |
発売日 | 2018年3月 | 2022年11月 |
バッファロー8TB外付けHDD、「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の違いを簡単な表にまとめました。
比較して異なる箇所を赤文字にしています。
ちなみに「HD-AD8U3」は2018年に登場したモデルで、一方の「HD-ACD8U3」は2022年に発売された、比較的新しい製品となっています。
【違い1】HD-ACD8U3は、全録や同時録画に強い「CMR HDD」を採用
外観や容量などは基本的に変わりませんが、HD-ACD8U3では「CMR HDD」を採用しています。
CMR HDDは、高速で安定したデータ保存が可能なHDD
書き込みトラックを重ねる構造のSMR HDDとは異なり、負荷がかかっても書き込み速度が落ちにくい点が大きな特徴です。
連続的な録画や再生、削除を繰り返す用途に向いているため、全録や複数番組同時録画といった負荷のかかる用途にも向いています。
また、番組のダビングやパソコンのバックアップなどの速度アップも期待できます。
全録やダビング等を多く利用する方は、CMR HDDを採用して書き込み速度がより安定しやすい「HD-ACD8U3」のほうがおすすめです!
【違い2】HD-ACD8U3は「USB3.2(Gen1)」を採用しているが、、技術的には変わらない
HD-AD8U3 | HD-ACD8U3 |
---|---|
USB3.1(Gen1)/3.0/2.0 端子数:1 端子形状:MicroB | USB3.2(Gen1)/3.1(Gen1)/3.0/2.0 端子数:1 端子形状:MicroB |
USBの端子は変わりませんが、よく見るとHD-ACD8U3は「USB3.2(Gen1)」を採用しています。
ただし、どちらもGen1で、転送速度など仕様は変わりません。
HD-ACD8U3のほうが新しいモデルなので、その影響と思われますが、ここはとくに気にしなくて大丈夫です!
CMR HDD採用モデル
まとめ
- HD-ACD8U3は、全録や同時録画に強い「CMR HDD」を採用
- HD-ACD8U3は「USB3.2(Gen1)」を採用しているが、、技術的には変わらない
バッファローの8TBの外付けHDD、「HD-AD8U3」と「HD-ACD8U3」の違いを比較しました。
デザインや容量は変わりませんが、HD-ACD8U3ではより安定した書き込みができる「CMR HDD」が採用されており、全録や同時録画に適しているのが大きな特徴です。
1番組だけを録画する使い方なら「HD-AD8U3」でも十分ですが、全録や複数番組の同時録画をする場合は「HD-ACD8U3」のほうががおすすめです!
CMR HDD採用モデル