Apple Watch Series 10の数あるカラーバリエーションの中でも、漆黒のボディが画面と一体化して見える「ジェットブラック」は、その精悍なルックスで非常に人気があります。
しかし、その美しい見た目と引き換えに「傷が目立ちやすい」という声も聞かれます。iPhone 7でも採用されたカラーですが、当時も傷のつきやすさが指摘されていました。
今回は、Apple Watch Series 10のアルミニウム、ジェットブラックモデルを約10ヶ月間使用した正直な感想として、傷や塗装剥がれのリアルな状況をお届けします。
10ヶ月使用したジェットブラックの傷の状況

私が10ヶ月間、日常的に使用してきたApple Watchの傷の状況です。
ちなみに、入浴時以外はほぼ一日中装着していました。特に過酷な環境で使用したことはありません。
下地の銀色が見える塗装剥がれは、結構目立つ




最も気になるのが、何かにぶつけてしまった際にできる「塗装の剥がれ」のようなものです。
画面のガラスとアルミニウム本体の境目にあたる「縁(ふち)」の部分に2箇所ほど塗装の欠けのようなものがあり、下地であるアルミニウムの銀色が剥き出しになっています。
黒いボディに銀色の線や点があると、光の当たり方によってはかなり目立ちます。
派手にぶつけた記憶はないため、少しの衝撃でも縁の部分は剥がれやすいのかもしれません。


また意外なことに、裏側の充電器と接する部分の塗装も1箇所剥がれていました。
毎日充電器に設置するため、その摩擦で剥がれてしまったのでしょう。また、普段から肌に密着する部分なので、汗などが影響して劣化した可能性も考えられます。
装着中は目に付く部分ではありませんが、今後この剥がれが広がらないか少し心配です。
細かい擦り傷は、そこまで気にならない

一方で、日常生活でつくような薄い擦り傷のような細かい傷は、そこまで目立たないという印象です。
光の角度によっては傷が見えるものの、ジェットブラックの光沢感がうまくカモフラージュしてくれているようです。
【まとめ】傷が気になるなら「ジェットブラック」は避けた方が賢明かも
ジェットブラックの光沢ある黒いボディは、たしかに美しく、かっこいいものです。
しかし、縁や充電器との接触面の塗装が剥がれやすく、下地の銀色が見えてしまうとかなり目立つ点がネックとなります。
傷を付けずに使う自信がない方や、小さな傷でも気になってしまう方は、傷が目立ちにくそうなシルバーや、より高硬度なステンレススチールモデルを選ぶほうが、精神衛生上良いかもしれません。
傷を「使い込んだ味」として楽しめる方であれば、ジェットブラックはおすすめです。


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