Proではない素のAirPodsの新型「AirPods(第3世代)」が登場しました。
僕は現在「AirPods Pro」を使っていますが、カナル型の閉塞感がやや苦手で、オープンエアー型の新モデルが気になって購入しました。
「AirPods Pro」「AirPods(第2世代)」と比べながらレビューをしていきたいと思います!
「AirPods(第3世代)」の特徴
- 耳を密閉しないオープンエアー型
- 空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキングに対応
- AirPods Proに近い形状になり、軸も短くなった
- Proと同じ感圧センサー搭載で、つまんで操作
- 肌検出センサー搭載で、ポケットの中などで誤再生を防ぐ
- 耐汗耐水で汗や雨に強くなった
- MagSaf充電に対応
- 価格は23,800円(税込)
Proではない素のAirPodsになりますが、前モデルの第2世代から別物といってもいい程の進化を遂げています!
まず形状は、AirPods Proのイヤーチップをなくしたような形状になり、うどんと呼ばれる軸も短くなりました。
そして「空間オーディオ」「耐汗耐水」「感圧センサーでの操作」に対応するなど、アクティブノイズキャンセリングがないだけのAirPods Proと言ってもいいくらいです。
さらに、AirPodsに肌が触れているのを感知する「肌検出センサー」が新たに搭載され、ポケットの中で勝手に音楽が再生されるのを防いでくれたり、新しいドライバーを採用し音質が向上するなど、AirPods Pro以上に優れた部分も。
外観レビュー
きました、きましたAirPodsの三男!
充電ケーブルの「USB-C – Lightningケーブル」が付属してきます。
USB-Cケーブルを指して充電できる訳ではないのがやや残念ですが、MagSafe充電、ワイヤレス充電にも対応しているので、個人的にはLightningでもそこまで困りません。
充電ケースの見た目は、AirPods Proとほとんど同じです。
サイズが少し違っていて、Proよりも少しの横幅が小さいです。
厚みはほとんど同じですね。
「AirPods (第2世代)」も含めた、3つのAirPodsと並べてみました。
従来は縦長でしたが、今は横長がスタンダードに。
使い方はこれまでのAirPodsと同じで、蓋を開けるとAirPodsが顔を出し、すぐにペアリングが始まります。
「AirPods(第1世代)」と「AirPods(第2世代)」は同じ見た目でしたが、今回の「AirPods(第3世代)」はガラッとイメチェンしています。
「AirPods(第2世代)」から比べると、軸の部分が結構短くなりました。
耳に入る部分のも、より丸みを帯びた形状になり、これまで耳から抜けやすかった方でも第3世代なら耳に合う可能性がありそうですね。
「AirPods Pro」と比べると、イヤーチップがないだけで、軸の長さも形状も近いです。
「肌検出センサー」が新たに追加されたので、黒いセンサー部分が大きくなってます。
マイク部分には、特殊な網で覆うことで、風の音を最小限に止めることができるみたいです。
AirPodsの操作は、AirPods Proと同じ「感圧センサー」になり、つまんで操作できるようになりました。
AirPods Proに慣れている方は、違和感なく使えると思います。
「AirPods(第3世代)」を使って良かったこと
カナル型じゃないから耳が疲れにくい。自宅内使用では最高
僕はカナル型の耳が密閉される感じが少し苦手。
ここ2年近くは「Air Pods Pro」を愛用していましたが、やはり長時間装着していると、耳の穴が痒くなってきたり、密閉されるので疲れやすいと感じることもありました。
そして今回の「AirPods(第3世代)」ですが、やはり耳が塞がれない為、耳へのストレスが少なく、長時間使用しても疲れにくいと感じました!
外では周りの音が入ってくるので、ノイズキャンセリングもあるProのほうが勝っていますが、自宅の中では装着感のいい「AirPods(第3世代)」のほうが快適。
音質はAirPods Proと同等か、それ以上
最新のドライバーが使われているようで、明らかにAirPods(第2世代)よりも、高音も低音も向上しているように感じました。
低音もProと同じくらい出ているので、静かな場所ではAirPods Proに近い感じ。
また「空間オーディオ」と「ダイナミックヘッドトラッキング」にも対応したので、対応する音源では前モデルよりも立体感のある音を楽しめました!
Proと同じ感圧操作になって、操作しやすい
AirPodsの操作は、AirPods Proと同じ「感圧センサー」になり、つまんで操作できるようになりました。
これまでのタップ式だと、なかなか反応してくれないときがあったり、タップしたときの「ポンポン」という音が耳にダイレクトに流れてきてたので、つまんで操作できるほうが快適です。
「AirPods(第3世代)」で気になったこと
オープンエアーなので、騒音の大きい場所での使用にはあまり向かない
オープンエアー型で、アクティブノイズキャンセリング機能もないので、騒音の大きい場所での使用にはあまり向きません。
とくに電車やバスでは、騒音がダイレクトに耳に入ってくるので、音量をかなり上げないと、音楽が全然聞こえませんでした。
音を上げすぎるのは耳によくありませんし、周囲へ音漏れの恐れもあります。
価格がちょっと高い
AirPods Pro | AirPods (第3世代) | AirPods (第2世代) | |
---|---|---|---|
価格(税込) | 30,580円 | 23,800円 | 16,800円 |
価格は第2世代から7000円も値上がりしました。
AirPods Proよりは7000円ほど安いので、ちょうどその中間くらいの価格です。
追加された機能を考えると打倒な価格だと思いますが、第2世代の1万円台で購入できる価格から考えると、ちょっと高く感じてしまいますね。
でも価格を含めても、だいぶ進化しているので個人的に満足度は高いです。
まとめ
- ノイズキャンセリング機能がないだけのAirPods Proと呼びたいAirPods
- やはり密閉しないオープンエアー型は装着感が楽
- 電車やバスでの使用はちょっと厳しい
- 価格は高くなったけど、個人的に気に入ってる
価格差がそこまで大きくないので、アクティブノイズキャンセリングのある「AirPods Pro」を選んだほうが満足度が高いとは思います。
しかし、カナル型が苦手な方や、室内での使用がほとんどな方には「AirPods(第3世代)」のほうが断然快適です。
少し贅沢な使い方ではありますが、外ではAirPods Pro、自宅ではAirPods(第3世代)という使い分けが気に入っています。