この記事では、レグザの4K Mini LED液晶55Z875Rと55Z870Nの違いを解説します!
どちらも55V型で、地デジを最大6チャンネル録りためられる全録テレビでした。
分かれたのは画質の土台とゲーム、そして音の出力です。
編集長1年ぶんの世代差がどこに出たのか、順に見ていきましょう!
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
55Z875Rと55Z870Nのスペック比較
| 項目 | 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|---|
| パネル方式 | 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト) | 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト) |
| パネルモジュール | 新開発 高輝度Mini LED 液晶 | 新開発 Mini LED 液晶パネルモジュール |
| 画素数(水平×垂直) | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 画面寸法(幅/高さ/対角) | 幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm | 幅121.0cm/高さ68.0cm/対角138.8cm |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| 超解像技術 | AI超解像/AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO(AI構図推定) | 超解像技術 |
| 美肌高画質 | ナチュラルフェイストーンPRO | ナチュラルフェイストーン |
| ネット動画高画質 | ネット動画ビューティPRO/ネット動画バンディングスムーサーPRO/AIコンテンツ判別 | ネット動画ビューティ |
| アニメ高画質 | アニメビューティPRO | ー |
| 地デジ高画質/自動映像調整機能 | 地デジAIビューティPRO/おまかせAIピクチャーPRO | 地デジAIビューティ/おまかせAIピクチャー |
| 広視野角 | 広視野角ワイドアングルシート | ー |
| 低反射 | 低反射コート | 低反射パネル |
| 広色域 | 広色域量子ドット | 広色域量子ドット |
| 倍速対応 | ●120Hz倍速(ゲームモード 144Hz VRR対応) | ●120Hz倍速 |
| HDR信号対応 | HDR10/HLG HDR/Dolby Vision/HDR10+ | HDR10+ ADAPTIVE/Dolby VISION IQ/HDR10/HLG HDR |
| チューナー(地上デジタル/BS・110度CS/4K衛星放送) | 9/3/2 | 9/3/2 |
| タイムシフトマシン | ●(地上デジタル最大6チャンネル) | ●(地上デジタル最大6チャンネル) |
| USBハードディスク録画 | 4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録 | 4Kダブルチューナーウラ録/BSも地デジも3チューナーW録 |
| 音声実用最大出力(JEITA) | 合計70W(2wayメイン15W+15W/トップスピーカー10W+10W/ウーファー20W) | 合計60W(2Wayメイン15W+15W/トップツィーター5W+5W/ウーファー20W) |
| スピーカー(個数) | 合計7個(フルレンジ2・ツィーター2・トップスピーカー2・ウーファー1) | 合計7個(フルレンジ2・ツィーター2・トップツィーター2・ウーファー1) |
| サウンドシステム/Dolby Atmos | 重低音立体音響システムZ/● | 重低音立体音響システムZ/● |
| HDMI入力端子 | 4系統(バージョンは公式に記載なし。eARC/ARCは入力端子2のみ) | 4系統(バージョンは公式に記載なし。eARC/ARCは入力端子2のみ) |
| HDMI 4K入力対応(18Gbps以下) | 3840×2160:144p/120p/60p/30p/24p | 3840×2160:120p/60p/30p/24p |
| HDMI 2.1規格対応機能 | 4K144p・4K120p・VRR(入力端子1・2のみ)/eARC(入力端子2のみ)/ALLM | 4K120p・VRR(入力端子1・2のみ)/eARC(入力端子2のみ)/ALLM |
| 1080p・WQHD入力対応 | ●(1080p 144Hz入力対応) | ●(1080p 120Hz、2560×1440 60Hz入力対応) |
| 映像遅延時間短縮/AMD FreeSync Premium | 約0.83msec/● | 約0.83msec/● |
| ビデオ入力端子(映像入力/音声入力) | ー | 1/1[L+R](変換ケーブルは別売) |
| 光デジタル音声出力/LAN端子/ヘッドホン端子 | 1/1/1 | 1/1/1 |
| USB端子 | タイムシフトマシン録画専用2(USB3.0)/通常録画専用1(USB3.0)/AV周辺機器専用1(USB2.0) | タイムシフトマシン録画専用2(USB3.0)/通常録画専用1(USB3.0)/AV周辺機器専用1(USB2.0) |
| 無線LAN内蔵 | ● Wi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) | ●(IEEE802.11a/b/g/n/ac) |
| Bluetooth対応 | ●(バージョンは公式に記載なし) | ●(バージョンは公式に記載なし) |
| レグザボイス(リモコン) | ●レグザAIボイスナビゲーター | ● |
| ダブルウィンドウ/レグザAI快適リスニング | ●(どちらも搭載) | 公式仕様表に項目なし |
| 付属リモコン | CT-90506 | CT-90504 |
| 消費電力 | 250W(待機時0.5W・機能動作時22W) | 245W(待機時0.4W・機能動作時23W) |
| 年間消費電力量 | 130kWh/年 | 121kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 94%(2026年度基準) | 101%(2026年度基準) |
| 外形寸法(スタンド付き・幅×高さ×奥行) | 幅122.9×高さ77.0×奥行26.6cm | 幅123.3×高さ77.2×奥行26.5cm |
| 質量(スタンド含む/本体のみ) | 23.5kg/19.1kg | 23.5kg/19.8kg |
| 発売日 | 2025年7月4日 | 2024年5月31日 |
| 販売状況(メーカー公式) | 販売中 | 在庫限り |
色が付いた28項目が違い。残る13項目は同一仕様です。
実売価格は上の商品ボックスでご確認ください。
違いは5つ|1年の世代差はどこに出たのか
違い 1パネルもエンジンも、そろって新しくなりました
| 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|
| 高輝度Mini LED 液晶/レグザエンジンZRα | Mini LED 液晶パネルモジュール/レグザエンジンZR |
土台から違います。55Z875Rのパネルは高輝度Mini LED 液晶、55Z870NはMini LED 液晶パネルモジュールでした。
レグザは新しいほうを「従来比で約1.2倍の輝度、約1.5倍のエリア分割数」と説明しています。明暗の境目を細かく作れる、というわけですね。
映像処理エンジンもレグザエンジンZRαとレグザエンジンZRで別物。人肌もアニメもネット動画も、処理の名前が「PRO」付きに変わりました。
さらに、広視野角の欄は55Z875Rが広視野角ワイドアングルシート、55Z870Nは「ー」です。斜めの席から見る機会が多いなら見逃せません!



リビングの端に座る家族がいるご家庭ほど、この差はありがたく感じるでしょう。
違い 24K/144p入力を受けられるのは55Z875Rだけ
| 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|
| 4K 144p/120p入力・144Hz VRRゲームモード対応 | 4K 120p入力まで(55Z870Nは144Hz VRR非対応) |
ゲーム好きには一番大きい差!55Z875RのHDMIは4K/144p入力まで受けられ、ゲームモードでは144Hz VRRが使えます。
55Z870Nは4K/120p入力まで。レグザの発表資料にも「55Z870Nは非対応」と、サイズを名指しで書いてありました。
ただし、高フレームレート入力とVRRが通るのは、どちらも入力端子1と2だけです。ゲーム機を何台もつなぐなら、挿す場所に気をつけましょう。
遅延の短さは約0.83msecで横並び。AMD FreeSync Premiumも両方に入っているので、家庭用ゲーム機だけなら55Z870Nでも困らないはずです。
補足4K/144Hzを活かすには、つなぐPC側もその出力に対応している必要があります。テレビだけ替えても数字は上がりません。
違い 3音は70Wと60W、天井へ返す部分が変わりました
| 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|
| 合計70W(トップスピーカー10W+10W) | 合計60W(トップツィーター5W+5W) |
スピーカーの数は7個で同じでした。違うのは出力です。55Z875Rが合計70W、55Z870Nは合計60W。
差が出たのは天井へ音を返す部分で、55Z875Rはトップスピーカー10W+10W、55Z870Nはトップツィーター5W+5Wという作りです。メインの2wayとウーファー20Wは共通でした。
Dolby Atmosはどちらも対応します。ただ、聴き比べないと音の印象までは言い切れません。迫力を足すならサウンドバーが近道です!



頭上を通る雨や飛行機の音は、上向きのスピーカーが強いほど分かりやすくなるものです。
違い 4話しかけて番組を探せる「レグザ インテリジェンス」
| 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|
| レグザAIボイスナビゲーター搭載 | レグザボイス(リモコン) |
55Z875Rのボイス機能はレグザAIボイスナビゲーター、55Z870Nはレグザボイス(リモコン)でした。
生成AIを使うので、「最近話題のドラマ」といった曖昧な言い方でも文脈をくんで探してくれます!本体マイクによるハンズフリー操作にも対応しました。
音声と環境音のバランスを整える「レグザAI快適リスニング」も、55Z875Rから加わった機能です。
スポーツ中継では解説を薄めて歓声を立てる、といった調整ができるのは新しいほうだけ。
左右に別の映像を並べる「ダブルウィンドウ」も同じく上乗せぶんで、付属リモコンはCT-90506へ変わりました。



AirPlay 2やスマートスピーカー連携は55Z870Nにも入っているので、まるごと別物というわけではありませんよ。
違い 5つなぎ口と電気代は、55Z870Nに分があるところも
| 55Z875R | 55Z870N |
|---|---|
| Wi-Fi 6対応/ビデオ入力なし/年間130kWh | Wi-Fi 5まで/ビデオ入力1系統/年間121kWh |
新しいほうが全部勝ち、とはなりませんでした。無線LANは55Z875RがWi-Fi 6(IEEE802.11ax)、55Z870NはIEEE802.11acまでです。
反対に、赤・白・黄のケーブルでつなぐビデオ入力端子を持っているのは55Z870Nのほう。古いビデオデッキを残している家では効いてきます!
年間消費電力量も、55Z870Nの121kWhに対して55Z875Rは130kWhでした。省エネ基準達成率は101%と94%で、旧型のほうが上でした。
なお、55Z870Nはメーカー公式では「在庫限り」の扱いです。
補足55Z870Nのビデオ入力を使うには、専用の変換ケーブルが別に要ります。本体には同梱されていないため、市販品を探すことになります。
同じところ|全録の中身と画面、端子の数はそろっています
- 画面55V型・3840×2160・幅121.0×高さ68.0cm
- 全録タイムシフトマシンで地上デジタル最大6チャンネル
- 録画4Kダブルチューナーウラ録・BSも地デジも3チューナーW録
- 端子HDMI 4系統(eARC/ARCは入力端子2のみ)・USB 4系統・LAN 1
- ゲーム瞬速ゲームモード・約0.83msec・VRR・ALLM・FreeSync Premium
- 音響スピーカー7個・ウーファー20W・重低音立体音響システムZ・Dolby Atmos
全録まわりは、そのまま引き継がれています。どちらもタイムシフトマシンで地上デジタルを最大6チャンネル、まるごと録りためられます!
チューナーの数も地上デジタル9・BS/110度CS 3・4K衛星2で共通です。HDMIは4系統で、eARC/ARCが使えるのは入力端子2だけという作りも変わりません。
画面の大きさは幅121.0×高さ68.0cmでぴたりと同じ。スタンドを含む質量も23.5kgで並びました。
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
よくある質問
- Q全録できるチャンネル数に違いはありますか?
- Aどちらもタイムシフトマシンで地上デジタルを最大6チャンネル録画できます。利用には別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です。
- Qゲーム機をつなぐならどちらですか?
- A4K/120pとVRRはどちらも入力端子1・2で使えます。4K/144pが必要なPCゲーム向けなら55Z875Rです。
- Q55Z870Nはまだ買えますか?
- Aメーカー公式では「在庫限り」の扱いです。販売店の在庫がなくなり次第、手に入らなくなります。
- Q55V型でもっと上のモデルはありますか?
- A同じZ8 seriesには55Z890Sが加わりました。Mini LEDの新しい世代を探すなら、そちらも候補になるでしょう。
まとめ
違いはパネルとエンジン、4K/144p入力、音の出力、AI機能、端子と電気代の5点でした!
PCゲームを高フレームレートで映したい方、テレビの音だけで映画を楽しみたい方には55Z875Rがおすすめです。全録の中身は変わらないので、費用を抑えたいなら55Z870Nも選べます。
ただ55Z870Nは在庫限りの扱いです。長く使うつもりなら、AI機能まで入った新しいほうが後悔しにくいでしょう。



どちらを選んでも地デジ6chの全録は付いてくるので、そこは安心して選べますね。
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
9月16日 9:45時点の価格です(変動します)
同じ商品を扱った比較記事











