AirPodsに上位モデルの「AirPods Pro」が登場しました!
これまでのAirPodsもケーブルレスでストレスフリーなことや、Apple製品との連携がスムーズが凄く、素晴らしい製品でした。
AirPodsファンの管理人は、今回のAirPods Proもレビューしたいと思います!
カナル型が苦手な僕も、外部音取り込みモードのお陰で、快適に使えました!
AirPods Proレビュー
注文するのが遅かったので2週間待ちになりましたが、ついにゲットできました…!
いざ開封!
セット内容
- AirPods Pro
- Wireless Charging Case
- シリコーン製イヤーチップ(3サイズ)
- Lightning – USB-Cケーブル
- マニュアル
カナル型なので、充電ケーブル、マニュアルの他に複数のサイズの「シリコーン製イヤーチップ」が付属しています。
シリコーン製イヤーチップは3種類付属
シリコーン製イヤーチップは「ラージ」「ミディアム」「スモール」の3種類付属しているので、自分の耳に合わせて選べます。
最初からAirPodsに取り付けられているのがミディアムサイズで、ラージとスモールサイズは付属品として同梱。
自分の耳に合うサイズに交換することができます。
ちなみにAirPods Proには、装着状況をテストしてくれる機能があり、密閉されているかどうか確認できます。
この機能を使えば自分に合ったサイズのイヤーチップがわかるんです!
充電ケーブルがUSB-Cタイプに変更
これまでのAirPodsには、USB-AタイプのLightningケーブルが同梱されていましたが、AirPods Proでは USB-CのLightningケーブルに変更。
iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxでも同じUSB-CのLightningケーブルが同梱されていますが、AirPods Proも同じケーブルになりました。
そのため、このケーブルを使って充電される場合は、USB-CポートのあるAC充電器が必要になるのでご注意を。
外観
こちらが充電ケースに入った状態のAirPods Pro。
普通のAirPodsと比べると、横に伸びて縦が短くなっています。
背面にはペアリングボタンが同様にあります。
ヒンジの金属部分が多くなったかな?
厚さはほとんど同じ。
またポートはどちらもLightningポートです。
iPhoneや、LightningポートのiPadでも充電できます。
オープン!
AirPods Proが顔を出し、同時にステータスランプが光ります。
充電ケースから取り外してみるとAirPods Pro本体が登場!
通常のAirPodsとはデザインが大きく変わっていますね。
こちらは装着すると顔側になる面。
反対のこちらが外側になる面です。
アクティブノイズキャンセリングの機能のためか、黒い大きなマイクのようなものが備わっています。
AirPodsとAirPods Proを並べてみると、うどんとも言われている下に伸びる柄の部分が1cmほど短くなっています。
うどん感が苦手な方はProのほうがつけやすいと思います。
またカナル型になり、イヤーチップも3サイズのものから変更できるので、普通のAirPodsが耳に合わなかった方でもProなら問題なく装着できる可能性が高いです。
ペアリング、Apple製品同士の切り替えがスマート
ペアリングの簡単さはAirPodsと同じで簡単です。
最初にペアリングをするときは、iPhoneの近くでケースの蓋を開けると、iPhoneの画面にペアリングの案内が出てるので、指示に従うだけで簡単にペアリングされます。
同じApple IDでログインした端末はペアリング不要
同じApple IDでログインしている端末間では、ペアリングする必要がなく、使っている端末に合わせて自由に切り替えながら使用することができます。
操作はタップではなく「つまむ」
これまでのAirPodsは、装着した状態でAirPodsをポンポンとタップすると、曲を再生、一時停止、スキップなどの操作ができました。
AirPods Proでは、タップではなく、軸の部分を「つまむ」操作になります。
- 1回押して再生、一時停止、電話に応答
- 2回押して次の曲にスキップ
- 3回押して前の曲にスキップ
- 長押しでアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替え
つまむ操作になって、何が変わるのかなと思いましがこんなメリットがありました。
まずタップ操作だと反応してくれないときがあったのが、つまむ操作になってからはほぼ確実に反応してくれるので、誤操作が激減しました。
またタップ操作だと、タップしたときの指とAirPodsが触れる「ポンポン」という雑音が耳に入ってきて、音楽が聞き取りづらくなることがありましたが、つまむ操作だとほとんど音がしないので、より音楽を楽しめるように!
Proのほうが圧倒的に操作しやすい!
- 誤反応が激減
- タップのときの嫌な音が無くて静か
耐汗耐水性能がつき、スポーツ時でも安心
AirPodsでは耐水性能がなかったので、雨の日や、スポーツでの汗で濡れることが推奨させていませんでした。(管理人は1年以上ジョギングで使用しましたが大丈夫でしたが)
AirPods Proでは耐汗耐水性能に対応し、少しくらいの水がかかっても大丈夫に。
その他にも、AirPods 第2世代の機能を継承
- H2チップで低遅延化、接続速度の短縮
- ワイヤレス充電対応
AirPods 第二世代の完全な上位機種になるので、第二世代の機能はほぼ搭載されています。
まずAirPods 第二世代と同じH2チップが採用されているので、第一世代のAirPodsよりも、遅延が低遅延だったり、使用するまでの接続時間が短縮されていて、使いやすくなっています。
またAirPods Proは標準でワイヤレス充電ケースになっているので、Qi充電器の上に置くだけで充電できます。
聞いてみた感想
ノイズキャンセリングの出来が良い
ノイズキャンセリング機能自体、ほとんど使ったことがなかったのですが、ネットでも絶賛されている通り素晴らしいの一言。
耳にAirPods Proを装着してしばらくすると、「すっー」っと周りが無音に!
音楽を流していない状態だと、まるで防音ルームにいるかのようなほぼ無音状態になります。
まったくの無音になるという訳ではありませんが、9割くらいの雑音をカットするような感じ。
これまでのAirPodsでは、電車やバスの中では雑音がたくさん入ってきて、大音量にしないと音楽が楽しめなかったのが、AirPods Proだと雑音が消されて、ボリュームをそんなに上げなくても音楽を快適に楽しめるようになりました。
電車で使ってみると、電車のノイズが90%くらいカットされるような感じで、本当に不思議な感覚!
雑音が大幅にカットされて通勤の疲れ具合も減ったように感じます。
外部音取り込みモードが新次元
AirPods Proはただのノイズキャンセリングイヤホンではありません。
「外部音取り込みモード」といって、AirPods Proのマイクから取り込んだ周りの音をそのまま、イヤホンから流すことができるんです。
これだけだとわかりにくいと思いますが、「補聴器」みたいな機能です。
カナル型のイヤホンは、耳を塞ぐことで重低音の響きや、音漏れがしにくいというメリットがある反面、周りの音が聞こえなくなってしまうので、外で使うと車や自転車か後ろから来ていても気付きにくく大変危険。
「外部音取り込みモード」を使うと、AirPods Proに内蔵されたマイクから外部の音を拾って、そのままAirPods Proのスピーカーから流してくれるので、音楽の音量を上げすぎなければ装着していても周りの音が聞こえるんです。
耳を塞がない普通のAirPodsでも周りの音が聴きやすいほうでしたが、AirPods Proではそれ以上に周りの音が聴き取りやすい。
というか音楽を流さなければ、何も耳に装着していない状態と同じくらいの
音質はAirPodsよりも良い
AirPodsの音質はバランスが良く、聴きやすくてとても気に入っていましたが、AirPods Proの音質はさらにGOODです。
AirPodsに似たクリアな音質ですが、Proではそのクリアさがさらにキレイになったように感じたのと、カナル型になったことで低音が少し強くなったように感じます。
カナル型が苦手な僕でも大満足な理由
周りの音が聴こえづらいカナル型が苦手で敬遠していた管理人ですが、AirPods Proは苦手な僕でも大絶賛したいほど気に入りました!
その理由は「外部音取り込みモード」です。
AirPods Proに内蔵されたマイクから周りの音を聞き取って、イヤフォンのスピーカーから流してくれるので、耳が塞がっていても周りの音がよく聞こえるのが最高です。
またノイズキャンセリングとの切り替えも、軸部分にある感圧センサーを長押しするだけで一瞬でできるので、周りの人と会話をするときは「外部音取り込みモード」、電車に乗っているときは「外部音取り込みモード」というように、シーンに合わせて使い分けることができます。
まとめ
- ノイズキャンセリング機能は電車やバス乗車時に大活躍
- 外部音取り込みモードを使えば、補聴器みたいに周りの音がよく聞こえる
- 音質はAirPodsよりも向上
- タップ操作から「つまむ」操作に変わり、使いやすくなった
- ワイヤレス充電などの機能も継承
- 価格は3万円とちょっと高め
カナル型が苦手だったのでどうするか迷っていたのですが、買って使ってみたら、今年の買い物で最も気に入るくらい神アイテムでした…!
静かにして音楽に集中したいときは「ノイズキャンセリング」、周りの音を聞きながら音楽を楽しみたいときは「外部音取り込みモード」というように、シーンに合わせながらモードを切り替えることができるので、外で音楽を聴くのがより一層楽しくなりました。
3万円ほどとイヤフォンにしては値が張りますが、完成度が非常に高く、金額以上の価値は間違いなくあるので、おすすめです!
- 電車、バスで使う方
- 普通のAirPodsが耳に合わなかった方
- 装着した状態で周囲の音や、会話をしたい方
- 複数のApple製品を使ってる方
- 雨や汗で濡れることがある方