DELLの27インチディスプレイで、「U2724D」と「U2724DE」の似ている2つのモデルがあります。
この記事では、「U2724D」と「U2724DE」の違いとどちらがおすすめか解説してきます。
- 「U2724D」と「U2724DE」の違い
- 「U2724D」と「U2724DE」どちらがおすすめか
【DELL】「U2724D」と「U2724DE」の違いを比較
U2724D | U2724DE | |
---|---|---|
外観 | ||
画面サイズ | 27インチ | 27インチ |
パネル | IPS Black | IPS Black |
表面処理 | ノングレア | ノングレア |
解像度 | 2560×1440 | 2560×1440 |
輝度 | 350cd/m2 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 2000:1 | 2000:1 |
最大表示色 | 10.7 億色 | 10.7 億色 |
視野角 (上下/左右) | 178°/178° | 178°/178° |
HDR規格 | – | – |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
応答速度 | 8ms(通常モード) 5ms(高速モード) | 8ms(通常モード) 5ms(高速モード) |
色域 | sRGB:100% BT.709:100% Display P3:98% DCI-P3:98% | sRGB:100% BT.709:100% Display P3:98% DCI-P3:98% |
FreeSync | – | – |
NVIDIA G-SYNC | – | – |
Adaptive-Sync | – | – |
フリッカーセーフ | ○ | ○ |
映像入力端子 | HDMI1.4×1 DisplayPort1.4×1 | HDMI1.4×1 DisplayPort1.4×1 USB-C(Thunderbolt4/給電最大90W)x1 |
その他接続端子 | DisplayPort1.4(出力)x1 USB-C アップストリーム(データ専用)x1 USB-C ダウンストリームx1 USB-A ダウンストリームx3 | DisplayPort1.4(出力)x1 USB-C ダウンストリーム(Thunderbolt4)x1 USB-C アップストリーム(データ専用)x1 USB-C ダウンストリームx1 USB-A ダウンストリームx4 LANポート(RJ45)x1 |
ヘッドフォン出力 | ○ | ○ |
HDCP | HDCP1.4 | HDCP1.4 |
USBハブ機能 | ○ | ○ |
スピーカー | なし | なし |
スイーベル機能 | 左右45° | 左右45° |
ピボット機能(回転) | 左右90° | 左右90° |
スタンド高さ調整 | 150mm | 150mm |
チルト機能 | 上:21°/下:5° | 上:21°/下:5° |
VESAマウント | 100mm×100mm | 100mm×100mm |
付属品 | 電源ケーブルx1 DPケーブルx1 USB-A/USB-Cケーブルx1 | 電源ケーブルx1 DPケーブルx1 USB-A/USB-Cケーブルx1 Thunderbolt4 ケーブルx1 |
その他機能 | – | KVMスイッチ機能 |
サイズ (幅x高さx奥行) | 612.24×385.58~535.58×192.28mm | 612.24×385.58~535.58×192.28mm |
重量 | 6.56kg | 7.37kg |
「U2724D」と「U2724DE」の違いを表にまとめてみました。
比較して、優っている箇所を赤文字にしています。
【違い1】U2724DEは「USB-C(Thunderbolt4)」の映像入力に対応!ノートPCへの給電なども可能に
U2724DとU2724DEの最大の違いは、「USB-C(Thunderbolt4)」の有無です。
U2724DEには「USB-C (Thunderbolt 4)」ポートが搭載されており、対応するPCからの映像入力をUSB-C接続で行えます。
またMacBookなど対応したPCには、ケーブル1本でディスプレイ側からPCへ電源の給電も可能です。
ノートPCへは電源ケーブルを別途接続しなくてよくなるので、ケーブルが減らせてスッキリできます。
またディスプレイに備わっているUSB端子に、マウスやキーボードを接続すると、これらの機器もUSB-Cケーブル1本で接続できます。
LAN端子もあるので、有線LANをディスプレイ側で接続することも可能です!
【違い2】自動KVM対応で、2台のパソコンで同じキーボード、マウスをシームレス操作
U2724DEには、自動KVM機能に対応しています。
自動KVMスイッチは、複数のコンピューターを、一つのキーボード、モニター、マウスを自動切り替えできる機能です。
ディスプレイに接続した機器を、2台のパソコン間で切り替えながら操作できるので、普段複数のパソコンを利用している方に便利な機能になります。
ディスプレイ自体の性能は基本的に同じ
接続端子や機能に違いはありますが、ディスプレイの性能の差はほとんどありません。
重量の差はありますが、解像度やリフレッシュレートなど基本性能は変わらないので、「USB-C(Thunderbolt4)」での接続や、KVM機能が必要かどうかで選ばれるのがおすすめです。
まとめ
- U2724DEは「USB-C(Thunderbolt4)」の映像入力に対応!ノートPCへの給電なども可能に
- 自動KVM対応で、2台のパソコンで同じキーボード、マウスをシームレス操作
- ディスプレイ自体の性能は基本的に同じ
DELL「U2724D」と「U2724DE」の違いをまとめました。
ディスプレイ自体の性能には差がありませんが、「U2724DE」には「USB-C(Thunderbolt 4)」ポートと「KVM機能」が追加されています。
HDMIやDisplayPortでの接続のみを考えている方には少し価格が抑えれている「U2724D」がおすすめです。しかし、MacBookなどをUSB-Cで接続したい方や、複数のPCを1つのマウス・キーボードで操作したい方には「U2724DE」がおすすめだと思います!