スマートリモコンの中でも評判のいい「Nature Remo」
自宅にある家電の赤外線リモコンを登録することで、スマートフォンやスマートスピーカーから、その家電を操作することができる便利なアイテムです。
今回はその「Nature Remo」に待望の新型モデル「Nature Remo 3 (Remo-1W3)」が登場したので、前モデル「Nature Remo 2 (Remo-1W2)」と比較しながらレビューしたいと思います!
「Nature Remo 3」の「Nature Remo 2」との違い
①Bluetooth LE搭載で、対応したBluetooth機器を操作&初期設定が簡単に
新たに「Bluetooth LE」を搭載をすることで、赤外線のものだけでなく、対応したBluetooth機器もNature Remoで操作できるようになります。
ただし現段階では1機種のみ。
順次対応機種を増やしていくそうですが、しばらくはあまり活かせないかもしれません。
そしてその対応する1機種は、大人気のめざましカーテン「mornin’ plus 」
カーテンを自動で開閉するアイテムで、起きる時間に合わせてカーテンを自動で開けるようにすれば、朝日で気持ちよく目覚めることができます。また日が暮れる時間に合わせて自動で閉めるようにすることも!
「Google Home」や「Amazon Echo」などのスマートスピーカーと接続することで「Nature Remo3」がネットワークハブとなり、声でカーテンの開閉ができるようです。
②各種センサーの精度が向上し、より正確なオートメーション設定が可能に
Nature Remo 2と搭載されているセンサーの種類は変わらないものの、センサーの精度が向上してるそうなので、より正確なオートメーション設定が可能になっています。
③価格は据え置きの¥9,980(税込)
価格は据え置きで、Nature Remo 2と同じ¥9,980(税込)で販売されます。
2を購入される予定なら「Nature Remo 3」購入をおすすめします。
Nature Remoの比較表
普通の「Nature Remo 」と「Nature Remo mini」で迷いますが、自動制御をしたいかどうかで判断するといいと思います。
部屋の温度に合わせてエアコンの設定温度を自動調整させることくらいは「Nature Remo mini」でもできますが、湿度センサーが搭載されている「Nature Remo 3」では「湿度が高かったら除湿運転に切り替える」なんてことや、照度センサーを使って「暗くなったら自動で照明を点灯」したり、人感センサーで「一定時間、人がいなかったらエアコンや照明をオフにする」などの応用ができます。
「Nature Remo 3」 レビュー
それでは開封していきまーす!
付属品
- Nature Remo 3本体
- 電源アダプター(2mのケーブルと一体型)
- 取扱説明書
付属品はこんな感じ。
Nature Remo miniでは、USBケーブルのみですが、3では一体型の電源アダプターが付属してくるので、他に何も買わなくてもそのまま使い始めることができます。
前モデルでは、USBケーブルと電源アダプターが別々なタイプでしたが、今回は一体型になっています。
見た目がスッキリ、コンパクトに
見た目は艶のないスッキリしたデザインになりました。また本体の表面に盛り上がりもないストレートな形状になっています。
後ろ側には「Nature Remo mini」と同じ穴があり、壁掛け時計と同じように、壁にネジなどを取り付けてそのまま本体を引っ掛けることができるようになりました。
前面と、背面では色が違い、前面はホワイトで、他はシルバーのツートンカラー。
これまで愛用していた「Nature Remo 2」と比較。
「Nature Remo 3」では本体が少し小型になりました。
「Nature Remo 2」は両面テープを使って壁に固定するタイプでしたが、新型「Nature Remo 3」ではminiと同じようにネジなどで固定することができるようなっています。
LEDは前モデルよりも少し抑えた感じに。
設定がBluetoothで簡単に
それでは設定していきます。
「Nature Remo 3」はBluetoothを搭載したことにより、設定が非常に簡単になっています。
設定に使用するスマートフォンのBluetoothを使うことで、前モデルみたいにNature RemoとスマートフォンをWi-Fiでリンクさせる必要なくなりました。
Bluetoothでリンクさせるとデバイスが見つかります。
使用するWi-Fiのパスワードを入力します。
ファームウェアのアップデートが!
前モデルはファームウェアの更新はなかったような…?
これで登録完了です。
旧モデルから買い替える場合は、リモコンデータを引き継ぐことができます。
引き継ぎたいNature Remoを選びます。
これで引き継ぎ完了!
前のリモコンデータがそのまま使えました!
Nature Remo 2同様に豊富なセンサーが搭載されています。
他の温度計、湿度計とずれがある場合は、校正値を調整することでずれをなくすことができます。
リモコンの登録方法
新しくリモコンを登録するのも簡単!
登録する家電のジャンルを選びます。
このような画面が現れるので、
画面に表示されたイラストのように、Nature Remo本体に向かって、リモコンのスイッチボタンを押します。
すると、登録しようとする家電が見つかりましたと表示されるので、真ん中にある「電源」をタップしてみましょう。
家電の電源が入ったら、「問題なく動いている」を押します。
登録する家電に名前をつければ完了です。
1つの部屋で使うエアコンなら「エアコン」でいいですが、複数の部屋にNature Remoを置いて、複数のえあこんで使う場合は「寝室のエアコン」「リビングのエアコン」などとわかりやすいように名前をつけるといいでしょう。
エアコンの操作はこんな感じの画面で、すごくシンプルでスッキリしたデザインで、直感的に操作できます。
センサーが豊富&センサー精度が向上したことでオートメーションも便利に
「Nature Remo mini」は温度センサーしかないので、温度とスマートフォンのGPSをつかた自動化しかできませんが、「Nature Remo 3」は「湿度」「照度」「人感」など豊富なセンサーがあるのでminiよりも色々なことができます。
また「Nature Remo 3」では前モデルよりもセンサー精度が向上しているので、より正確に自動制御できそうです。
これは一例ですが、オートメーションを使えばこんなことができます↓
- 部屋の温度が30°以上になったらエアコンをつける
- 湿度が70%以上になったら除湿モードにする
- 部屋が暗くなったら照明をつける
- 人がいなくなって30分経過したら、電気とエアコンを消す
スマホスタンドに乗せてみた
壁に両面テープやネジで穴を開けて固定するのが嫌だったので、スマホタブレットスタンドに乗せてみました。
高さや角度を自由に調整できるスタンドです。
なかなかよくないですか?
色もホワイトで合っていますね。
直角にすることができるので、壁にぴったりくっつけることもできます。
まとめ
- Bluetooth搭載で対応機種も操作できるようになった
- センサー精度が向上
- 本体サイズが小さくなり、デザインも変更
以上、新型「Nature Remo 3」のレビューでした!
「Nature Remo」は動作も安定していますし、UIもスッキリして、とても使いやすい安定のスマートリモコンです。
Bluetooth機能は、現段階では「mornin’ plus 」のみなので、僕はあまり恩恵を感じませんが、対応機種も増やすみたいなので今後に期待しています。
「Nature Remo 2」からは無理して買い替える必要はあまりないと思いますが、センサー精度が向上しているので、オートメーションを細かく設定している方は買い替えることでより正確に制御できる可能性があります。