【比較】KI-TX100、KI-SX100、KI-RX100の違いまとめ！

シャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機でプレミアムモデルに、新型「KI-TX100」が登場しました。

ただし前モデルの「KI-SX100」「KI-RX100」と見た目も目立った機能も変わっていないようにも見えます。

シャープ「KI-TX100」「KI-SX100」「KI-RX100」の共通の特徴

「KI-TX100」「KI-SX100」「KI-RX100」は、プラズマクラスター加湿空気清浄機の最上位モデルになります。

「プラズマクラスターNEXT」を採用し、付着臭い原因菌を除菌できたりと、「プラズマクラスター25000」「プラズマクラスター7000」よりも高い空気浄化力を実現。

また二層構造の加湿フィルターを採用することにより、一体型の加湿空気清浄機の弱点でもあった加湿量も大幅に上がっています。

シャープ「KI-TX100」「KI-SX100」「KI-RX100」の違いを比較

	KI-TX100	KI-SX100	KI-RX100
プラズマクラスター 適用床面積（目安）	約23畳（約38m²）	約23畳（約38m²）	約23畳（約38m²）
空気清浄（目安）	～46畳（76m²）	～46畳（76m²）	～46畳（76m²）
加湿量	最大1,100mL/h	最大1,000mL/h	最大1,000mL/h
加湿空気清浄（目安）	プレハブ洋室～31畳（51m²） 木造和室～19畳（31m²）	プレハブ洋室～28畳（46m²） 木造和室～17畳（28m²）	プレハブ洋室～28畳（46m²） 木造和室～17畳（28m²）
水タンク容量	約4.3L	約4.3L	約4.3L
プラズマクラスター	プラズマクラスターNEXT	プラズマクラスターNEXT	プラズマクラスターNEXT
モニター	AIモニター	きれいモニター	きれいモニター
AUTOモード	AI AUTOモード	自動モード	自動モード
加湿内部洗浄	対応	なし	なし
プレフィルター自動掃除	なし	対応	対応
サイズ 幅x奥行x高さ	427x305x700mm	427x345x700mm	427x345x700mm
重量	約14kg	約16kg	約16kg
カラー	グレー KI-TX100-H	ホワイト KI-SX100-W	ホワイト KI-RX100-W
発売	2024年9月	2023年9月	2023年1月

シャープ「KI-TX100」「KI-SX100」「KI-RX100」の違いを簡単にまとめました。

【違い1】「AIモニター」搭載で、室内にただよう粒子数を見えるように

新型モデル「KI-TX100」では、本体に専用のカラーディスプレイが搭載され、空気環境が詳細に確認できるようになりました。

粒子を数と色で見える化することに加え、過去30分の粒子数を確認できます。

またこのディスプレイでは、温度や湿度、加湿状況や、お手入れ時期の目安、電気代の目安を表示させることも可能です。

【違い2】オートモードが「AI AUTOモード」に進化

従来のモデルも自動モードは搭載されていましたが、新型KI-TX100では「AI AUTOモード」に進化。

室内の1リットルあたりの粒子数を測定し、それに応じて風量を11段階で細かく調整。これにより、クリーンルーム規格Class8レベルの空気環境といった、より高い清潔基準を実現できます。

【違い3】「加湿内部洗浄」で加湿フィルターをかんたん洗浄

従来品では、加湿フィルターを定期的に手動で洗浄する必要がありましたが、新型KI-TX100では「加湿内部洗浄」を新たに搭載され、簡単に手入れができるようになりました。

トレー内に、クエン酸と水を入れて洗浄ボタンを押すことで、本体が加湿フィルターを自動で洗浄します。

また新型は、「フラットトレー」を採用し、水垢などで汚れやすい部分の掃除がしやすくなっています。

洗浄後は、タンクとトレー、フィルターのすすぎ洗いが必要です。

【違い4】「プレフィルター自動掃除」は廃止に

従来モデルは、プレフィルターに付着した埃やゴミを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除」が搭載されていましたが、新型KI-TX100では廃止されています。

プレフィルターが自動掃除され、集じん性能が持続される機能ではありましたが、新型モデルではこまめなプレフィルターの清掃が必要になります。

【違い5】加湿量が少しアップ

KI-TX100	KI-SX100・KI-RX100
最大1,100mL/h	最大1,000mL/h

新型モデルでは、加湿量が1割り程度アップしています。

少しでも加湿性能を重視したい方は新型「KI-TX100」を検討するといいでしょう。

【違い6】デザインが刷新！カラーバリエーションも変更に

長らくデザインの変更もありませんでしたが、新型モデルではデザインがガラッと刷新されています。

また本体カラーが、「ホワイト」から「グレー」に変更され、落ち着いた印象になりました。

「KI-SX100」と「KI-RX100」の違いはとくになさそう

「KI-SX100」と「KI-RX100」は、型番が変更されただけで、とくに変わった箇所はなさそうです。

その前のモデルのときも、型番の変更と「使い捨て加湿プレフィルター」の枚数が変更されただけだったので、今回のモデルチェンジでも型番の変更のみのようです。

まとめ

「KI-TX100」「KI-SX100」「KI-RX100」の違いを比較してみました。

新型モデルでは、デザインから機能まで結構大幅に変更されています。

とくに重要なのが「加湿内部洗浄」が追加されたことではないでしょうか。個人的には、加湿フィルターの掃除の方が手間がかかるため、「プレフィルター自動掃除」よりも「加湿内部洗浄」の方がありがたいと感じます！