パナソニックの4K有機ELテレビ、TV-48Z90BとTV-48Z85A。どちらも48V型で、画面まわりの寸法まで同じ数字が並びます。
ところが公式の仕様書を突き合わせると、差は音まわりとゲーム向けの1項目に集まっていました! 48V型という置きやすいサイズだけに、中身の変化は気になるところです。
編集長48V型はテレビ台にも寝室にも収まりやすいサイズ。その中身が世代でどう動いたのか見ていきましょう!
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パナソニック(Panasonic)
パナソニック 48V型 有機EL テレビ 4K TV-48Z85A VIERA FireTV搭載 2024年エントリーモデル
8月20日 13:31時点の価格です(変動します)
TV-48Z90BとTV-48Z85Aのスペック比較
| 項目 | TV-48Z90B | TV-48Z85A |
|---|---|---|
| パネル | 有機EL | 有機EL |
| パネルサイズ | 48V型 | 48V型 |
| 画素数(水平×垂直) | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
| スピーカー構成 | フルレンジ2個+ウーハー1個 | フルレンジ2個 |
| 実用最大出力(JEITA) | 60W(15W+15W+30W) | 30W(15W+15W) |
| 音声操作 | ハンズフリー音声認識/リモコン音声認識 | リモコン音声認識 |
| 地上デジタルチューナー | 3 | 3 |
| BS・110度CSデジタルチューナー | 3 | 3 |
| BS4K・110度CS4Kチューナー | 2 | 2 |
| USBハードディスク録画 | 対応 | 対応 |
| HDMI入力端子 | 4系統(HDMI1・2は4K144Hz対応/eARC・ARCはHDMI2/ビエラリンク[HDMI]ver.5対応) | 4系統(HDMI1・2は4K120Hz対応/eARC・ARCはHDMI2/ビエラリンク[HDMI]ver.5対応) |
| ゲーム向け機能(HDMI1・2) | VRR/NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium(4K144Hzまで) | VRR/NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium(4K120Hzまで) |
| HDCP2.2対応 | 4系統すべて | 4系統すべて |
| USB端子数 | 3 | 3 |
| 無線LAN内蔵 | 搭載 | 搭載 |
| 画面寸法 | 幅1,052×高さ592mm(対角1,207mm) | 幅1,052×高さ592mm(対角1,207mm) |
| 外形寸法(スタンド含む) | 幅1,069×高さ708×奥行250mm | 幅1,069×高さ676×奥行250mm |
| 質量(スタンド含む) | 約19.5kg | 約19.5kg |
| 消費電力 | 256W | 249W |
| 待機時消費電力 | 約0.5W | 約0.3W |
| 年間消費電力量 | 153kWh/年 | 140kWh/年 |
| 梱包寸法 | 幅1,460×高さ785×奥行225mm | 幅1,413×高さ760×奥行225mm |
| 販売状況(メーカー公式) | 現行モデル | 生産終了 |
色が付いた11項目が違い。残る12項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは5つ|価格差に見合うかを見極める
違い 1ウーハーが増えて、実用最大出力が2倍になった
| TV-48Z90B | フルレンジ2個+ウーハー1個/60W |
| TV-48Z85A | フルレンジ2個/30W |
いちばん大きく動いたのは音です。TV-48Z90Bはフルレンジ2個にウーハーが1個加わり、3つのユニットで鳴らします。
実用最大出力(JEITA)は60Wで、内訳は15W+15W+30W。TV-48Z85Aは15W+15Wの30Wでしたから、数字の上では倍になった計算です。
低い音を受け持つユニットが独立すると、映画の効果音やライブ映像の土台がぐっと支えやすくなります。テレビの音だけで完結させたい方には効いてくるところ。
公式もZ90Bシリーズの紹介で「前向きスピーカーと新ウーハー」を掲げていました。音を前へ出す設計に振ったことがうかがえます!



サウンドバーを置く場所が無いお部屋なら、この差はけっこう大きいですよ!
違い 2ハンズフリーの音声操作に対応したのは新型だけ
| TV-48Z90B | ハンズフリー音声認識/リモコン音声認識 |
| TV-48Z85A | リモコン音声認識 |
音声操作の欄も分かれました。TV-48Z90Bはハンズフリー音声認識とリモコン音声認識の両方、TV-48Z85Aはリモコン音声認識だけです。
リモコンを手に取らずに話しかけて操作できるかどうかの差、と考えると分かりやすいでしょうか。
料理をしながら、洗濯物をたたみながらチャンネルを変えたい。そんな場面で手がふさがっていても声が届きます!
違い 3ゲーム向けの上限が4K144Hzへ。旧型は4K120Hzまで
| TV-48Z90B | HDMI1・2が4K144Hz対応 |
| TV-48Z85A | HDMI1・2は4K120Hz対応 |
公式の仕様書を開くと、HDMI端子の注記に差がありました。TV-48Z90BはHDMI1とHDMI2が4K144Hzに対応します。
TV-48Z85Aは同じ2端子が4K120Hzまで。VRRとNVIDIA G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premiumはどちらも対応です。
144Hzを受け取れるのはPCゲームが中心ですね。家庭用ゲーム機で遊ぶぶんには、両方とも4K120Hzで足ります。
残りのHDMI3と4に高フレームレートの注記はありません。ゲーム機やPCは若い番号の端子へつなぐのが正解です!
違い 4背が32mm高くなった。テレビ台の上は測っておきたいところ
| TV-48Z90B | 高さ708mm(スタンド含む) |
| TV-48Z85A | 高さ676mm(スタンド含む) |
外形寸法は幅1,069mm・奥行250mmが共通で、高さだけTV-48Z90Bが708mm、TV-48Z85Aが676mmでした。差は32mmです。
画面寸法はどちらも幅1,052×高さ592mmなので、映る面積が変わったわけではありません。
テレビ台の棚板の間に収める予定なら、この32mmが効いてきます。設置場所の高さを先に測っておくと安心ですね!
梱包寸法も新型のほうが一回り大きく、幅1,460×高さ785mmでした(旧型は1,413×760mm)。搬入経路が狭いお住まいでは頭の片隅に。
違い 5消費電力は新型のほうが少しだけ増えた
| TV-48Z90B | 256W/年間153kWh |
| TV-48Z85A | 249W/年間140kWh |
電気まわりは旧型が有利でした。消費電力はTV-48Z90Bが256W、TV-48Z85Aが249W。年間消費電力量は153kWh/年と140kWh/年です。
待機時も約0.5Wと約0.3Wで、わずかに新型が上。ユニットが1つ増えたぶんと考えれば、素直な結果でしょう。
とはいえ年間13kWhの差! 毎日長時間つけっぱなしにする使い方でなければ、決め手にするほどの開きではないでしょう。
同じところ|パネルも放送も、土台はそっくり共通
違いを探すより、そろっている項目のほうが多い2台です! 48V型の4K有機ELパネル(3,840×2,160)で、画面寸法も幅1,052×高さ592mm・対角1,207mmまで一致しました。
チューナーは地上デジタル3・BS/110度CS 3・BS4K/110度CS4K 2。外付けハードディスクへの録画にも両方が対応し、裏番組を録りながらの視聴もこなせます。
端子の数と役割は横並びです。HDMIは4端子で、eARCとARCはどちらもHDMI2が受け持ちます。HDCP2.2は4系統すべて対応、USBは3端子、無線LANも内蔵ですね。
質量は約19.5kg(スタンド含む)、梱包質量は約25.0kgで共通。壁掛けや設置の段取りは、どちらを選んでも同じ感覚で組めます。



映る中身と録れる番組は共通なので、あとは音と設置スペースで決めてしまって大丈夫です!
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パナソニック 48V型 有機EL テレビ 4K TV-48Z85A VIERA FireTV搭載 2024年エントリーモデル
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よくある質問
- Q画質に違いはありますか?
- A公式の仕様表で比べたかぎり、パネルはどちらも48V型の4K有機EL(3,840×2,160)で、画面寸法も同じ数値でした。仕様の上では画質に関わる項目の差は見当たりません。とはいえ映像処理の味つけまでは数字に出ないところがあります。店頭で見比べられる機会があれば、実際の映像で確かめてみてください。
- QTV-48Z85Aはまだ買えますか?
- Aパナソニック公式の製品ページには「生産終了」と表示されています。現行の有機ELラインアップに並んでいるのは42V型と48V型のZ90B、55V型と65V型のZ95C、77V型のZ95Bでした。流通に残っているぶんは購入できますが、在庫限りと考えておくのが無難でしょう。
- Q音の差はサウンドバーを足せば埋まりますか?
- A外部スピーカーにつなぐなら、本体スピーカーの構成差はあまり関係しなくなります。eARC対応の端子はどちらもHDMI2で共通ですから、サウンドバーの接続条件は変わりません。テレビ本体の音を主役にするかどうかが、この2台の分かれ目になります。
まとめ
違いはスピーカー構成・実用最大出力・音声操作・HDMIの上限リフレッシュレート・本体の高さ・消費電力の6点でした。パネルと放送まわりは共通です。
テレビの音だけで映画やライブを楽しみたい方、手を止めずに声で操作したい方はTV-48Z90B。外部スピーカーにつなぐ前提で、設置場所の高さに余裕がないならTV-48Z85Aという選び方になります。
ただしTV-48Z85Aは公式で生産終了の扱い! 候補に入れているなら、残っているうちに動いておくと後悔しにくいはずです。



サウンドバーを置くかどうか。そこが決まれば、答えは自然と出てきますね!
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